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Memory Board そのときどきに私が感じたことや思いなどを書き綴っています。

大島コーチ
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「フィニッシュ」で決めろ!(1319)



強くなりたいあなたに贈る100ぐらいの法則 -126-

「フィニッシュ」の形が良いことが素晴らしいスイングに結びつくことが多い。ポイントを解説していこう。

(肘は軽く曲がる)

スイング中に肘を(自分の力で)伸ばすような動きは上級者ではほとんど(というかまったく)見られない。

スイング動作の最中に腕が若干伸びるのは、身体の回転動作でラケットが外側に振られるからだ。

自分の力で(腕の後ろ側の筋肉の力を使って)腕を伸ばすように打っているのではない。

このことは、筋電図といって筋肉がどれくらいの力を発揮しているのかを調べる機械を使って測定した実験結果からもわかっている。

特にインパクト前後では肘は固定するように筋肉は働いていて、決して腕を伸ばすようには力を使っていない。

そして、インパクトの後に力が抜ければ、筋肉はラケットの重さと動きで外側に引っ張られるのを引き戻すように「自然」に力を発揮するので、腕は「自然」に軽く曲がるのである。

腕が「自然」に、楽にフィニッシュで曲げられずにつっぱって(伸び切って)しまうような打ち方になってしまう人は、少しクロスコートに打つ練習をしよう。

ただし、強くスピンをかけてショートクロスに打つのではなく、センターベルトあたりを狙って深いドライブボールを打つように心がけると、楽に腕が曲がって「自然」に「ドライブボール」が打てるようになる。

(肘は少し引きあがる)

腕が「自然」に曲がるためにはある程度上腕が胴体から離れていなくてはならない。

上腕を胴体に強く引き付けて腕を曲げようすると腕は曲げにくい。

上腕を少し胴体から離して(脇を軽くあけて)腕を曲げるとかなり楽に曲がるのが分かるだろう。

この「脇をあける」感覚はとても大切である。

これも神話のひとつだ。

「膝を曲げる」、「脇を締める」、「手首を固定する」という神話が強く信じられてきた。

良く考えると間違いとまではいえないことなのだが、間違って理解してきたことで技術が向上しなかった人も多いだろう。

私はこの「脇をあける」ことがうまくできない人に対して「打ち終わった後に脇のにおいを嗅ぐように」と指導している。

夏場にはちょっと厳しい(?)指導法であるが、上腕を引き上げ、楽に腕が曲がる感覚を掴むには良い方法である。

ただし、脇はただあければ良いというものではない。

胸の前、肩の前の筋肉を軽く締めるように打つことが大切である。

その時、膝の上下動をあまり大きく使わないように心がけたい。

膝の上下動が大きいと身体のバランスをとるために上腕が胴体のほうに強く引き付けられてしまう。

これでは上腕がうまく振り抜けずに肘を「自然」に引き上げるようなスイングができない。

(手首の力が抜ける)

インパクトの衝撃に耐えるために「手首を固定」するほうが良いと教えられてきたが、自分で「意識的」に力を発揮することはあまりよくないことは解説した。

また、「手首を強く固定する」とスムースなスイングを妨げてしまうのである。

手首を強く曲げると身体はどのように動くだろうか。

手首を強く曲げると上腕が胴体に強く引き付けられて脇が強く締まる。

これは、私が「演歌歌手打法」と呼んでいる、あまり好ましくないスイング動作である(実は私はこの打ち方が身についてしまっている)。

上腕を胴体から離してスイングすることが大切だと解説してきた。

それができなくなるのでスイングは当然不自然になりやすい。


このようなポイントに注意してスイング動作を繰り返すことで、皆さんが素振りでやっているような「自然」なスイングができるようになる。

このスイングで打球すれば、ボールは「自然」と順回転の「ドライブボール」になっている。

この打球の感覚を身に付けることで、「会心のショット」が打てることも多くなるだろう。

そして、腕の力を抜いてスイングすることが(感覚的に)できるようになってきたら、少し意識して上腕を大きく振ることを練習してみよう。

鋭いスイングができるようになっているはずだ。

「自然」という言葉が何度も出てきたが、「ナチュラルスイング」、これが「基本」のスイング動作である。

強くなるためには身につけなくてはならない。

実際に打球するときに素振りのようにリラックスしてスイングすることは難しいと思うが、何度も素振りを繰り返し、意識しなくても力の抜けた「自然」で「基本的」なスイングができれば、きっと強くなる!間違いない。


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ジャーナル | 投稿者 大島コーチ 06:20 | コメント(0)| トラックバック(0)

基本のドライブを身につけろ(1318)



強くなりたいあなたに贈る100ぐらいの法則 -125-

こう考えてくると、「ドライブボール」がいかに「自然」で「基本的」であるかがわかる。

もちろん、人によっては「フラット」にこだわる人もいるだろう。

しかし、実際には純粋な「フラットボール」は存在しない。

テニスは限られたコートに入れなくてはならないスポーツなので、より確率良くインコートに打ち込むためには順回転をかけるほうがはるかに有利である。

実験的に調べた結果でも、「フラットで打ってください」と指示して打球してもらったボールのほとんどは順回転のボールであった。

「フラット」を打つように心がけてうまくいくことと、実際に「フラットボール」を打つこととは違うのである。

さて、ここまで説明して「ドライブボール」がより「基本的」であることは理解できたと思うので、それを効果的に練習する方法を解説していこう。

練習の内容は体力や技術レベル、年齢などによって変わってくるが、テニスをある程度はやっている方たちを対象とする方法を解説していくことにする。

まずはグリップであるが、以前に解説した「自分のグリップ」でより「自然」に握ってほしい。

そして、前に解説した「振り切るスイング」を何度か行ってみよう。

その時「フィニッシュ」の姿勢がどうなっているのかを確認してほしい。

肘が軽く曲がって少し上に引きあがり、手首の力が抜けてラケットヘッドは少し下がっているだろう。

ほとんど方はこの形になる。

それが「自然」だからだ。

もし、そうでないならば、ストレッチやリラクゼーションのようなトレーニングを熱心にした方が良い。

そのフォームで打つことを練習するよりもはるかに効果的だ。

この「フィニッシュ」の形が良いことが素晴らしいスイングに結びつくことが多い。



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基本のスイングとは(1317)



強くなりたいあなたに贈る100ぐらいの法則 -124-

ボールに順回転をかける「ドライブボール」がより「自然」で「基本的」であるというなら、同じように順回転をかける「トップスピン」は「基本」ではないのか、という疑問があるだろう。

実際に「トップスピン」全盛の時代があった。

多くの選手が「トップスピン」を武器に戦っていた時代である。

もちろん今も「トップスピン」は大切な武器となっている。

そのことは否定しないが、より「自然」で「基本的」なスイングは「何か」というのであれば、「トップスピン」は「ドライブボール」ほど「自然」ではない。

「トップスピン」を打つためには、肩と前腕の強い捻りが必要である。

確かにこのような動きは力を抜いて振り切ることができれば「自然」と起こってくる。

だが、より強い順回転のボール(これを「トップスピン」という)を打つためには、それを意識的に強く大きく行うように訓練しなくてはならない。

「ドライブボール」から発展的に習得できる技術といってもよいだろう。

勘違いしないでほしいのは、「トップスピンを打つな」ということではなく、より「自然」なスイングを求めて練習する過程で、自分の体力や戦術に適した技術を身につけることが大切なのであって、なんでもかんでも「基本」にまとめてしまうことは大変危険である。

「基本」は「基」になるものであるが、そこから変化していく過程で自分に最も適した形へと進化していくと考えてほしい。


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自然なスイングとは(1316)



強くなりたいあなたに贈る100ぐらいの法則 -123-

小さい子に何も言わずに「ラケットを持ってごらん」というと、間違いなく「ウェスタングリップ」で握る。

床に転がっているラケットを上からむんずと掴み、そのまま振り回す。

ボールを打つときもそのままのグリップで器用に打つ子が多い。

その時、「基本」といわれる「イースタングリップ」などで打たそうものなら、ボールはとんでもない方向に飛んでいく。

これは「イースタングリップ」で握ろうとすると、前腕を少し内側に捻らなければならないが、この動作は人間だけが行うことができる動作であり、後天的に学習によって身に付けていく動作だ。

だから、身体動作が大人ほど学習され、洗練されていない子ども達にとって「ウェスタングリップ」のほうが「自然」なのである。
 
また、テイクバックをするときも、ラケットや腕を素早く後方に引くためにはうまく肩の捻りを使わなければならないが、この動作も後天的に学習されるものなので、子ども達にとってはちょっと難しい動作である。

ラケットを下に下げるほうが「自然」だ。

この状態からラケット面がぶれることなく(グリップを握る力が弱いので難しいと思うが)スイングすれば、ボールには「自然」と軽く順回転がかかる。

また、「力を抜いて」腕を振ることができれば、筋肉の伸張性反射が起こって筋肉は縮もうとするので、腕は「自然」に振れば「下から上へ」に振られることになる。

人間にとってより「自然」な動きが「基本」の動きであるとすれば、少し厚めのグリップで下から上にスイングすることで順回転がかかる「ドライブボール」がより「基本的」であるといえる。

この「基本的」な「ドライブボール」をより「自然」に打つことができるスイングを身に付けるためには「力を抜く」ことがもっとも大切である。

「力をうまく抜けば」インパクトで的確なグリップ力が発揮できるし、筋肉の反射の機構もうまく使えるので余分な筋力が必要なく、より「自然」に「ドライブボール」を打つことができる。


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ジャーナル | 投稿者 大島コーチ 06:57 | コメント(0)| トラックバック(0)

