2008年05月15日
意志の強さ(1304)
昨日から高校選抜室内、選抜高校個人戦を制した佐賀の廣田耕作選手がトレーニングに来ています。
彼のトレーニングを個人的に指導し始めてから8ヶ月くらいが経ちますが、その身体的、機能的な変化には大きなものがあります。
私はプロのトレーナーとして多くの選手を観てきたので、その選手がどれくらいのトレーニングを行ってきたのかはだいたいわかります。
いくら口先でごまかそうとしても身体は大変正直です。
その変化や兆候を見落とさないで、綿密に観察して洞察する力がトレーナーの資質として求められます。
また、いくらトレーニング期間が長くても、身体はそれに取り組む姿勢、意志の強さによって変化する度合いには差があります。
「心が身体を動かす」と言われるように、「意識が身体を作る」ということが言えると思います。
そういう意味でも彼は大変高い意識でトレーニングに取り組んできたことがうかがわれます。
そうしたた姿勢を評価できる時がトレーナーとしてはもっとも嬉しい瞬間ですね。
彼にはまだまだ向上できる潜在的な資質があると感じています。
それに加えて、何よりも「意志の強さ」を感じる時、その可能性を信じて疑いません。
多くの子どもたちは自分の可能性を信じることができません。
だから強い意志を持つことができません。
彼のトレーニングや練習に取り組む姿勢を観て、感じて、自分の可能性を少しでも強く信じることができるようになれば良いと思っています。
トレーニングは今日も続きます。
私は自分の持てる力をすべて出し切るつもりでサポートしていくつもりです。
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