2007年11月28日
自分の世界に浸る(1057)
強くなりたいあなたに贈る100ぐらいの法則 -69-
雰囲気を変えてしまうぐらいの力を持った選手はそうはいないので、どのような状況でも集中力を高めることが出来るような訓練をすることのほうが実際的なのかもしれない。
メンタルトレーニングの世界では、じつに様々な方法が提唱されているので、それらを色々と試してみて、気に入った方法を実践すればよいのである。
私は、実際的なメンタルトレーニングとは違うが、「自分の世界に浸れる時間」を大切にすることをお勧めする。
一流選手が、ヘッドフォンでお気に入りの音楽を聴きながらリラックスしている場面をよく目にするが、音楽や映画に感情移入して、どっぷりとその世界に浸り、時間を忘れるのはとても脳のためにもいいらしい。
もちろん、練習や試合の前にそうした音楽などを聞くことで集中力は高まる。
私の場合、落ち込んだりしたときにふっと頭に浮かぶ音楽がある。「カントリーロード」がそれだ。
アメリカにいたとき、言葉も通じず、離れて暮らす子供のことが思い出されて悲しい気持ちになったときなどは、いつもこの曲を聴いていた。
そうしたことがこころの安らぎを生んだという経験が強く染み付いているので、なにか嫌なことがあったりすると、自然反応的に頭に浮かんでくるのである。
これを専門的には「不安軽減の強化」というらしいが、不安や恐怖に襲われたとき、ただ呆然と立ち尽くすのではなく、自分の心地よい居場所を作り出すことで、うまくやっていけるような気になるはずである。
私は、そうした心地よい場所や時間を持つことで、ひどく落ち込まずにがんばっていられるような気がする。
そして、「自分の世界に浸っているとき」はとてもよい表情になり、きっと自分のまわりに良い雰囲気を作り出していることだろう。
そのようなよい雰囲気を持続的に保ちながら練習や試合にはいっていくことで、よい集中力が生まれるはずだ。お試しあれ。
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雰囲気を変えてしまうぐらいの力を持った選手はそうはいないので、どのような状況でも集中力を高めることが出来るような訓練をすることのほうが実際的なのかもしれない。
メンタルトレーニングの世界では、じつに様々な方法が提唱されているので、それらを色々と試してみて、気に入った方法を実践すればよいのである。
私は、実際的なメンタルトレーニングとは違うが、「自分の世界に浸れる時間」を大切にすることをお勧めする。
一流選手が、ヘッドフォンでお気に入りの音楽を聴きながらリラックスしている場面をよく目にするが、音楽や映画に感情移入して、どっぷりとその世界に浸り、時間を忘れるのはとても脳のためにもいいらしい。
もちろん、練習や試合の前にそうした音楽などを聞くことで集中力は高まる。
私の場合、落ち込んだりしたときにふっと頭に浮かぶ音楽がある。「カントリーロード」がそれだ。
アメリカにいたとき、言葉も通じず、離れて暮らす子供のことが思い出されて悲しい気持ちになったときなどは、いつもこの曲を聴いていた。
そうしたことがこころの安らぎを生んだという経験が強く染み付いているので、なにか嫌なことがあったりすると、自然反応的に頭に浮かんでくるのである。
これを専門的には「不安軽減の強化」というらしいが、不安や恐怖に襲われたとき、ただ呆然と立ち尽くすのではなく、自分の心地よい居場所を作り出すことで、うまくやっていけるような気になるはずである。
私は、そうした心地よい場所や時間を持つことで、ひどく落ち込まずにがんばっていられるような気がする。
そして、「自分の世界に浸っているとき」はとてもよい表情になり、きっと自分のまわりに良い雰囲気を作り出していることだろう。
そのようなよい雰囲気を持続的に保ちながら練習や試合にはいっていくことで、よい集中力が生まれるはずだ。お試しあれ。
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2007年11月27日
自己確信(1056)
「自己確信」とは、「自分のやっていることを心底納得する」ことです。
これができないと、ちょっとしたことで「心が揺らぎ」ます。
しかし、この「自己確信」を揺らがせるものは多いですね。
「自己確信」できない人は、やはり自分の目標を達成できない「不安」で焦っています。
「結果」を求める気持ちが強いと、「自己確信」には至りません。
「スローライフ」のことを書いたときにも言いましたが、「過程」を楽しむ感覚が大きくなければ「自己確信」するのは難しいと思います。
逆に、これさえあれば、必ず「強く」なるし、人生は「豊か」になります。