会心のショットを放つ(1315)



強くなりたいあなたに贈る100ぐらいの法則 -122-

ラケットを振り切り、抜群のタイミングでインパクトし、完璧にスイートスポットでボールをとらえると、じつに気持ちの良い余韻が手や腕だけではなく、全身に残る。

これを「会心のショット」と呼ぶ。

この「会心のショット」を打ったときに、何か自分の中の「感覚」が変わることもある。

ハンマー投げの金メダリスト室伏広治選手が自分の技術を追求する試行錯誤の中で「会心の一投」を放ったとき、何かが変わったような「感覚」を覚えたそうだ。

「感覚」が変わる、というのは難しい表現であるが、自分のイメージした通りに身体が動き、身体に心地よい余韻が残る、ということだ。

自分の能力がすべて凝縮された結果である。

イチローのいう「選球体」でボールを捉えて、それが会心であった時もそんな感じだろう。

これを何度か経験するうちに、自分の能力が磨かれ、高められていく。

そして、ある時突然の「ブレークスルー」が起こるのである。


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ジャーナル | 投稿者 大島コーチ 10:27 | コメント(2)| トラックバック(0)

正々堂々と戦う(1314)



私は何を子ども達に伝えていきたのかというと、それは「正々堂々と戦うことができるプレーヤーになる」ということです。

もちろん、技術的なアドバイスも行いますが、何よりも伝えたいのはこのことです。

「正々堂々と戦う」とは、「どんな状況でも自分のペースで試合をする」ということです。

試合では「嫌なこと」がたくさんあります。

相手のミスジャッジや親のプレッシャー、こころない応援、風が強く吹く、暑いなどの気候条件、戦うことに対する恐怖など、本当に嫌なことばかりです。

でも、試合ではそれが「当たり前」です。

それを強く「嫌だ!」と思ってしまうと「自分のペース」が乱れます。

相手のミスジャッジに対して、それが覆らないと分かっていても執拗に抗議し、それがかえって自分のペースを乱すことはよくあります。

相手の態度に腹を立て、イライラしてペースを乱すこともあります。

このような気持ちのままで戦ってうまくいくことは少ないですね。

どうすれば良いのか。

気持ちを切り替えて「正々堂々と戦う」ことです。

それしか「道」はありません。

公式戦であれば、レフェリーを呼ぶなどの権利をきちんと主張することも必要だと思います。

練習で嫌なことがあったときには、コーチにちゃんと説明することも大切です。

でも、その時「正々堂々」と主張することができなければ、それは「意味のあること」ではありません。

もちろん、試合では常に「自分のペース」を守り、勝つために前向きに相手と戦うことだけに集中し、「正々堂々と戦える選手」が強い選手です。

そのためには練習から「忍耐力」を訓練してほしいと思います。

スポーツは試合だけではなく、練習でも「嫌なこと」はたくさんあります。

多くの子ども達は、「嫌なこと」があると、ただそのことだけを主張したり、それを何とか避けようとしたりします。

親がそのことに対して過保護になることも多いかもしれません。

しかし、それで「正々堂々と戦う」ことができる選手になるための「忍耐力」が培われるとは思えません。

試合では練習とは比較にならないぐらい「嫌なこと」が多いものです。

まずはそのことを認識してほしいと思います。

そして、それに耐えて「自分のペース」を守り、「自分のテニス」を貫き、集中力を切らすことなく、「正々堂々と戦う」ことを心がけることです。

「自分のテニスができなかった」というのは言い訳だと思います。

そのための「訓練」がちゃんと練習でできていたのかを良く考えてほしいと思います。

もし、「嫌だ」と思うことに対してもチャレンジし続けてきた選手は間違いなく強くなる、それがスポーツです。

トリノオリンピック女子スピードスケートで4位入賞を果たした岡崎朋美選手が、コンマ何秒の差でメダルを逃したにもかかわらず、最後は笑顔でした。

苦しい練習をやりきった「思い」と試合で自分の力を存分に発揮できたという「満足感」が大きかったと思います。

「正々堂々」と戦うことができた選手の(くやしいに決まっていますが)すがすがしい思いに触れるとき、思わず涙してしまいます。

そんな選手に・・・育ってほしいと思います。


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コラム | 投稿者 大島コーチ 07:00 | コメント(19)| トラックバック(0)

背中の感覚を磨く(1313)



強くなりたいあなたに贈る100ぐらいの法則 -121-


人間は普段背中を意識することは少ない。

なので、力を入れるときには、つい前側の筋肉に力を入れる。

上腕の動きにしてもそうだ。

力を入れようとすると胸の前に腕を引き寄せるように(ボクシングのガードのように)する。

それとは反対の動きを意識してコントロールしようとするのであるから、はじめからうまくいくわけはない、と開き直って練習するのが良い。

また、感覚が鈍いのであるから、ボールを打つ練習だけではなく、その感覚を磨き、高めるための訓練が必要なのも当たり前の話である。

次に挙げる具体的なトレーニングを行いながら、繰り返し練習し、「振り切れる」スイングを体得してほしい。

具体的に説明しよう。

ひとつめは前に背筋の筋感覚を高めるためのトレーニングで紹介した方法である。

もう一度確認しておこう。

***************************************

ソファーかベンチを使って、後ろに(背中側に)腕を広げて体を支えます。

その姿勢から腕を曲げて沈み込み、引き上げるという動作を何回か繰り返すだけです。

簡単そうに見えますが、背中の筋肉がうまく使えないと、腕がすぐにへばって身体を持ち上げることができなくなります。

コツは、背中の筋肉をぐっと引き寄せて、上腕を身体に引き付けるように身体を引き上げることです。

そうすれば、何回でも繰り返し行うことができます。

***************************************

ということだ。基本のトレーニングとして何度も行っておこう。

次に筋肉の反応を高めるためのトレーニングである。

うつ伏せになり、両手を頭の後ろに組んで、できるだけ肩甲骨と肩甲骨の間の筋肉を強く縮めて肘を高く持ち上げる。

その姿勢から誰かに肘を上から軽く押してもらって、その力に負けないように、肘が下がらないように精一杯力を入れる。

6秒くらい力を入れて、それを5回くらい繰り返すと、腕が軽く大きく回るようになる。

関節を動かす範囲が広がり、また背中に力を入れやすくなるので、うまく腕を止められるようになるだろう。

せっかく背中の感覚を高め、腕も動かしやすくなったのだから、これをうまくいかして素早くテイクバックすることを覚えてほしい。

その時も、腕の力に頼るのではなく、背中の筋肉を使って腕を後方に引くように意識することが大切である。

「背中で引いて、背中で止める」、この感覚がつかめれば、間違いなくあなたのスイングスピードは上がる。

鋭く「振り切る」ことができる。強くなるに決まっているのだ。


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ジャーナル | 投稿者 大島コーチ 06:23 | コメント(5)| トラックバック(0)

上腕を止める(1312)



強くなりたいあなたに贈る100ぐらいの法則 -120-

先に説明したように、上腕を止めることで前腕、ラケットを素早く振ることができる。

上腕を止めるためには、肩の後ろの筋肉と背中の筋肉を「ぎゅっ」と縮めることだ。

腕の力を使ってラケットを振ろうとすると、上腕の前の筋肉(上腕二頭筋といいます)を強く縮めようとするのが普通であるが、それとは全く反対の動作になるので注意してほしい。

胴体の回転の力で振り出された腕を背中の筋肉を使って止める感覚は、始めのうちはなかなかつかみにくいが、とにかく力を抜いて、姿勢に注意してラケットを「振り切る」ことだけを考えて素振りを繰り返すことだ。

姿勢が前かがみになっていたりすると、うまく背中の筋肉を使うことができず、上腕を強く止められないのでしっかりと意識するようにしてほしい。

もちろん、ボールを打つときはできるだけ簡単なボールを何度も打つことが大切だ。

早く習得しようとして焦る気持ちのままで練習することがもっとも上達を遅らせる。


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ジャーナル | 投稿者 大島コーチ 01:21 | コメント(0)| トラックバック(0)

力を抜け!(1311)



強くなりたいあなたに贈る100ぐらいの法則 -119-

理屈は分かっただろうか。

では、実際の動作でどのようにすればスイングスピードを高めることができるのかを説明しよう。

まずは肘から先の力はできるだけ抜いておこう。

ここに力が入っていると関節を素早く動かすことができないし、タイミング良く力を発揮することができないのでとても大切なことだ。

特に手首に力が入りすぎていると「開放動作」(前腕が止まることで自然と手首が後方から前方へ動くこと)がうまくできずにラケットのスイングスピードが遅くなる。

この「できるだけ」というのは個人差もあり、一概に「これくらいだ!」ということは難しいが、グリップのときに説明したように、ラケットを素早くスイングしてもすっぽ抜けない程度に軽く握るとだけ言っておこう。


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ジャーナル | 投稿者 大島コーチ 09:10 | コメント(0)| トラックバック(0)

積極的受動体(1311)



じつは、先月の末に虫歯になった親知らずを抜きまして、この際なので治療の必要な歯をすべて治してもらおうと定期的に歯医者に通っています。

歯医者というと、あの機械音が大変耳触りで、最近は技術が進んであまり痛い思いをしなくても良いと言いながら、時々神経に触るような不快な痛みがあるのは事実です。

そういう経験があると、それがある種の緊張を生み出し、身体を硬直させ、大した痛みではないので結構な痛みとして感じることがあります。

痛みに対する一種の防御反応と考えられますが、変に力を入れ過ぎていると治療が終わった後に妙に疲れたり、中には筋肉痛になる人もいるかもしれませんね。

私はそんな時には、つまり治療を受けている時には「積極的受動体」になるように心がけ、できるだけ「良い患者」であろうとします。

この「積極的受動体」とは、積極的受動性とも言い、痛みなどの外界の刺激に対して身体をこわばらせて(緊張させて)対応しようとするのではなく、身体の力を抜き、刺激を積極的に受け入れようと意識すること、そのような身体の状態を作ることを言います。

