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Memory Board そのときどきに私が感じたことや思いなどを書き綴っています。

大島コーチ
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自分のグリップを探せ(1298)



強くなりたいあなたに贈る100ぐらいの法則 -113-

自分の最高のパフォーマンスを引き出すためには「グリップ」は大変大切である。

要はどんなグリップでも良いから、自分に最も合うグリップを探し出せばよいのである。

まあ、この問題もそう簡単ではないが、私なりの提案を聞いてもらいたい。

1.自分の最も力の入るインパクト位置を決める

実際にボールを打つのではなく、壁などにラケットを押し当てて、どの位置でラケットを押せばもっとも力が入るのかを確かめてみる。

2.グリップを少し変えてみる

インパクト位置が決まったら、その位置で少しグリップを変えてみる。

最初に握っていたグリップが最もしっくりいっているのであればよいが、ちょっとグリップを変えてみてさらに「おっ」と感じるようなグリップに出会えれば最高だ。

3.インパクト位置を上下に変えてみる

一番力の入るインパクト位置でのグリップを探し出したら、そのインパクト位置を上下にずらしてみる。

テニスの上達にはトップスピンのテクニックは必須であり、低い位置や高い位置で鋭い打球を打つことが大切なので、高さを変えてもそのグリップが最もしっくりくるのかを確かめてほしい。

高さが違うと、最高のグリップは変わるのが普通であるが、実際にはその度ごとにグリップを変えるのは難しい。

全ての高さで満足できるグリップを見つけ出さなくてはならない。

4.インパクト位置を変えないで打球を繰り返す

「自分のグリップ」を決めたら、インパクト位置ができるだけ変わらないように何度も繰り返し打球することが大切だ。

ネット越しにボールを送球してもらうのでは、トップ選手ならともかく、初心者では正しくインパクトすることは難しい。

当然、「自分のグリップ」で打球し、その感覚を高めることはできない。

ここでは、その場でボールを落としてもらい、その跳ね上がってきたボールを打つ練習のほうが望ましい。

5.ミスの傾向を探る

基本的に4の練習方法では、インパクト位置はそれほど変わらないので、ミスショットをする確率は低い。

それでも、同じようなミスが続くのであれば、自分では適していると思ったグリップに実は問題があるのかもしれない。

グリップを変えないで、腕の使い方や全身の動きを少し変えて修正するか、グリップそのものを少し変えて、同じようなミスが続かないように修正してほしい。


このような段階を踏んでグリップを調整していくと、あるとき突然に、「おっ、このグリップだ!」と感じるグリップにめぐり合うはずだ。

ジャンボ尾崎(最近、破産してちょっと元気がありませんが)は、練習中に「このグリップだ!」と感じると、それを忘れるのが嫌でグリップを握ったままガムテープでクラブごとぐるぐる巻きにしてしばらく過ごしたそうである。

私も高校生のとき、グリップの感覚を忘れないように、グリップだけを切り取って暇さえあれば握っていたのを思い出す。

グリップは単にラケットを持つだけではなく、身体動作やパフォーマンスに大きな影響を及ぼす大切な技術である。

形にこだわらずに、自分の感覚に従って「自分のグリップ」を見つけること、これが強くなるためには必要である。


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ジャーナル | 投稿者 大島コーチ 06:46 | コメント(1) | トラックバック(0)