そのことを頭で理解はしていても、「心の底」から思うことは難しいということですね。
私の仕事は、そうした「自己確信」に至るような「ものの考え方」を身につけさせることです。
スポーツでは、「不安」や「迷い」、「葛藤」があって当たり前です。
それを親やコーチが「子どもために」と言いながら振り払ってしまうことも多いと思います。
それでも、「不安」はなくなりません。
それを自分の力で、自分の「信念の力」で乗り越えるしかないと思います。
迷いなさい、泣きなさい、悩みなさい、それが「力」になります。
スポーツの本当の素晴らしさは「そこ」にあります。
それが「本当の力」、「自己確信の力」です。
多くの子ども達が、苦しさの中からその力をつけてくれると良いと思います。
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2007年11月26日
場を作る力(1055)
強くなりたいあなたに贈る100ぐらいの法則 -68-
強いチームを指導していていつも思うことは、「良い雰囲気を持ったチームは強い」、ということである。
傑出した選手がいなくても、チームとしての「雰囲気」を高めることで、そのチームとしての力を最大限に引き出し、強くなれることを教えてくれる。
山下富美代(「集中力」講談社現代新書)は、
「意欲を中断することなく集中力を持続させる状況づくりが大切である。」と言い、
斎藤孝(「「できる」ひとはどこがちがうのか」ちくま新書)は、
「私たちの身体は、場の雰囲気の影響を受けやすい。」
と言っている。
また、長田一臣(「勝者の条件」春秋社)は、
「心が大事というのはいいけれど、すべてを揺さぶるものは「場」です。「場」が全部を揺さぶるわけです。」
と述べている。
これらは、場の雰囲気や状況が、メンタルだけにとどまらず、人間の能力にとても大きな影響を与えることを示している。
できるだけ自分の集中力や意識が高まるような状況を作り出すことが大切なのである。
もしできるのであれば、そういう雰囲気を作り出すことができる選手と練習やトレーニングをすることだ。
その選手がコートで練習を始めると、まわりの雰囲気がガラッと変わって、高い緊張感に包まれるような選手がいる。
そのような選手と練習していると、知らず知らずのうちにその雰囲気に融合し、自分でも信じられないくらいの集中力を発揮することもある。
逆に、まわりの雰囲気を乱し、他の選手の集中力を阻害してしまうような選手も多い。
そうした選手がトップで練習しているクラブは、他の選手にとって心地よく集中できる雰囲気を作り出すことは大変にむつかしい。
トップになる選手は、高い実績を誇っているので、クラブとして手放したくないという事情もあるだろうが、本当に強いクラブを作りたいのなら、こうした選手には出て行ってもらう方が良いだろう。
それくらいの決断ができないようでは、他の強くなる資質を持った子の才能を伸ばすことはできはしない。
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強いチームを指導していていつも思うことは、「良い雰囲気を持ったチームは強い」、ということである。
傑出した選手がいなくても、チームとしての「雰囲気」を高めることで、そのチームとしての力を最大限に引き出し、強くなれることを教えてくれる。
山下富美代(「集中力」講談社現代新書)は、
「意欲を中断することなく集中力を持続させる状況づくりが大切である。」と言い、
斎藤孝(「「できる」ひとはどこがちがうのか」ちくま新書)は、
「私たちの身体は、場の雰囲気の影響を受けやすい。」
と言っている。
また、長田一臣(「勝者の条件」春秋社)は、
「心が大事というのはいいけれど、すべてを揺さぶるものは「場」です。「場」が全部を揺さぶるわけです。」
と述べている。
これらは、場の雰囲気や状況が、メンタルだけにとどまらず、人間の能力にとても大きな影響を与えることを示している。
できるだけ自分の集中力や意識が高まるような状況を作り出すことが大切なのである。
もしできるのであれば、そういう雰囲気を作り出すことができる選手と練習やトレーニングをすることだ。
その選手がコートで練習を始めると、まわりの雰囲気がガラッと変わって、高い緊張感に包まれるような選手がいる。
そのような選手と練習していると、知らず知らずのうちにその雰囲気に融合し、自分でも信じられないくらいの集中力を発揮することもある。
逆に、まわりの雰囲気を乱し、他の選手の集中力を阻害してしまうような選手も多い。
そうした選手がトップで練習しているクラブは、他の選手にとって心地よく集中できる雰囲気を作り出すことは大変にむつかしい。