人間は、怖いもの、痛みのあることに対しては身体を緊張させて対応するように作られています。

これがないと安全な行動をとることができないからですね。

しかし、スポーツなどの世界では、この反応が強すぎると、過緊張や力みにつながり、うまくパフォーマンスを発揮できなくなります。

そんな時は、深呼吸をしたり、軽く体を動かしてリラックスしようとします。

でも、日常的に身体のリラックスをコントロールすることを訓練していないと、急にその場面になってうまくいくことは少ないですね。

私がプロ選手などにマッサージなどを勧めるのにはそうした理由もあります。

スポーツマッサージなどは、筋の緊張をほぐすだけではなく、身体のこわばりを取り除くようにアプローチすることが多いので、ある程度は痛みを伴います。

そんな時に、強く身体を緊張させていると、うまくほぐれないばかりか、かえって疲れてしまうなんてことにもなりかねません。

そういう時は、やはり力を抜いて、身体をできるだけリラックスするように心がけることです。

何度かそういう経験をしてくると、自然と「積極的受動体」が作れるようになってきます。

そうなるとアプローチする方もリラックスできて、うまく効果が上がることが多くなります。

私がマッサージや調整を行う時も、まずはそうした状態を作ることを心がけてもらいます。

コミュニケーションを取り、痛みの意味を理解してもらい、呼吸の方法を伝え、リラックスの効果を何度も説明します。

それが最も効果的に身体の能力を回復したり、向上させることにつながるからです。

でも、そうしたアプローチは時間もかかるし、それなりの労力を必要としますが、歯医者に行けばかなり効果的な訓練になります。

ついでにはもしっかりと歯も治してもらえるので、一石二丁(?)ですね。

でも、やっぱり・・・痛いのは嫌だなあ・・・。


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コラム | 投稿者 大島コーチ 07:19 | コメント(0)| トラックバック(0)

腕を止める?(1310)



強くなりたいあなたに贈る100ぐらいの法則 -118-

「振り切れ!」などのアドバイスがうまく効果を発揮しないのは、多くのコーチが「腕を振る」、「振り切る」ということがどういうことなのかをよく分かっていないからだ。

そこで、素晴らしいボールを安定して打ち続けることができるために、「振り切る」というのはどういうことかを解説していこうと思う。

以前の連載を思い出してほしい。

「グリップはインパクトの瞬間に強く握るのではなく、出来るだけグリップの力は抜いておいて、体全体を使ったスイングを行うようにすることが望ましい。そして、くりかえし打球しているうちに反射的に、適確なグリップ力を発揮できるようになってくるのである。」

と書いた。実践できているだろうか。

この考え方は、「振り切る」ことについてもまったく同じである。

インパクトを強く意識しすぎて、その時に最大のスイングスピードを出すことができるように腕に力を入れすぎるのは、「インパクトでグリップをぎゅっと握るように打つと強いボールが打てる」という迷信(?)と同じであまり効果はない。

では、どうやってスイングスピードを高めるのかというと、それはずばり「腕を止める」ことである。

「えっ、腕を振り切るためになんで腕を止めるの?」という声が聞こえてきそうであるが、この後の話を聞いていただければ納得できると思うので少し私の話にお付き合いいただきたい。

少し実験をしていただこう。

まずは腕の力を目いっぱいに使ってラケットを振り回してほしい。

その時のラケットのスイングスピードを覚えておこう。

それが今あなたのできる最大のスイングスピードである。

次に誰かに長い棒を立てて持ってもらおう。

その棒の後ろに立ってしっかりと構え、棒に向かって思いっきりラケット振ってみよう。

その時、ラケットを棒に当てるのではなく、肘の少し上あたりの上腕部をぶつけてほしい。

「そんなことしたら痛いじゃないか!」と思われるだろうが、素晴らしいスイングスピードを体感するためには仕方ないことなので少し我慢してほしい。

そうするとどうだろうか。

腕が棒に当たった後、肘から先の腕が「びゅっ!」と振られ、ラケットを「しゅぱっ!」と、自分では信じられないくらいのスピードで振り切ることができる。

自分が目いっぱいの力を使ってラケットを振った時の何倍ものスピード(ちょっと大げさかもしれないが、それくらいに感じる)でラケットを振ることができるはずだ。

まあ、実際にやってみると、腕の痛みのほうが強くて、そんなことを感じている余裕はないかもしれない。

実際にやるやらないは別としても(本当にやらないでくださいね)、腕を止めることでラケットを信じられないくらいのスピードで振ることができることは科学的に証明されている。

これを少し説明しよう。

投球動作における各部の速度を見ると、腰の前進が遅くなる時点から肩・肘が加速され、肩・肘の速度が遅くなると手首が急速に加速されていることが分かっている。

つまり、ラケットを速く振るためには、手首の関節を素早く振ることが大切で、そのためには腰、肩、肘の関節を順番に速度を落としながら、次の関節の速度を高めるように動かさなければならないということだ。

身体を「ムチ」のように動かすといえば分かりやすいだろうか。

特にラケットのスイングスピードを高めるためには、上腕を止めること(止めるように力を発揮すること)で、前腕を鋭く「振り切る」ことが重要である。

実際には難しいが(というか絶対無理である)、もし、実際に棒に腕をぶつけるようにして上腕のスピードを完全にゼロにできるのであれば、前腕はすごいスピードで振られ、ラケットをトッププロも顔負けのスピードで振ることができる。

その上で、ちゃんとインパクトとでラケット面をコントロールできるのであれば、あなたは間違いなく強くなる


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ジャーナル | 投稿者 大島コーチ 10:43 | コメント(0)| トラックバック(0)

「振り切れ!」のアドバイスがうまくいかないわけ(1309)



強くなりたいあなたに贈る100ぐらいの法則 -117-

テニスのアドバイスで「もっと腕を振れ!」とか「振り切れ!」というのは良く聞くアドバイスである。

そうアドバイスをすると、見事に鋭いボールが打てて、「よし、いいぞ!」ということになる、なんてことは少ない。

どうしてうまくいかないのかというと、「振り切れ!」と言われるとやたら腕の力で振ろうとしてバランスを崩したり、インパクトのタイミングがずれたりするからだ。

腕の力でラケットを振り回しても偶然うまくいくこともある。

それを見て、「おっ、いいぞ!」ということになるのだが、良いボールを「打ち続けること」が強くなるためには重要なので、たまにしか良いボールが打てないのでは勝つことも強くなることも難しい。

ゴルフのドライビングコンテストのように一発の強さだけを競うような競技であればそれでも良いかもしれないが、強くなるためには何よりも続けられる「安定感」が大切だということは忘れないでほしい。


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ジャーナル | 投稿者 大島コーチ 06:51 | コメント(0)| トラックバック(0)

苦しいことを乗り越えていく力(1308)



今の私にとって、「アカデミー」としての基盤をどう作っていくのか、ということが最も大切な仕事になっています。

今までやってきたこととそれほど大きく変わるわけではありませんが、「意識」を変えていきたいと考えています。

強い選手になるために必要なことは「何か」、そのためには「どのような考え方」を持たなくてはならないのかを、子どもだけではなく、親も含めて学ぶことができるような「環境作り」、「意識作り」が重要な仕事になります。

大変な仕事には違いありませんが、その時、その時にやれることを一生懸命にやっていこうと思います。

『ありもしないことや将来のことを考えすぎて、今やるべきことに意識を向けないのはおろかです。』

とテレビドラマ「女王の教室」で阿久津真矢先生は言っていました。そして、

『大切なのは、耐える力や解決する方法を身に付けることです。人生に不安があるのは当たり前です。大事なのはそのせいで自信を失ったり、根も葉もないうわさにのったり、人を傷つけたりしないことです。それより今をもっと見つめなさい。私たちの周りには美しいものがいっぱいある。そういう大切なものをしっかり目を開いて見なさい、耳を済まして聞きなさい。全身で感じなさい。それが生きているということです。今しかできないことをしっかりしなさい。今しかできないことがいっぱいある。それをちゃんとやらずに将来のことばかり気にするのはやめなさい。いつまでたっても何にも気づいたりしません。』

とも言っていました。

この言葉は「強くなる」ためにはもっとも大切なことだと思います。また、

『人生においては苦しいことや悲しいことがあるのは当たり前で、それを乗り越えていく力を付けさせることが私(教師)の役目です。』

という言葉に感動しました。

私の役目も同じです。

スポーツでは苦しいことのほうが多いものです。

クラブ内でのトラブルや選手同士の確執はもちろんのこと、親からのプレッシャーや無理解、成績が上がらないことに対するストレス、大切な試合での過度の緊張と落胆、もちろん練習やトレーニングは厳しくなります。

レベルが上がればこれらのことから開放されるのではなく、ますます「それ」は大きくなります。

それがスポーツ、です。

スポーツとは「競い合い」だから人間のどろどろとした部分が見えてきます。

それを見せないように、子どもを過度にかばい、それらから目をそらすようにばかりしていては、「強く」はなれません。

「強くなれなくても良いから、人間として成長してほしい」は当たり前の気持ちですが、「強さ」を求めて、その苦しさ、悲しさを乗り越えていく「力」を持つことができたとき、本当の「人間としての強さ」を身に付けてきます。

