2011年11月08日
自己表現の場(2309)
ブログを引越します。
新しい引越し先は、
http://tslabo01.blog.fc2.com/
です。
引越しをするのは、いろいろな理由があります。
ひとつは、もっとレイアウトに自由度がほしいということです。
もっと力があればいろいろとカスタマイズできるのでしょうが、ちょっとそれはむつかしいので、比較的自由にレイアウトでき、多くのテンプレートがあるブログを探しました。
それと、レイアウトに飽きてきたというのも理由です。
この前の「テニスコーチングセミナー」で、
「テニスのコーチは、自己表現力が必要です。
そのために『書く』ということが重要になります。
ブログなどは、そのための大変よい訓練になります。」
と話しました。
文章の内容もそうですが、全体のレイアウトなども自己表現の一つと考えていいと思います。
そのためには、もっと自由に、多くのレイアウトを選択できることが大切です。
もちろん、モチベーションを上げるということも大きな理由です。
フェイスブックや、ツイッターなど、コミュニケーションの場が広がると、書く範囲や頻度が上がり、ブログの更新がおざなりになることがあります。
でも、ブログは、「自分をもっとも表現できる場」であると考えます。
「自分の考えや思いを伝える」のにもっとも適しているということです。
8年も続けていると、その間に、読者は大きく変わります。
アカデミーのメンバーもすっかり変わっています。
そうなると、以前に書いたものを今のメンバーが見ることも少なくなります。
それをもう一度整理し直して、自分自身も「再確認しなければ」、という思いがあります。
ブログのテーマは、コーチング、トレーニング、スポーツ科学などの分野にかぎらず、多岐にわたります。
「思いを綴ったコラム」もあります。
それを見返していくことで、「何か」見つけることや気づくことがあるかもしれません。
そのために、ブログを変えることを思い立ちました。
新たにレイアウトを考えたり、設定をすることは面倒です。
久しぶりに徹夜で取り組みました。
でも、間違いなくモチベーションは上がります。
新たな取り組みに対する期待のようなものがあるからです。
しばらくは、ここで、しっかりと整理整頓しながら、自分の考えを深めていこうと思います。
よろしくお願いします。
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2011年11月07日
力を出し切れず(2308)
昨日、4回目の「テニスコーチングセミナー」が開催されました。
多くのコーチが参加してくれて、大変嬉しく思います。
こうしたセミナーでは、一応レジメのようなものを作ります。
でも、きっちりとそのレジメにそって話をするわけではありません。
話をしているうちに「ひらめいたこと」をそのまま口にします。
そのほうが、自分らしくスムースに話をすることができます。
昨日はそれがちょっとうまくいきませんでしたね。
何て言ったらいいんでしょうか、言葉がひらめきません。
なので、何となく堅苦しい話になってしまいます。
なんか言葉を無理矢理に引き出している感じで、のどもつまります。
「話すだけじゃん!」
と思われるかしれませんが、話すには身体感覚が大切です。
テニスでも、何となく調子がわるい時は、腕が振れていなかったり、体が重い感じになるのと似ています。
もちろん、そんな時でも全力は尽くします。
が、なんとなく力を出し切れずに負けた時のような感覚が残ります。
もし、インタビューされれば、
「力を出し切れずに終わってしまった、悔しく思います!」
と答えます。
次回は、もっともっと心技体、気力充実で頑張りたいと思います。
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2011年11月03日
ホっとする試合(2307)
全国大会のサポートで福岡に行って来ました。
いろいろな感想はありますが、フェイスブックやツイッターには、
「3セットマッチの試合を見ると、ホッとします!」
と書きました。
多くのコーチは、みんな同じ気持ちだと思います。
なのに、なかなか変わってはいきません。
それは、
「人と人が理解しあうことがむつかしい」
ことに起因しているからです。
人のことを理解することは簡単ではありません。
震災後の復興の様子を観ていても、それが伺われます。
それは、人はすべからく、「自己中心性」があるからです。
また、コーチングの世界では、
「人を変えようと思うな!」
という格言があります。
「変えることは難しい。
だから自分がそうあってほしいように振る舞い、行動することでしか変わってはいかない。」
という意味でもあります。
子どもたちが、少しでも大きな世界を目指すことができるような、そんな環境を作っていきたいですね。
とてもむつかしいことですが、自分でできることはやっていこうと思います。
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2011年11月01日
立ち向かう心(2306)
ITFサーキットのポワチエ大会で、クルム伊達公子選手が優勝しました。
年令を重ねても、衰えない闘志と向上心には感服します。
こういう姿勢が「プロ」だということを強く感じます。
彼女のブログには、こう書いてあります。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
WTAだとランドリーサービスが大会であります。
無料でやってくれることがほとんど。
ときには有料の場合もあるけどそれでもランドリーバックを渡せばいいだけ。
今大会はサービスがありません。
でもホテルから歩いて数分のところにコインランドリーがあったので助かってます。
そしてITFになると厳しいのがボール。
今大会も1日に3~4球。
初日は4球だったのに2日目から3球。今日はまた4球。
午前&午後練習と2回やっても古いボールを使ってやらなきゃならない。
Wilsonのボールはすぐに毛羽立ち、廃れるのも早いのであっという間にダメになるんだけどそれでもそのボール使ってます。
当然、試合中もボールチェンジがWTAでは7&9なのがITFだと9&11。
飛ばなくなっているボールで打ってる時間が長くなるのでキツイ。
今週はタオルの準備もありません。
でもお水はたくさんくれます。
大会によってさまざま。
こんな状況にも順応しながらやっていかなきゃなりません。
ランキングが落ちてしまえば仕方がない。
また地道に這い上がっていくしか道はありません。
明日から本戦がスタートですがそろそろドローができ上がる頃かな。
今のすべての状況を受け入れまた0から立ち向かう心の準備をしていきます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
最後の言葉には「ぐっ」ときます。
プロとしての生活は、華やかなことばかりではありません。
思い通りにいかないことのほうが多いはずです。
栄冠を掴んでも、そこから落ちることに対する恐怖心もあります。
そんなことをすべて受け入れて、「0から立ち向かう」ことができる選手が本当の「プロ」と言えるのではないでしょうか。
誰でもプロとして成功するわけではありません。
練習すれば必ず強くなれるわけではありません。
でも、「立ち向かう心」がなければ何も始まらないこと・・・それを知らなければならないと思います。
「伊達選手は強いなあ」・・・、と思います。
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