トップになる選手は、高い実績を誇っているので、クラブとして手放したくないという事情もあるだろうが、本当に強いクラブを作りたいのなら、こうした選手には出て行ってもらう方が良いだろう。
それくらいの決断ができないようでは、他の強くなる資質を持った子の才能を伸ばすことはできはしない。
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2007年11月24日
スローライフ(1054)
昨日は少し時間があったので、下の娘とサイクリングに出かけました。
かなり長い時間こいでいましたので、少しお尻と足が痛いですが、心地よい感じがします。
世の中は「スピード時代」と言われ、目的地まで早く着くことや目的をできるだけ短時間で達成することを競ったりすることが多くなってきたように思います。
それに対して、もっとゆっくりと時間を気にしないで、今の自分を大切にしましょうよ、なんていうスローガンの下、「スローライフ」なる言葉もよく聞かれます。
この「スローライフ」は文字通り、時間に追われることをやめ、目的達成のためにあくせくすることをやめ、今時分のやっていることだけを見つめて、充実した時間を過ごしましょうということだと思いますが、なかなか現代では難しいですね。
そんなことをゆっくりと自転車をこぎながら考えていました。
目的地に着くだけであれば、自動車の方が数段早いのですが、自転車でゆっくりと走っていると、今まで気づかなかったようなことに気づいたり、行ったことのないような路地に不思議な店なんかを発見したりして、なんだか嬉しくなります。
そうですね、目的地に着くことが目的ではなく、その「過程」を楽しむような感覚ですね。
しばらく忘れていたように思います。
スポーツでも同じですね。
目標を達成しようと、それに気持ちが大きく捉われていると、ちょっとしたミスが許せなかったり、試合での敗戦でやめたくなったり、相手のちょっとした動向が気になってイライラしたり、焦ったり、目的を達成できないことを異様に不安がったり、感情がコントロールできなったかったりすることが多くなります。
でも、その「過程」を楽しむ感覚が高ければ、今の自分のすべきことにちゃんと焦点が当てられるので、ちょっとしたことで嬉しくなったり、試合での敗戦を素直に認めることができたり、練習する相手をちゃんと尊敬できたり、ナイスショットに感動したり、ボールを打つことが楽しくなったり、とスポーツの本当の素晴らしさ、楽しさを感じることができるようになると思います。
まあ、結果を求める気持ちが強いのはスポーツの宿命でもあるので、それに気持ちが向いてしまうのは仕方ないことかもしれませんが、やはり大切なのは、「今」ですね。
その「今」を大切にして、焦らず、今そのスポーツができることに感謝して過ごすことができれば、それはとても幸せなことです。
「スローライフ」ならぬ「スローテニス」ですかね。
焦らず、焦らず、ゆっくり、ゆっくり、ちゃんと自分の道を歩んでいくこと、それが一番「強い」ということを知ってほしいと思います。
私もそれを忘れないために、たまに自転車でゆっくりと時間を楽しみたいと思います。
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2007年11月23日
新車(1053)
へへへ、新車買いました。
新車を決める決め手は何といっても乗り心地です!
まあ、そうは言ってもジュニアの指導をしている立場の人間は、基本的に大きなワンボックスしか選択肢がないのはちょっと悲しいですね。
以前(2台前)に乗っていた車は、何となく乗り心地、座り心地が悪く、遠くへ遠征に行く時は、すべて電車での移動でしたが、1台前の車に買い換えてからは、どこへ行くにも車というのが多くなってきました。
だんだんと全国大会や地域大会に出場する選手が多くなってくると、車で移動した方がはるかに安く済み、現地での移動も楽になるという事情もありますが、車を運転するのが苦痛ではない、という安心感の方が大きいですね。
ちょっと困るのは、たくさんの子ども達を乗せると、車の中が汚れることです。
1台前の時は、買って2日後に遠征があって、汚れないように細心の注意を払っていたのですが、雪が降って濡れた地面の砂を大量に車の中に持ち込まれ、帰りは除雪車のすぐ後ろを走って融雪剤でドロだらけになりました。
帰ってすぐに洗車をしたのですが、洗車機では融雪剤の影響で細かな傷がつくと言われて、小雪の舞う中を手作業で車を洗いました。
おかげで、新車の感覚が薄くなって、あまり細かなことが気にならなくなったのはいい事かもしれませんね。
でも、今回の新車はそうはいきませんぜ。
できるだけ長く新車の感激を味わうために、極力汚さないように注意したいと思います。