「アカデミー」とはそのように「人間の強さ」を求めるのであるという信念が私にはあります。

そして、子ども達には「それ」を乗り越えていく「力」があると信じています。

その「力」を親やコーチが奪わないように、そして、「今、自分にできることに意識を向ける」ことができる「強い選手」を育てていきたいと思っています。


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コラム | 投稿者 大島コーチ 11:19 | コメント(0)| トラックバック(0)

素晴らしき仲間(1307)



昨日は「過去の栄光会」なる集いがありました。

これは私の世代とひとつ下の世代のテニス仲間の集まりです。

高校を卒業して30年が経つので、確かに髪が薄くなったり、体型が崩れたり(私の変化が一番大きいらしい・・・ん?)、皮膚の衰えも隠すのが難しくはなってきましたが、「感覚」は当時のままです。

話は当然、高校時代の話が中心になりますが、時空を超えてその時の情景がありありと浮かび、今まさに「その時」を過ごしている「感覚」です。

苦しかった練習・・・
先輩に対する恨みつらみ・・・
好きな子との思い出・・・
ここでは書けない・・・

そこには確かに「仲間」がいます。

その「空間」には、「安堵感」のようなものも感じます。

私には確かに素晴らしき「仲間」がいる、という「安堵感」ですね。

今の子どもたちはこういう「感覚」を持ちにくくなってきていると思います。

以前に、

*******************************************

ひと昔前のクラブ活動は、理不尽極まりないことがまかり通っていた(一部のクラブは今もそうであろう)。

3年天皇、2年人間、1年畜生という言葉ができるくらい、1年生は1年間の過酷な試練に耐えなければクラブ活動を続けることさえできないのだ。

私が高校でテニスを始めたときは、入部希望者はざっと40名くらい(実際は一日で辞める部員もいるので、もっと多いはずである)。

それが、8月の合宿を終えるころには6、7人に激減する。

練習中の飲水はもちろん禁止、一日中ボール拾いに追われ、何百回と繰り返される素振りに耐え(当時は、ラケットカバーをつけて素振りをするのが主流(?)であった)、非合理的で理不尽なトレーニング(両手両足を縛られて、学校から先輩の乗るバスのバス停までピョンピョン跳びながら見送りに行かされるなど-ええ加減にせえよ!)に歯を食いしばり、やっと日没近くなって5分程度の練習が許されるという状況では、辞めていくのは無理もない。

では、辞めずに生き残った(?)者は、なぜそのような過酷な状況に耐えることができたのであろうか。

東山紘久(同)は、

「人間がピンチに出会ったとき、悩むことが飛躍につながる人と、そのままなかなか立ち直れずに、より深刻な問題に落ち込んでいく人との違いは、サポーターがいるかいないかが大きな分かれ目になる。」

と述べている。

私の場合は仲間の存在が大きかった。

ともに励ましあい、競い合う仲間がいなければ辞めていただろう。

本当に良い友人たちに恵まれた。

私は、もちろん戦争を経験していないので大きなことは言えないが、これを<戦友意識>と呼びたい。

過酷な状況では、友情はより強く結ばれる

そして、くじけそうになるとき、強く結ばれた友情が何よりも助けになるのだ。彼らは今でも私の大きな支えである。

*******************************************

と書きました。

その気持ちをもう一度強く確認し、多くの子どもたちにそのような「仲間」との出会いを経験してほしいと強く思います。

次回はいつになるのかわかりませんが、わくわくするような気持で待っています。


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コラム | 投稿者 大島コーチ 10:57 | コメント(2)| トラックバック(0)

生き様(1306)



私は自分の人生を「意味ある人生」にしたいと考えています。

「意味がある」とは、自分の夢や理想に対して邁進する生き様や人生観のようなものが、多くの人に役立つように心配りしながら、日常の生活をできるだけ隙なく続けていくことだと思っています。

いつもそんなことを考えているわけですが、そんな時にふっと目に止まった文章があります。

************************************************

「面白みのある人間」とは「生き様」が面白いのです。

例えば、「面白みのある人間」は、「夢」と「現実」の狭間でのバランスの取り方が、面白い。

たしかに、心の中に明確な「夢」を持っている。

その「夢」を実現したいと考えている。

しかし、ただ「夢」を見ているだけの「夢想家」ではない。

「ドリーマー」ではない。

「夢」を見ているだけで、それが実現するという幻想は、いささかも持っていない。

目の前の厳しい「現実」をしっかりと見据えて歩んでいる。

しかし、その「現実」の厳しさを前にしても、決して「夢」をあきらめない。

単に「現実」を受け入れるだけの「現実主義者」ではない。

「リアリスト」ではない。

自分の置かれている立場と自分に与えられた力で、どうすれば、その「現実」をかえていけるか。

わずかでも変えていけるか。

そのことを考えている。

自分の抱く「夢」に向かって、どうすれば一歩でも進んでいけるか。

そのことを考え続けている。

そのバランスの取り方が、面白い。

その生き様が面白い。

逆に言えば、ただ「現実」を受け入れているだけの生き様は、面白くない。

そして、ただ「夢」を見ているだけの生き様も、面白くないのです。

************************************************

「面白い生き様」を示していきたいと思います。



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コラム | 投稿者 大島コーチ 01:03 | コメント(0)| トラックバック(0)

神のくれた手(1305)



強くなりたいあなたに贈る100ぐらいの法則 -116-

しかし、そうはいっても、できるだけ早くその感覚を身につけたいと思うのが人情である。

そこで、グリップ感覚を高めるための方法をいくつか提示してみたい。

1.できるだけ素手で握る
先ほど述べたように、手は高度に発達した感覚器官である。手袋などしていては、その機能を低減させてしまうので、出来るだけ素手でラケットを握るようにしていただきたい。日焼けなどが、どうしても気になるご婦人は、手の甲側だけを覆う手袋があるので、それを使用していただきたい。手に出来たまめを愛しく思えるようになってこそ本物であると思うのが、いかがであろうか。

2.幼児期にできるだけ手を使うトレーニングをする
幼児期は神経系の発達が著しい。7歳で成人の神経系の約90%にまでに発達する。この時期までに基本的な手の運動パターンを習得していなくてはならない。ぞうきんを絞るとか、指先を合わせてお互いに押し付けるように指を伸ばす運動は、手の感覚を向上させるのに大変効果がある。

3.練習前のエクササイズ
練習前に体のストレッチなどは良く行うのに、指や手の運動を行なうことは大変に少ない。思いっきり握ることと、指を思いっきり伸ばしてパーの状態にすること、指先を合わせてお互いに押し付けるように指を伸ばす運動は大いに効果がある。これを数回繰り返すことによって手の代謝活動を促し、手の関節の動きが良くなり、適確な力を発揮しやすくなることが知られている。

4.グリップに過度に力を加えないようにスイングすること
インパクトでぎゅっとグリップを握るように意識しても、コントロールやスピードに良い影響を及ぼさないことがわかった。大切なのは、手の反射機能が効率的に発揮されるように、適切グリップ力でラケットを保持することである。力を入れすぎることはもちろんのこと、抜きすぎても良くないことを理解した上で指導を行なっていただきたい。実際にはどのようなアドバイスが良いのかは断言できないが、「ラケットを支えるように持ってください」を指示したときに良い結果が得られたことを報告しておく。

グリップの機能を高め、適切な力を発揮する方法について解説した。

テニスはラケットという道具を使うスポーツである。

道具を扱う以上、手の機能を上手く発揮させることが強くなるための秘訣である。

他の動物にはない、まさに「神のくれた手」を磨いてさらに上のレベルを目指していただきたい。


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ジャーナル | 投稿者 大島コーチ 01:02 | コメント(3)| トラックバック(0)

意志の強さ(1304)



昨日から高校選抜室内、選抜高校個人戦を制した佐賀の廣田耕作選手がトレーニングに来ています。

彼のトレーニングを個人的に指導し始めてから8ヶ月くらいが経ちますが、その身体的、機能的な変化には大きなものがあります。

私はプロのトレーナーとして多くの選手を観てきたので、その選手がどれくらいのトレーニングを行ってきたのかはだいたいわかります。

いくら口先でごまかそうとしても身体は大変正直です。

その変化や兆候を見落とさないで、綿密に観察して洞察する力がトレーナーの資質として求められます。

また、いくらトレーニング期間が長くても、身体はそれに取り組む姿勢、意志の強さによって変化する度合いには差があります。

「心が身体を動かす」と言われるように、「意識が身体を作る」ということが言えると思います。

そういう意味でも彼は大変高い意識でトレーニングに取り組んできたことがうかがわれます。

そうしたた姿勢を評価できる時がトレーナーとしてはもっとも嬉しい瞬間ですね。

彼にはまだまだ向上できる潜在的な資質があると感じています。

それに加えて、何よりも「意志の強さ」を感じる時、その可能性を信じて疑いません。

多くの子どもたちは自分の可能性を信じることができません。

だから強い意志を持つことができません。

彼のトレーニングや練習に取り組む姿勢を観て、感じて、自分の可能性を少しでも強く信じることができるようになれば良いと思っています。

トレーニングは今日も続きます。

私は自分の持てる力をすべて出し切るつもりでサポートしていくつもりです。


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コラム | 投稿者 大島コーチ 00:55 | コメント(0)| トラックバック(0)

グリップを握るな(1303)



強くなりたいあなたに贈る100ぐらいの法則 -115-

実際の指導場面では、グリップを握る形を矯正するためのアドバイスとともに、「インパクトでぎゅっと力を入れて打ちなさい」とか、「もっとグリップの力をゆるめて」というようにグリップを握る「力の入れ方」をアドバイスする場合が多い。