砂の持ち込み禁止、飲食禁止、汗をかいたままの服での乗車禁止、もちろん、においのある人(?)乗車禁止(どっかで見たような気がする・・・)、などなど。
とは言ってはみても、きっと1ヵ月後ぐらいには「どうでもいいや」っていう気持ちになっているんでしょうね。
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2007年11月22日
「謙虚」であることの強さ(1052)
強くなりたいあなたに贈る100ぐらいの法則 -67-
私がトレーニングを指導する愛工大名電高校野球部の秋の大会は、東海大会まで駒を進めたものの残念ながら初戦敗退し、春の選抜出場はりならなかった。
しかし、私が指導し始めて、秋の大会ではほとんどの年で東海大会に出場し、夏の県大会も今年で4年連続出場を果たし、毎年ベスト8以上に勝ち進む安定した「強さ」を発揮している。
多くの学校がその成果を求めて強化を進めている中にあって、しかも全国でも最多の参加校を誇る愛知で勝ち続けることは大変難しいことだと思う。
その「強さ」はどこにあるのかを考えることは、強くなるためのヒントを与えてくれると思う。
野球の名門校は、それこそ中学時代は4番でピッチャーのエリートばかりが入学を希望してくる。
しかも、愛工大名電高校野球部では、そんなエリートの中で10人に1人程度しか入学を許可されない、大変な狭き門なのである。
だから、それぞれの選手は大変「プライド」が高い(ここでは単に「自己顕示欲」という意味で)。
そして、その「プライド」が邪魔をして、ときには自己中心的な振る舞いや、自分を追い込むことに対する「ごまかし」などが横行するときもある。
私は、このチームを直接率いているわけではないので、そんなときでも「私は、君たちに必要なことは教える。それをやるかやらないかは君たち次第だ。」といつも言い続け、決してそれを非難したり、是正したりしないようにしている。
そして、「自分はやっています!」と大きく主張はするが、実際にはやっていないだろうと思われる選手に対しては、「思い」はかけないようにする(だって、そんな選手に思いをかけても虚しいだけでしょ)。
彼らは、そう主張すれば、自分たちを評価してくれるだろうと思っているかもしれないが、「プロの眼」から見れば、どれくらいのトレーニングを積んでいるのかは、一目見れば大体わかる。
まあ、「プロ」としては、大体では困るので、練習の状況を良く観察したり、「どうだ、調子は?」とか言いながら、肩を叩いたり、背中を叩いたりしながら、筋肉の状態を確認したりする。
女の子に、あまり頻繁にこのような行為をすると、セクハラを疑われそうであるが、その点、男の子は安心である(危ないこともあるかも?)。
例年は、そのような「謙虚でない」選手が何人かいて、しかも、その選手が主力だったりすると、そういうチームは大変指導しにくい、というか、「思い」をかけにくいので、同じ時間を指導しても大変疲れるものだ。
今風に言うと、「ムカつく」時も多い(決して怒りはしませんが…)。
ところが、最近のチームは誰一人として、そのような選手は見当たらない。
それどころか、トレーニングに対しての知識を深めようと私に何度も質問したり、トレーニングの指導が終わってから、自分の課題について納得するまで確認したりする選手が多い。
だから、指導する側としては大変「楽なチーム」であるといえる。
じつは、これが彼らの「強さ」であり、多くのスポーツ選手が学ばなければならない「資質」である。
人間は、誰も完璧ではない。
「足りない何か」を感じているから、それを「謙虚」な気持ちで求めていかなくてはならないと思うのだが、少しの成果で有頂天になり、「謙虚さ」を忘れて、自己中心的な振舞いをする選手は大変多い。
このような選手は(もちろん指導者も)、きっと自分の人生において、感動する機会は少ないだろうと思う。
自分の持っている力を最大限まで引き出すことはできない。
私の尊敬する指導者に、ハンマー投げの室伏重信先生がいる。
知っての通り、室伏広治選手の父であり、コーチでもある人だ。
彼は、まさに求道者である。
どんなときでも、自分の投法には満足せず、いろいろな情報を得るために、積極的に実験にも参加されて、自分の投法を完成させ、飛距離を伸ばすためにはどうしたら良いのかを常に考え続けた人だ。
もちろん、今も考え続けているだろう。
先生と話をすると、つねに「謙虚」に自分に足りないものを探し続けることの大切さを確認できた。
「足りないから努力する」、という当たり前のことを実行し続けた人だからこそ、誰もが彼の言葉に感嘆するのである。
このチームは、そんな「謙虚さ」を「強さ」に変えたチームである。
監督から頂いた、甲子園の優勝記念ボールは私の一生の宝物となった。
「謙虚さ」を忘れないシンボルでもある。
自分の信じることを納得するまでとことんやりきるには、「謙虚」でなくてはならない。
「謙虚」であることは、「弱さ」ではなく、「弱さを知ることから生まれる強さ」を引き出すためのキーワードである、そんなことをトレーニングを指導しながら考えていた。
私は、そんな「強さ」を持った選手を探しているのかもしれない。
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私がトレーニングを指導する愛工大名電高校野球部の秋の大会は、東海大会まで駒を進めたものの残念ながら初戦敗退し、春の選抜出場はりならなかった。
しかし、私が指導し始めて、秋の大会ではほとんどの年で東海大会に出場し、夏の県大会も今年で4年連続出場を果たし、毎年ベスト8以上に勝ち進む安定した「強さ」を発揮している。
多くの学校がその成果を求めて強化を進めている中にあって、しかも全国でも最多の参加校を誇る愛知で勝ち続けることは大変難しいことだと思う。
その「強さ」はどこにあるのかを考えることは、強くなるためのヒントを与えてくれると思う。
野球の名門校は、それこそ中学時代は4番でピッチャーのエリートばかりが入学を希望してくる。
しかも、愛工大名電高校野球部では、そんなエリートの中で10人に1人程度しか入学を許可されない、大変な狭き門なのである。
だから、それぞれの選手は大変「プライド」が高い(ここでは単に「自己顕示欲」という意味で)。
そして、その「プライド」が邪魔をして、ときには自己中心的な振る舞いや、自分を追い込むことに対する「ごまかし」などが横行するときもある。
私は、このチームを直接率いているわけではないので、そんなときでも「私は、君たちに必要なことは教える。それをやるかやらないかは君たち次第だ。」といつも言い続け、決してそれを非難したり、是正したりしないようにしている。
そして、「自分はやっています!」と大きく主張はするが、実際にはやっていないだろうと思われる選手に対しては、「思い」はかけないようにする(だって、そんな選手に思いをかけても虚しいだけでしょ)。
彼らは、そう主張すれば、自分たちを評価してくれるだろうと思っているかもしれないが、「プロの眼」から見れば、どれくらいのトレーニングを積んでいるのかは、一目見れば大体わかる。
まあ、「プロ」としては、大体では困るので、練習の状況を良く観察したり、「どうだ、調子は?」とか言いながら、肩を叩いたり、背中を叩いたりしながら、筋肉の状態を確認したりする。
女の子に、あまり頻繁にこのような行為をすると、セクハラを疑われそうであるが、その点、男の子は安心である(危ないこともあるかも?)。
例年は、そのような「謙虚でない」選手が何人かいて、しかも、その選手が主力だったりすると、そういうチームは大変指導しにくい、というか、「思い」をかけにくいので、同じ時間を指導しても大変疲れるものだ。
今風に言うと、「ムカつく」時も多い(決して怒りはしませんが…)。
ところが、最近のチームは誰一人として、そのような選手は見当たらない。
それどころか、トレーニングに対しての知識を深めようと私に何度も質問したり、トレーニングの指導が終わってから、自分の課題について納得するまで確認したりする選手が多い。
だから、指導する側としては大変「楽なチーム」であるといえる。
じつは、これが彼らの「強さ」であり、多くのスポーツ選手が学ばなければならない「資質」である。
人間は、誰も完璧ではない。
「足りない何か」を感じているから、それを「謙虚」な気持ちで求めていかなくてはならないと思うのだが、少しの成果で有頂天になり、「謙虚さ」を忘れて、自己中心的な振舞いをする選手は大変多い。
このような選手は(もちろん指導者も)、きっと自分の人生において、感動する機会は少ないだろうと思う。
自分の持っている力を最大限まで引き出すことはできない。
私の尊敬する指導者に、ハンマー投げの室伏重信先生がいる。
知っての通り、室伏広治選手の父であり、コーチでもある人だ。
彼は、まさに求道者である。
どんなときでも、自分の投法には満足せず、いろいろな情報を得るために、積極的に実験にも参加されて、自分の投法を完成させ、飛距離を伸ばすためにはどうしたら良いのかを常に考え続けた人だ。
もちろん、今も考え続けているだろう。
先生と話をすると、つねに「謙虚」に自分に足りないものを探し続けることの大切さを確認できた。
「足りないから努力する」、という当たり前のことを実行し続けた人だからこそ、誰もが彼の言葉に感嘆するのである。
このチームは、そんな「謙虚さ」を「強さ」に変えたチームである。