「力の入れ方」については、インパクトでグリップを強く握ることによって「打球速度が速くなり」、ラケット面がぶれないので「コントロールも良くなる」と解説されている場合が多い。

つまり、「インパクトでグリップを強く握ること」は、テニスのパフォーマンスを向上させるのには不可欠ということである。

しかし、「インパクトでグリップを握り締めること」が、本当にパフォーマンスの向上に役立つのかについては疑問な点がある。

上級者と初級者のグリップ把持力を比較してみると、上級者ほどインパクト前後におけるグリップ力の集中性が高く、ばらつきが少ないことが多くの実験結果から導き出されている。

また、インパクト以外では、上級者よりも初級者の方が大きな力を出しており、上手く力が抜けないことが示されている。

これらの結果から、「インパクトでグリップを握るように打つべきである」と主張されることが多い。

「インパクトでぎゅっとラケットを握るように打ちなさい」とか「ラケットをインパクトでぎゅっと握って面がぶれないようにしなさい」というアドバイスはやはり正しいのだ。

「ふーん、そうか、やっぱりインパクトでグリップをしっかり握るように打つ方がいいのか。上級者はそうしてるからやっぱりその方が良いんだよな」

「よーし、インパクトでぎゅとグリップを握るように意識してボールを打つようにするぞ」

と思われた方、ちょっと待っていただきたい。

いくら上級者だからといって、インパクト前後のほんの短い間にこれほどまでに見事に力の大きさをそろえ、また力を発揮するタイミングを合わせることができるものであろうか。

しかも、それを意識して行うことなどは神業に近いものがある。

また、コーチの方も自分が実際にボールを打っているところを冷静に考えていただきたい。

はたして、インパクトでグリップを握るように意識して打っているのであろうか。

インパクトの瞬間にグリップを握るように意識して打つことは大変に少ないと思う。

確かにそういうことを意識して練習することはあるが、プレー中はほとんどそんなことを考えて打つことはない。

では、上級者と初級者の違いは何であろうか。

それを探るキーワードは「反射」である。

筋肉が動くとき、生まれつき備わっているメカニズムで発生する筋肉の動きが「反射」である。

生まれたばかりの赤ちゃんは両手を握り締めており、手のひらに触ってやると握る力がさらに強くなる。

これを「把握反射」という。

ラケットをスイングして、その遠心力が手に伝わると、その力で指を伸ばそうとするが、それに抗するように握る力を強める反射の働きを上手く利用してスイングをしているのが上級者なのである。

つまり、「グリップを握る」ということは、

1.自分から能動的に(意識して)グリップを握る力
2.スイングの遠心力に抗して反射的に発揮される力

の2つがある、ということである。

そこで、いままでの指導を振り返ってみると、「自分で能動的に発揮する力」のことだけを考えてアドバイスを行っていたのである。

しかし、手を上手に使うには反射の機構を上手く利用することが重要であり、その運動を繰り返して行っているうちにはじめて運動を上手に遂行することができるようになる。

しかし、「実際に、インパクトでぎゅっと握るように打つとコントロールが良くなり、スピードも上がる。」と、反論される方もいるだろう。そこで、

A.普通に打ってください
B.インパクトでグリップをぎゅっと強く握るように打ってください
C.力を抜いて打ってください
D.ラケットを支えるように持って打ってください
E.力を入れて打ってください

という5つのアドバイスにしたがって打球したときの、グリップ力とボールコントロール、ラケットのスイングスピードを調べてみた。

この実験で得られた結果をまとめると、次のようになる。

1.力を入れるように意識して打つと、インパクト時点やインパクト前の力のばらつきが大きくなる。力を入れて打つと、常に緊張状態にあるので、インパクト時に適正な力を発揮することが困難で、また力発揮のタイミングも取りづらくなると考えられる。

2.上級者は各アドバイスごとでグリップ力の変化があまり見られないのに対して、初級者はグリップ力の変化が大きい。初級者ほどアドバイスの影響を受けやすく、それに対して上級者はインパクト時にグリップをどれくらいの力で握ればよいのかという運動プログラムが作られていて、反射的にグリップ力を調整していると考えられる。

3.力を入れすぎはもちろんのこと、リラックスしすぎても良くない。適切な力でグリップを握ることが重要である。「力を抜いて」のアドバイスは指導に際して注意を要する。

4.アドバイスによってスイング速度にあまり差は生じない。インパクトの瞬間に、グリップをぎゅっと握るようにアドバイスすることは、スイング速度を高めるのにそれ程有効なアドバイスではないと思われる。

指導書に解説があるように、「インパクトでぎゅっと握る」ことによってスピードが増す、ラケットの面がぶれないのでコントロールが良くなるとことはあまり期待出来ないという結果になった。

出来るだけグリップの力は抜いておいて、体全体を使ったスイングを行うようにすることが望ましい。

そして、くりかえし打球しているうちに反射的に、適確なグリップ力を発揮できるようになってくるのである。


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ジャーナル | 投稿者 大島コーチ 06:52 | コメント(0)| トラックバック(0)

足りない「何か」(1302)



私は、いつも「何か」を探しています。

私に足りない「何か」を・・・です。

言葉、が足りないかもしれない。

熱意、が足りないかもしれない。

知恵、が足りないかもしれない。

指導力が足りない・・・かもしれない。

いつもそんなことを考えています。

子どもたちの力を伸ばしてあげたい、その気持ちは変わりません。

でも、「何か」が足りない。

子どもたちが試合でその力を十分に出せないのを見ると、いつもそう考えます。

足りないものを探す旅、コーチングとはそういうものかもしれません。

まだまだ先の長い旅になりそうです。

めげずに、あきらめずに一歩づつ・・・進まなくてはなりません。

前に・・・


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コラム | 投稿者 大島コーチ 02:01 | コメント(0)| トラックバック(0)

自己確信(1301)



「自己確信」とは、「自分のやっていることを心底納得する」ことです。

これができないと、ちょっとしたことで「心が揺らぎ」ます。

しかし、この「自己確信」を揺らがせるものは多いですね。

「自己確信」できない人は、やはり自分の目標を達成できない「不安」で焦っています。

「結果」を求める気持ちが強いと、「自己確信」には至りません。

「スローライフ」のことを書いたときにも言いましたが、「過程」を楽しむ感覚が大きくなければ「自己確信」するのは難しいと思います。

逆に、これさえあれば、必ず強くなるし、人生は豊かになります。

そのことを頭で理解はしていても、「心の底」から思うことは難しいということですね。

私の仕事は、そうした「自己確信」に至るような「ものの考え方」を身につけさせることです。

スポーツでは、「不安」や「迷い」、「葛藤」があって当たり前です。

それを親やコーチが「子どもために」と言いながら振り払ってしまうことも多いと思います。

それでも、「不安」はなくなりません。

それを自分の力で、自分の「信念の力」で乗り越えるしかないと思います。

迷いなさい、泣きなさい、悩みなさい、それが「力」になります。

スポーツの本当の素晴らしさは「そこ」にあります。

それが「本当の力」、「自己確信の力」です。

多くの子ども達が、苦しさの中からその力をつけてくれると良いと思います。


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コラム | 投稿者 大島コーチ 06:33 | コメント(0)| トラックバック(0)

手の感覚を高める(1300)



強くなりたいあなたに贈る100ぐらいの法則 -114-

「自分に最適なグリップ」を見つける方法について解説した。

もう見つかっただろうか。

そう簡単ではないと思うが、毎日毎日グリップを握り続けることできっと見つかるはずだ。

まだ見つかっていない人のために、もう少しヒントを与えよう。

上手く自分のグリップが見つからない人は、手の感覚が少し鈍っている場合が多い。

この感覚を高める訓練をすることで、最適なグリップが見つかるだけではなく、テニスのパフォーマンスが格段に上がる可能性がある。

強くなるには大変大切なことだ。

まず、手の構造と機能について少し学習しよう。

はじめに、自分の手のひらをじっと見つめてほしい。

人それぞれに形が違い、指の太さやしわの数などは同じものどないし、自分の手であってもその日の体調や気温などによっても変わるのが普通である。

まあ、最近はなかなか自分の手をじっと見つめることなどないかもしれないので、しばらく見つめてやってほしい。

「ああ自分の人生が刻み込まれた、ごわごわだけど愛しい手だなあ」と感心するのは私だけかな。

一見何ごともないかのように見える手であるが、道具を作り、道具を扱うのに大変適した構造を持っている。

手には全部で27個の骨があり、深い溝の直下に骨の継ぎ目(関節)があり、曲げたり、伸ばしたりという運動を助けている。

また、紋は凹凸状になったものが何重にもあり、凸部分には小さな穴が一列に並んでいて物をつかんだときに滑らないように滑り止めの役割を担っている。

最近は手袋をしてラケットを握る人が多い(特に中高年の女性)。

確かに日焼けを防いだり、怪我を防ぐことはできるかもしれないが、滑り止めの機能や感覚器としての働きを失うことになる。

感覚を研ぎ澄まし、手の持つ機能を高めることができればテニスのレベルは向上するはずである。

そのためにもできるだけ素手でラケットを握ってほしいものである。

私たちに時代は、手につばをぺっぺっとはきかけてプレーをする人も多かったが、実はこういう人は手を上手に使える人なのである(ちょっと汚そうなのでまねしなくていいですよ)。

手を動かす筋肉は全部で25個あるが、これらの筋肉が微妙に動くことで複雑な手の動きが実現されている。

その基本的な運動パターンは、

手首を手のひらの側と手の甲の側に曲げ伸ばす(屈曲と伸展)
手首を親指側と小指側に曲げる(橈屈と尺屈)
前腕を内側と外側に捻る(回内と回外)
親指を他の指に近づける(対向)