監督から頂いた、甲子園の優勝記念ボールは私の一生の宝物となった。
「謙虚さ」を忘れないシンボルでもある。
自分の信じることを納得するまでとことんやりきるには、「謙虚」でなくてはならない。
「謙虚」であることは、「弱さ」ではなく、「弱さを知ることから生まれる強さ」を引き出すためのキーワードである、そんなことをトレーニングを指導しながら考えていた。
私は、そんな「強さ」を持った選手を探しているのかもしれない。
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2007年11月21日
仲間とめぐりあう(1051)
強くなりたいあなたに贈る100ぐらいの法則 -66-
私は、「ライバル」といえる存在にもめぐり合うことができたし(そいつは今でも私のライバルである)、お互いに励ましあう「仲間」にもめぐり合うことができた。
「仲間」とは、単なる友人ではなく、「こいつらのためなら何でもやってやるぜい!」と思える強い仲間意識で結ばれた友人関係である。
「過去の栄光会」という変な会がある。
これは、私の世代と一つ下の世代で、高校時代に全国大会などに出場するなどの輝かしい栄光(?)を持つものたちの集まりである。
この会を始めて15、16年になるらしい(誰もはっきりとその開始を覚えてはいない)。
それほど活発に活動しているわけではないし、また、会っても昔の話をするだけで発展的な会話などないのだが、これが実に楽しい。
そう、我々は確かにその時、青春時代を送っていた(もちろん、今も.....)。
何もかも忘れてすべてをテニスに賭けていた、そうした「仲間」たちなのだ。
試合ではもちろん戦う「ライバル」ではあるが(試合中に相手をののしることなども時にはあった)、コートを離れればよき友人として、ときには恋人として強い「仲間意識」で結ばれていた。
テニスを通した素晴らしき「仲間」の集いなのである。
そんな会の中でこんな話が出た。
「今のジュニアの子達は、こうして何年か経って集まり、テニスをやり、昔の話に花が咲き、年甲斐もなくわいわい騒ぐ(私だけか....)ことがあるだろうか」と。
ん~、これは難しいかもしれない。
彼らがテニスを一所懸命にやっていることは認めるが、テニスを通して強い「仲間意識」で結ばれているとは思えないからである。
我々の時代とはテニスをやる環境が違うし、社会的な環境も違うので良い悪いを言うつもりはないが、「仲間」がいること、これは何ものにも変えがたい素晴らしき財産であると思う。
「素晴らしき仲間」、私はこれさえ手に入れることができれば、きっとすべてはうまくいく、きっと充実した人生を歩むことができると信じて疑わない。
梶原しげる(「口のきき方」新潮新書)は、
「今の日本の若者の多くが「本人がよければ本人の自由でよい」と思う傾向があることが気になります。「本人の自由」とは、他人の自由を尊重しているようで、実は、他人に無関心なだけなのではないでしょうか。関心の中心は常に自分。自分以外への無関心や、他人との親密な関係を「うざったい」と感じてしまう、対人関係の未成熟さの現われが「本人の自由」などというわけ知りな言葉を口走らせるのではないかと、電車の中の化粧に精出す女の子達を見て心配しております。」
と言っている。
他人に無関心で本当の「仲間」が見つかるとは到底思えない。
他人と親密な関係を持つことで、自分のこともいろいろと見えてくることが多いものだ。
それは「自分自身を高める」ことに他ならない。
「仲間」は、それほどまでに尊いものであることを子どもたちにわかってほしいと心から思う。
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私は、「ライバル」といえる存在にもめぐり合うことができたし(そいつは今でも私のライバルである)、お互いに励ましあう「仲間」にもめぐり合うことができた。
「仲間」とは、単なる友人ではなく、「こいつらのためなら何でもやってやるぜい!」と思える強い仲間意識で結ばれた友人関係である。
「過去の栄光会」という変な会がある。
これは、私の世代と一つ下の世代で、高校時代に全国大会などに出場するなどの輝かしい栄光(?)を持つものたちの集まりである。
この会を始めて15、16年になるらしい(誰もはっきりとその開始を覚えてはいない)。
それほど活発に活動しているわけではないし、また、会っても昔の話をするだけで発展的な会話などないのだが、これが実に楽しい。
そう、我々は確かにその時、青春時代を送っていた(もちろん、今も.....)。
何もかも忘れてすべてをテニスに賭けていた、そうした「仲間」たちなのだ。
試合ではもちろん戦う「ライバル」ではあるが(試合中に相手をののしることなども時にはあった)、コートを離れればよき友人として、ときには恋人として強い「仲間意識」で結ばれていた。
テニスを通した素晴らしき「仲間」の集いなのである。
そんな会の中でこんな話が出た。
「今のジュニアの子達は、こうして何年か経って集まり、テニスをやり、昔の話に花が咲き、年甲斐もなくわいわい騒ぐ(私だけか....)ことがあるだろうか」と。
ん~、これは難しいかもしれない。
彼らがテニスを一所懸命にやっていることは認めるが、テニスを通して強い「仲間意識」で結ばれているとは思えないからである。
我々の時代とはテニスをやる環境が違うし、社会的な環境も違うので良い悪いを言うつもりはないが、「仲間」がいること、これは何ものにも変えがたい素晴らしき財産であると思う。
「素晴らしき仲間」、私はこれさえ手に入れることができれば、きっとすべてはうまくいく、きっと充実した人生を歩むことができると信じて疑わない。
梶原しげる(「口のきき方」新潮新書)は、
「今の日本の若者の多くが「本人がよければ本人の自由でよい」と思う傾向があることが気になります。「本人の自由」とは、他人の自由を尊重しているようで、実は、他人に無関心なだけなのではないでしょうか。関心の中心は常に自分。自分以外への無関心や、他人との親密な関係を「うざったい」と感じてしまう、対人関係の未成熟さの現われが「本人の自由」などというわけ知りな言葉を口走らせるのではないかと、電車の中の化粧に精出す女の子達を見て心配しております。」
と言っている。
他人に無関心で本当の「仲間」が見つかるとは到底思えない。
他人と親密な関係を持つことで、自分のこともいろいろと見えてくることが多いものだ。
それは「自分自身を高める」ことに他ならない。
「仲間」は、それほどまでに尊いものであることを子どもたちにわかってほしいと心から思う。
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2007年11月20日
上海(1050)
中国遠征は上海で行いました。実は、上海には20年ほど前に行ったことがあり、まさに人と自転車の洪水、喧騒とほこりの世界に正直まいりました。
そんな印象が強かったので、今回の遠征でも多少の不安がありましたが、最近力をつけている中国の様子を知りたいという気持ちと、ここ上海でがんばっている日本人コーチとのネットワークを強めてアジア遠征の拠点にできないものか、とこの遠征を企画しました。
いやあ、上海の変わりようにはびっくりです。
街のところどころにはらしさ(?)は残っているものの、立ち並ぶ高層ビルに整備された高速道路、綺麗なショッピングモールは私の想像をはるかに超えていました。
それと、以前訪問した時は、毎日が歓迎会で、地元では有名な中国料理がたくさん出てきたのですが、どれも脂っこくてあまり口には合いませんでした。
今回は上海で「パンダ・テニス・ファクトリー」というスクール運営をしている尾崎文哉コーチのサポートを受けて遠征を行いましたが、毎日生活している中で、実際に「うまい!」と思う店を紹介していただいたので、日本人の口に合い、とてもおいしい食事をいただきました。
ニューカレドニアでもそうでしたが、やはり、生活している人が「おいしい!」という店に行くのが一番ですね。
それに加えて、マスターズカップ観戦の機会に恵まれたことも大変良かったと思います。
ジャパンオープンで、フェデラーの雄姿を見ることができなかった方々には申し訳ありませんが、トップ選手だけが集まる大会でのプレーはやはり圧巻です。
こうした世界のトップ選手を実際に見て、プレーの凄さに感激する経験は身体を揺さぶるような感激があります。
何時間も座り続けるのはけっこう辛いものがありますが、プレーに引き込まれると時間を忘れてしまいますね。
まあ、そんな疲れも宿泊したホテル(マンションの一室を借りました)に帰ってくると、その近辺は日本のスーパーマーケットがあり、おなじみのコンビニがあり、大衆食堂あり、と日本と変わらない感覚で生活できるのでほっと安心し、あまり疲れを感じません。
治安もすこぶる良好で、子ども達を厳しく管理する必要もなかったことは我々スタッフにとっても大変ありがたいことです。
そんな私の想像やイメージを覆した今回の上海遠征は、とても大切な経験になりました。
尾崎文哉コーチをはじめ、「パンダ・テニス・ファクトリー」のスタッフにも本当に助けていただきました。本当にありがとうございました。
これからもこうした遠征を続けながら、子ども達が世界に飛び立っていく足がかりになるように大きくネットワークを広げていこうと思います。