の4つである。

このパターンのうち、手の回内、回外がうまくできないと運動を器用に行うことができないといわれる。

グリップを強く握り締めすぎたり、不適切なグリップでは回内、回外をスムースに行うことはできない。

上級者はインパクト前後で回内や回外をはじめ、橈屈や尺屈などを最適に行うことによりスイングスピードを高めたり、スムースな動きを生み出したりするのである。

また、「対向運動」は人間だけが行うことができる運動である。

ドアを開けるとき、人間は手のひらが取手に触れないように包むように握ってノブを回すが、ゴリラやチンパンジーは「対向運動」ができないのに加えて、親指が短く、なおかつ親指を内側に曲げる筋肉が弱いので、取手を4本の指で握り、手首を曲げたり伸ばしたりしてドアを開ける。

みかんを握らせても、人間は5本の指を同時に曲げて包むようにして持つことができるが、サルやチンパンジーは非常に不安定で、すぐに落ちそうな印象を受ける。

このことから、「握る」という運動に関して「親指」が大変重要な役割を果たしていることがわかる。

グリップのどの位置を握るのがもっとも良いのかについては一概には言えないが、親指の位置だけはチェックしておいた方が良いだろう。

指導していると、親指を他の指には触れないように、ラケットの上に置く人、わかりやすくいうと、高島忠男の「イエーイ!」の形(知っている人は少ないだろうなあ)でグリップを握る人が多いのには驚かされる。

この点はきちんと指導しなくてはならない。

このような人は、「握る」という訓練をあまりしていない人なので、グリップを強く握ったり緩めたりする運動を練習前に行うことが必要である。


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ジャーナル | 投稿者 大島コーチ 01:30 | コメント(2)| トラックバック(0)

宣言する(1299)



試合に負ける原因は3つあります。技術、体力、メンタルです。

技術的な問題は練習をすれば克服できるかもしれません。

体力的な問題はトレーニングをすれば解決するかもしれません。

しかし、メンタルの問題はどう対応し、解決したら良いのかなかなか分かりません。

メンタルの問題でも技術的な問題や体力的な問題と一緒で、練習やトレーニングが必要であることは変わりありません。

ただメンタルの問題は、周りの環境や性格によって対処する方法が違うので、「この方法で良い」ということがはっきりと分からないことが多いのです。

だから、自分でいろいろと解決法を見つけていこうとする意志や努力がとても大切です。

メンタルトレーニングの目的は「物の考え方」を変えることです。

目的は「試合中にキレたりしない」ということかと思っているかもしれませんが、ただ「キレない」だけでもだめなのです。

試合中に起こる様々なストレスに対して対応する「考え方」を学び、「気持ちの動揺を少なくする」ということが大切です。

そうした「考え方」をきちんと持つことができるように、「自分はこう戦う」と自分自身に「宣言」しなくてはなりません。

例えば、「しっかりとラリーをしてミスをすぐせずオープンコートを狙って積極的に打ってチャンスを確実に決める」というようにです。

そして、「これが私のしたい戦い方です。」と力強く宣言してください。

「一番変えないといけないのはミスをしないということだ。ミスが早いとオープンコートを狙ったり積極的に攻撃するところまでいかないからだ。」

と自分の課題を明確にして、それを強く意識しながら繰り返し練習しなければなりません。

「テニス(スポーツ)で一番大切なものは?」と聞かれた時、「気持ち(メンタル)」と答える人は多いと思います。

でも一大切なことは「思考力」と「想像力」です。

よく考えて「こういう戦い方をするんだ」と強く思うことが何よりも大切です


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コラム | 投稿者 大島コーチ 00:59 | コメント(0)| トラックバック(0)

自分のグリップを探せ(1298)



強くなりたいあなたに贈る100ぐらいの法則 -113-

自分の最高のパフォーマンスを引き出すためには「グリップ」は大変大切である。

要はどんなグリップでも良いから、自分に最も合うグリップを探し出せばよいのである。

まあ、この問題もそう簡単ではないが、私なりの提案を聞いてもらいたい。

1.自分の最も力の入るインパクト位置を決める

実際にボールを打つのではなく、壁などにラケットを押し当てて、どの位置でラケットを押せばもっとも力が入るのかを確かめてみる。

2.グリップを少し変えてみる

インパクト位置が決まったら、その位置で少しグリップを変えてみる。

最初に握っていたグリップが最もしっくりいっているのであればよいが、ちょっとグリップを変えてみてさらに「おっ」と感じるようなグリップに出会えれば最高だ。

3.インパクト位置を上下に変えてみる

一番力の入るインパクト位置でのグリップを探し出したら、そのインパクト位置を上下にずらしてみる。

テニスの上達にはトップスピンのテクニックは必須であり、低い位置や高い位置で鋭い打球を打つことが大切なので、高さを変えてもそのグリップが最もしっくりくるのかを確かめてほしい。

高さが違うと、最高のグリップは変わるのが普通であるが、実際にはその度ごとにグリップを変えるのは難しい。

全ての高さで満足できるグリップを見つけ出さなくてはならない。

4.インパクト位置を変えないで打球を繰り返す

「自分のグリップ」を決めたら、インパクト位置ができるだけ変わらないように何度も繰り返し打球することが大切だ。

ネット越しにボールを送球してもらうのでは、トップ選手ならともかく、初心者では正しくインパクトすることは難しい。

当然、「自分のグリップ」で打球し、その感覚を高めることはできない。

ここでは、その場でボールを落としてもらい、その跳ね上がってきたボールを打つ練習のほうが望ましい。

5.ミスの傾向を探る

基本的に4の練習方法では、インパクト位置はそれほど変わらないので、ミスショットをする確率は低い。

それでも、同じようなミスが続くのであれば、自分では適していると思ったグリップに実は問題があるのかもしれない。

グリップを変えないで、腕の使い方や全身の動きを少し変えて修正するか、グリップそのものを少し変えて、同じようなミスが続かないように修正してほしい。


このような段階を踏んでグリップを調整していくと、あるとき突然に、「おっ、このグリップだ!」と感じるグリップにめぐり合うはずだ。

ジャンボ尾崎(最近、破産してちょっと元気がありませんが)は、練習中に「このグリップだ!」と感じると、それを忘れるのが嫌でグリップを握ったままガムテープでクラブごとぐるぐる巻きにしてしばらく過ごしたそうである。

私も高校生のとき、グリップの感覚を忘れないように、グリップだけを切り取って暇さえあれば握っていたのを思い出す。

グリップは単にラケットを持つだけではなく、身体動作やパフォーマンスに大きな影響を及ぼす大切な技術である。

形にこだわらずに、自分の感覚に従って「自分のグリップ」を見つけること、これが強くなるためには必要である。


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ジャーナル | 投稿者 大島コーチ 06:46 | コメント(1)| トラックバック(0)

通販番組(1297)



みなさんの中には知らない人も多いかと思いますが、実は私は「通販」の番組に出演しています。

出演はしているのですが、まだ自分の出演した番組を見たことはありませんでした。

深夜に放送される番組なので、なかなか見る機会はないですね。

それが昨日の深夜に仕事をしていて、ちょっと休憩がてらにテレビをつけてみると、偶然その番組をやっていました。

今回の放送は、ちょっとだけ出演でしたが、30分の番組でずっと出っぱなしというのもあって、そちらも見てみたいですね。

今までに収録した商品は、「ウォーキングシューズ」、「EMS運動器」、「K-1サウナスーツ」などです。

収録そのものは大変に楽しく、アドリブ満載で進行するので取り立てて緊張することもなく、活舌の悪さも気にならないように収録されいきます。

しかし、カメラだけが回っていて、その前で一人で決められたセリフを言うのは大変に難しいものです。

今回見た番組では、その苦手バージョンのものだったのでちょっと恥ずかしい気持ちになりました。

そんなことを毎日のようにやっている役者さんの大変さが身にしみてわかりますね。

でも、人に何かを教えるという立場にある人間として、できるだけ多くの経験をすることは大変大切だと考えています。

教えるということは画一的な理論だけでは通用しませんし、実践的な経験が伴ってはじめて効力を持つものです。

ある「企画力」ついて書かれた本の中には、「経験を伴わない言葉は軽い」と書いてあります。

その通りだと思いますね。

私たちは言葉で思いや技術を伝えることが多いものです。

その言葉が、実際の経験から導き出されたものである方がやはり説得力も高いし、伝える方も自然と力が入りますね。

「経験は力なり」を信じ、これからもいろいろなことに積極的にcチャレンジしていこうと思います。

ちなみに通販の番組は、結構頻繁に放送されているようですので、みなさんも気が向いたら見てくださいね。


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コラム | 投稿者 大島コーチ 00:49 | コメント(2)| トラックバック(0)

グリップが違うと何が変わるのか(1296)



強くなりたいあなたに贈る100ぐらいの法則 -112-

私は、フォアハンドストロークにおけるグリップの違いがどのように身体動作に影響を及ぼすのかを調べてみたことがある。その結果、グリップが違うと次のような影響が出ることが分かった。

1.インパクト位置が違う

グリップの違いよってインパクト位置は異なる。

しかし、前後方向や左右方向(ネットに対して)については違いが見られず、高さのみに違いが見られた。

ウェスタン系のグリップではインパクトの位置が低くなる。

これは、トップスピンをかけようと自然と下から上へのスイングを意識するからだ。

実は、この調査をする前は、前後方向にも違いがあるのではないかと予想していた(指導書にはそのような違いがあると書いてあるものが多い)が、この予想は見事に裏切られたわけだ。

未発表の資料であるが、上級者のサービスについては、グリップに違いがあっても、それほどインパクト位置に違いが無いことが確認されている。

たぶん、上級者は自分がもっとも打ちやすいインパクト位置を感覚として感じ取り、それに対応するように動きを調節する能力が高いのである。

フォアハンドストロークについても同じように、上級者はそれまで自分が培ったインパクトの距離感を無意識のうちに調節するのに対して、初心者は、どのグリップでもインパクト位置は一定しない。

この点では、コンチネンタル系のグリップが極めて優れているなどとはいえない。

2.身体の向き(傾き)が変わる

上空からのカメラから両肩を結んだ線とネットの角度(体の開き)、両肩と上腕との角度(脇のあき具合)、両肩がどれくらい下がるかなどを調べてみると、体の開きや脇のあき具合は、どのグリップでもそれほど大きな違いは見られない。

これについては、関節の角度とパワーとの関係を調べた研究がひとつの示唆を与えてくれる。

これらの研究では、すべての関節において、ある関節の角度でもっともパワーが高くなることが知られている。

特に上腕と肩のなす角度は体幹のパワーを上腕に伝達するために大変に重要である。

そこで、上級者のレベルになると、たとえグリップが違っても、もっともパワーの出やすい角度を身体が覚えていて、無意識のうちにその角度になるように調節するのである。

卓球においても、持ち方の違いがこの角度に影響を及ぼさないことが確認されている。

ただ、ウェスタン系のグリップでは肩が大きく傾く(下がる)ことが観察されている。

これもトップスピンをかけようとして下から上へのスイングを意識するからである。

3.インパクトでの手首や肘の角度が変わる

これらの関節角度については、グリップの違いが直接的に影響を及ぼすので、少なからず違いが見られる。

特にウェスタン系のグリップでは脇が締まり、肘や手首が強く曲がる傾向が見られている。

4.スイングの方向が変わる

ウェスタン系のグリップではスイングの方向は下から上になる。

トップスピンを打とうとして、手首や肘を強く曲げ、無意識的に身体を動かした結果である。


このようにグリップが全身の動きに及ぼす影響を見てくると、少なからず影響を及ぼすものの指導書にあるような大きな違いは見られない。

ゴルフの実験結果でも3種類のグリップ(オーバーラッピング、インターロッキング、テンフィンガーグリッピ)について検討した結果、クラブフェースの方向性やスピードなどに対する影響は観察されず、グリップの形は問題でないように考えられている。

しかし、同じようなグリップに見えても、個人個人で違う微妙な差が大切なのである。

その微妙な差は、個人の骨格や体格、筋力等の身体的な要素のみならず、考え方や好みといったメンタル的な要素をも含んで、感覚を頼りに形成されてくるものである(だから一概にどのグリップが良いとは言えない)。

また、上級者はグリップの違いがあっても自分がもっともうまく打球することができるように身体の動きを調節している。

このような自動化(無意識化)された動きが優れたパフォーマンスには必要で、グリップの形だけにとらわれるのではなく、全体の動作がスムースに連動するようにトレーニングする必要があるだろう。

「人間にとってもっとも自然なグリップとは何か?」という問いに対して、今回の調査だけで断定できるものではないが、初心者であっても自分の感覚にしたがってグリップを握るので、それをはじめから矯正するべきではないということは間違いない。

ただ、これは観察だけの結果であるが、幼児に異なるグリップでボールを打球させてみると、意外にもフルウェスタングリップがもっともスイング動作がスムースで安定しており、その結果良いボールが打球できる確率が高いことが確認されている。

これは、コンチネンタル系のグリップは前腕の回内動作が必要となるが、この動作は後天的に獲得される動作なので、その動作が獲得されていない、もしくは未熟な幼児ではそうした回内動作を伴わないウェスタン系のグリップのほうが自然だということができるかもしれない。

最近のプレーヤーは小さい頃からテニスを始めるケースが圧倒的に多く、その時、「何も考えずに」ラケットを握っていたのがそのまま「自分のグリップ」となったというケースは多い。

そう考えると、フルウェスタンのグリップは決して特別なグリップではなく、実は最も自然なグリップかもしれない。


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ジャーナル | 投稿者 大島コーチ 00:23 | コメント(6)| トラックバック(0)

夢中になる(1295)



今日はゴールデンウィーク最後の休みという事で、家族サービスとして「潮干狩り」に行ってきました。

正直、貝を採るために渋滞が予測される中をわざわざ出かけるのは面倒に思いましたが、なかなか家族で出かけることが少ないので、ここはカミさんの意見を素直に聞くことにしました。

案の定、道は大変混んでいて、もうそれだけで結構疲労感がありましたので、貝を採る元気はなかったですね。

それでも子どもたちやカミさんに急かされて採り始めてみると、これが面白い!

アサリなんて適当にすくえば採れるものとばかり思っていましたが、「馬鹿貝」と言われる食用に適さない貝ばかりが採れて、なかなか良好なアサリにはたどり着きません。

ちょっとばかり侮っていましたね。

そこで、気合いを入れなおして採り始めると、何となくアサリの多そうな所をかぎ分けることができ、気がつくと網袋いっぱいのアサリをゲットしていました。

「夢中」になっていたので時間の経過は全く気になりませんでしたが、その間の時間は2時間くらいでしょうか。

休憩もせず、もちろん飲み食いもせず、ただひたすらにアサリを採り続けていました。

さすがに最後の方は腰が痛くて、背伸びをしながらあたりを見回してみると、結構広い範囲を掘った形跡を目にして、自分ながらの集中力にちょっと感心します。

きっと質の良い練習というのは「こんな感じ」の気持ちや集中力を持って練習できている時のことを言うんだろうな、などと考えていました。

それくらい「夢中」になって練習している時は、時間が経つのも忘れるし、疲労感もなく、すべてのショットに対する集中力を欠くことはないはずです。

試合の時のような緊張感の中にあって、「夢中」になる感覚に入り込むことを「ゾーンに入る」と表現したりします。

そういう意味では、今日の私はまさに「ゾーン」に入っていたということです。

たかが潮干狩りと思うなかれ。

こういう時にでも、自分の持つ集中力を発揮できるように訓練できている人間が強くなっていきます。

やはり常日頃の練習と訓練のみが「強さ」を引き出すんですね。

それを忘れないように練習に取り組んでほしいと思います。

ちなみに「潮干狩り」はとても良い訓練だと思いますよ。

みなさんもいかがですか?


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コラム | 投稿者 大島コーチ 19:44 | コメント(0)| トラックバック(0)

基本のグリップとは何か(1294)



強くなりたいあなたに贈る100ぐらいの法則 -111-

グリップについては指導書やコーチによって指導する内容が大きく異なる。

名前だけ取り上げてみても、「コンチネンタル」、「イースタン」、「セミウェスタン」、「フルウェスタン」などがあり、オリジナルグリップを提唱する人までいる。

そして、どれを推奨するのかについては、まさにコーチの気持ちひとつというところだ。

そこで、実際にたくさんの指導書を調べて(めちゃめちゃ本読みました!)、グリップの違いによってどのような違いが生じるのかについて整理してみると、

1.インパクト位置が違う
2.身体の向きが変わる
3.スイングの方向が変わる
4.インパクトでの手首や肘の角度が変わる

が代表的なところである。

そして、それらの指導書では、おおむねトップスピンにはセミウェスタンやフルウェスタン(ウェスタン系)が適しており、フラットやスライス、ボレーなどのショットにはコンチネンタルやイースタン(コンチネンタル系)が適しているという解説が多い。

なので、グリップの種類としては、このウェスタン系とコンチネンタル系の2種類であると言っても良い。

しかし、グリップによって動きが変わることには間違い無いのだが、トップスピンを打つにはセミウェスタンかフルウェスタンでなければならいことも無いだろうし、実際にグラフやサンプラスは、それほど厚くないグリップでトップスピンを打っているように思う。

好意的に解釈すれば、スペインや南米の選手によくみられる、いわゆるハードトップスピンを打つにはウェスタン系のグリップがもっとも適しているということであろう。

確かに最近のテニスでは、ヘビーなトップスピンを自在にコントロールすることはトッププレーヤーにとって必須の技術であるように思う。

それが自分のベースのストロークとなるかどうかは別として、少なくともパッシングショットや攻撃的なトップスピンロブなどでポイントをとるか、有利な展開に持ち込むには、「ここぞ」というところでハードなトップスピンが打てなくてはトップになれないであろう。

では、そのようなトップスピンの技術が必須であるならば、初心者やジュニアにもその技術は教えなくてはならないはずである。

しかし、初心者やジュニアのスクールで厚いウェスタン系のグリップを指導する場面はあまりみたことがない。

その理由をさきほどの指導書に探してみると、「初心者(ジュニア)は、基本であるフラットから教えるべきである。そのためには正しいコンチネンタルグリップ(イースタングリップ)を指導することが望ましい」と解説してある場合が多く、その理由として、

1.インパクトの感覚を覚えやすい
2.グリップに無理が無く、もっとも自然なグリップである
3.他の技術に応用がしやすい
4.早くラリーができるようになる

などとしている。

果たしてそれは本当なのだろうか。

インパクトの感覚は、それぞれに適したグリップがあり、初心者であっても無意識的に自分の感覚に従って、自分がもっとも握りやすいように握るわけで、それをはじめから矯正するべきではないと考える。

ましてやコンチネンタル系のグリップがその人にとって良いグリップかどうかはわからないし、多くの人にあてはまるかどうかも定かではない。

それが自然かどうかなどどうやってわかるのだろうか。

「基本がコンチネンタルグリップである」というのは納得いかないし、「早くラリーができるようになる」というのもかなり怪しい説のようにも思える。

しかし、「どのグリップが人間にとって自然なのか?」と問われると、返答に困ってしまうのも事実である。

そこで、グリップの違いがどう人間の全身運動にどう影響を及ぼすのかについて整理しながら、この難解な問題に私なりの解答を導きだしていこうと思う。


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ジャーナル | 投稿者 大島コーチ 13:15 | コメント(0)| トラックバック(1)

規則(1293)



コミュニケーションをとるには「規則」が必要です。

新しく入ってきた寮生達も入寮して1か月が経ち、ある程度生活に慣れてきたと思います。

新しく生活をはじめて、一番大変なのはこの「規則」を守る、ということが「習慣化」されることです。

実は何も難しいことではないのですが、今までやってこなかったことを「習慣化」させることは結構大変です。

例えば就寝時間についても、自宅での生活では仮に親から強制されても守られることは少ないはずです。

特に中学生や高校生ともなれば寝床に携帯を持ち込んで、なんてことは頻繁にありますよね。

しかし、寮での生活ではそうはいきません。

誰かがそれを守らなければ、早く眠りたい子がいる場合にはその子の生活のリズムを壊します。

何度か続けば、不満は募りますね。

そのような時に、きちんと「規則を守る」ことができていれば決まった時間以降は間違いなくゆっくりと寝ることができます。

こうした些細なことが円滑なコミュニケーションにつながっていくことは忘れないでほしいと思います。

今年の4月から始まった大学での講義でも同じです。

教える側の教師と、それを聞く側の学生とのコミュニケーションは円滑に授業を進めていくためには大変重要です。

そのために必要なのが「規則」なのです。

私の講義では、前にも書きましたが、明確な規則があります。

遅刻は特別なことがある時以外は認めない。
飲食、携帯使用の禁止、ノートは必須。
サングラスなどの着用はしない。

などです。

別に取り立てて厳しい規則ということではなく、講義という「場」を作るために当たり前の「規則」です。

その他にもより良い「場」を作るために必要であると思うことについては、それを学生にきちんと伝えるようにしています。

でも、それが「習慣化」していない学生にとっては「うっとうしい規則」かもしれませんね。

しかし、それをちゃんと守ってもらうことで「コミュニケーション」は格段に良くなるはずです。

それがどうしても受け入れられない学生には、講義を受講しないという「選択の自由」はあります。

でも私にはその選択がない以上、やはりある程度の「規則」に従って行動できるようにすることが大切だと思います。

それと「規則」というと「自分の自由を奪うもの」であると考えるよりも、それによって「人間関係をうまく構築するためのツール」であると考えた方がスマートなような気がします。

そのためには日頃から、「それ」に縛られないようにすることを意識しながら、自分である程度の「規則」を決めて行動することを心掛けたいですね。


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コラム | 投稿者 大島コーチ 00:05 | コメント(0)| トラックバック(0)

親知らず(1292)



昨日、「親知らず」を抜きました。

私は顎が大きい方なので、4本ともしっかりと生えているのですが、そのうちの1本が虫歯になりまして、やむなく抜くことになりました。

相当な痛みを覚悟していましたが、麻酔の技術が発達したのか、まったく痛みはありません。

麻酔の注射にしてもちょっぴりチクッとするだけでほとんど痛くはありません。

問題は歯を抜いた後ですね。

いつまでもしびれが残っていて違和感があることと、血の味がしてなんとも気分の悪いものです。

「親知らず」をちょっと調べてみると、

最もおそく生える、四枚の奥歯。知恵歯。

とあります。

最もおそく生える、四枚の奥歯。には何も特別な思いは生じませんが、「知恵歯」にはちょっとひっかかります。

なんで、「知恵歯」なんでしょう?

この4本の歯が生えていると、「知恵」が生まれやすいということでしょうか。

それとも「知恵」が身に付く年齢なると生えてくるからなのでしょうか。

どちらにしても、「親知らず」が生えてくる頃の年齢、つまりは二十歳ごろにはある程度の「知恵」を身につけていたいということですね。

私は「親知らず」を1本抜きましたが、その分だけ「知恵」がなくなってしまうというのは困ります。

「その分だけさらに努力しなさい!」という教訓にすれば良いのかなと思います。

どちらにしても虫歯になると大変困る歯であることは間違いないので、みなさんも虫歯にならないようにちゃんと歯磨きしてくださいね。

抜糸は来週の水曜日らしいです。

それまでは少しおしゃべりを控えめにして、大人しくしていようと思います。


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コラム | 投稿者 大島コーチ 01:07 | コメント(0)| トラックバック(0)

こころのプロ意識(1291)



強くなりたいあなたに贈る100ぐらいの法則 -110-

よく、「どうしたら強くなれますか?」と質問されることがある。

もし特効薬のようなものがあれば、きっと私は大金持ちになっているだろう。

でも、現状そうではない(まあ、それほど貧乏でもないので良しとしましょう)。

そんなとき多くの人は何を期待しているのかというと、「こうすればいいんですよ」という衝撃的なアドバイスである。

でも、結局はこれを「期待」する人は、強くはなれない。

愛工大名電高校野球部の寮には、「野球は生活だ。生活が野球だ。」という標語がかかっている。

私は、それを見るたびにこれが真実だと思う。

強くなりたかったら、いつでも強くなることを考え、強くなるための訓練をし、生活の全てをそのために費やす覚悟が必要である。

昔の剣豪は「いつ何時でも刀が抜けるように意識を配りながら歩く」ことを日常の訓練として行っていたそうである。

「そんなこと無理だ!」と思ってしまう人は、そもそも強くなることは難しい。

食べること、寝ること、歩くこと、その全てが強くなるために必要なことであるとは考えない。

だから、「特効薬」を求めるのである。

前に遠藤愛選手のコラムを紹介したことがある。

「その時、私はプロではありませんでしたが、プロとして意識を持っていました」と、「心のプロ意識」について書いていた。

誰もがプロになれるわけではないが、「プロとしての意識」を持つことはできる。

これが唯一の方法だと信じている。

質問する前に、どれだけテニスのことを真剣に考えているのかを考えてほしい。

自分の甘さに気づいたのなら、あなたはもっと強くなれるかもしれない。

そして、たった今からその訓練を始めたものだけが強くなれる。


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ジャーナル | 投稿者 大島コーチ 00:45 | コメント(0)| トラックバック(0)

言葉の力(1200)



遊び半分に自分の名前で検索していたら、

http://www.meigennavi.net/word/020/020625.htm

に自分の書いた文章が、「名言」として掲載されているのを発見してびっくりしました。

何だかちょっと照れくさいですね。

言葉には「力」があります。

言葉によって勇気をもらったり、前向きな気持ちになったり、人生を左右することもあるかも知れません。

「座右の銘」とはいつも意識して行動をコントロールする「力を持った言葉」と言うことができるかもしれません。

私もそんな言葉といくつか出会いました。

もちろん、難しそうな本やテレビ番組にだけそうした言葉が存在するわけではありません。

マンガの中のセリフにも心を動かされる言葉に巡り合うことがあります。

私の愛読する「週間少年マガジン」には、「はじめの一歩」や「ゴッドハンド輝」など、実に素晴らしいマンガが連載されています。

毎回感動し、涙することも多いものです。

(「はじめの一歩」から―対戦前に弱気になっている後輩の学を一歩が元気づけるシーン)

学 「み~~~~んな
   ボクが敗けると思っているんだろうな」
  「くそ~~~」
一歩「周りがどう思うといいじゃない」
  「大事なのはそれじゃないよ」
  「キミはどう思っているの?」
学 「か・・・・勝ちますよ」
  「ボクが!絶対に!!」
一歩「それが大事だと思うよ」
  「自分のコトをどれだけ信じられるかが!」
  「不安はしかたがない」
  「試合前はあの鷹村さんだって少なからずあると思う」
  「だから練習するんだ
   少しでも自分のコトを信じられるように」
  「走って サンドバッグ叩いて
   勝てるかもしれない 勝てるだろうって」
  「少しずつ自分を信じられるようになって」
  「そして―」
  「敗けるはずがない! 
   というところまで
   身体(カラダ)と精神(こころ)を
   作り込んでいくんだ」
学 「・・・・確かに
   敗けると思ってリングに上がったら
   絶対に勝てない」
一歩「ボクは 会長にそう叩き込まれたよ」
学 「ありがとうございます 先輩・・・・」
  「胸にきた!
   周りの意見や過去の結果なんて気にしない」
  「自分を信じるんだ-自分を!!」

どうですか。絵を載せられないのが残念でたまりませんが、どんな素晴らしいメンタルトレーニングの本よりも心に響きます。

まさに「胸にきた!」という感じです(これは理屈ではなく、ハートに響いたという意味で使っています)。

また、「身体と精神を作り込んでいく」という表現にはアスリートとしての真髄がみえます。

そして、このときの物語はそれだけではなく、一歩が力強い言葉を吐いた後に、

一歩「い いやまあ 偉そうなコトを言っちゃったけど」
  「それが理想というか・・・・」
  「ボ ボクにとって
   この世で一番信用できないのは
   自分自身というか・・・・」

と、自分を信じられない自分がいることを素直に告白するのです。

自分を信じられない、自分の弱さを十分に自覚している、そういう人間が努力をする、そのことをこのマンガは教えてくれます。

こうした言葉に巡り合う経験を通して、自分なりの哲学のようなものが作られ、「自分の言葉」として成長していくのだと思います。

自分の言葉がどれくらいの人に影響を与えるのかは分かりませんが、素直に「自分の言葉」を伝えていこうと思います。


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コラム | 投稿者 大島コーチ 02:59 | コメント(5)| トラックバック(0)