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2007年11月19日
緊張感(1049)
中国遠征では、インターネットにまったく接続できない環境にいて、帰国してからは一日練習が続いたので久しぶりのブログになってしまいました。
韓国、ニューカレドニア、中国と続いた怒涛の3連続海外遠征も無事に終了しました。
遠征中に大きな怪我や病気、トラブルもなく済み、正直ほっとしています。
遠征中はいろいろと気も張っているので案外疲れを感じませんが、帰国して安心してちょっと気が緩むと大きな疲労感を感じます。
まあ、それでも時差のない国ばかりだったので、アメリカやヨーロッパから帰国した時に比べれば幾分楽ではあります。
今年の秋の遠征は、大会スケジュールの都合上、連続して行うことになってしまいましたが、それぞれに行くメンバーも違い、渡航先の雰囲気も、会場の様子もまったく違うので新鮮な気持ちで臨むことができたのは良かったと思います。
さながら世界旅行をしているようでもあり、こうして多くの国に訪問できることはとても幸せなことだと思います。
今でこそ海外に出るのにそれほど緊張もしないし、荷造りなんてほんの15分くらいで終ってしまいますが、初めての海外では大きな緊張を覚えたのを思い出します。
インターネットが普及し、世界の情報が瞬時に伝わるようになったことで世界はより身近なものになりました。
それでも、やはり海外に初めて出るというのは誰にとっても緊張を強いるものです。
子ども達もそんな緊張感を感じたかもしれませんね。
でも、そんな緊張感が子ども達の成長には大切であり、いずれもっと大きな緊張を感じるかもしれない遠征にも果敢にチャレンジする勇気を持ってくれたらなと思います。
さすがにちょっと疲れましたね。
休みたい気持ちもありますが、子ども達のチャレンジには休みはありません。
当然、それを真剣にサポートするコーチにも休みはないということですね。
日焼けした皮がむけて、なんとなく色も落ち着いてきましたので、気持ちも新たにがんばっていこうと思います。
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2007年11月11日
ライバルを持つ(1048)
強くなりたいあなたに贈る100ぐらいの法則 -65-
「先達」と同様に「自分を高めてくれる存在」として、「ライバル」の存在を忘れてはならない。
相撲の世界では、栃若や柏鵬など、両雄並び立つことでその技量を高め、素晴らしい技の極地に達することができるといわれている。
「ライバル」とは単に倒すべき目標ではない。
その存在を認め、自分にはない高い技量や精神力を敬い、それを超えるべく努力する気にさせるような尊い存在である。
もちろん、自分だけが「ライバル」と認めたのでは意味がない。
お互いにその存在を認め合ったときにはじめて、「ライバル」ということができる。
よく、今は大きく成長した選手に対して、「昔、俺たちはライバルだったのさ。競った試合を何度もやった。」と過去の経験を大げさに語り、さも「ライバル」であったかのようなことを言う奴を見かけることがあるが、みっともない話である。
こういう奴は、彼らと戦ったという経験が自分の価値を高めてくれるだろうことを期待してこのような行動をとる。
その人の栄光を自分に反映させて、自分は価値ある存在であることを認めてもらいたがっているのである。
これを後光効果(ハーロー効果)というが、そんなことで価値が高まるはずがないことをそろそろ気づいてもらいたいものである。
「こいつにだけは負けたくない」とお互いに(ここが肝心)心から思える(憎しみの心なしで)存在があれば、あなたは成長をやめようとすることはない。
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「先達」と同様に「自分を高めてくれる存在」として、「ライバル」の存在を忘れてはならない。
相撲の世界では、栃若や柏鵬など、両雄並び立つことでその技量を高め、素晴らしい技の極地に達することができるといわれている。
「ライバル」とは単に倒すべき目標ではない。
その存在を認め、自分にはない高い技量や精神力を敬い、それを超えるべく努力する気にさせるような尊い存在である。
もちろん、自分だけが「ライバル」と認めたのでは意味がない。
お互いにその存在を認め合ったときにはじめて、「ライバル」ということができる。
よく、今は大きく成長した選手に対して、「昔、俺たちはライバルだったのさ。競った試合を何度もやった。」と過去の経験を大げさに語り、さも「ライバル」であったかのようなことを言う奴を見かけることがあるが、みっともない話である。
こういう奴は、彼らと戦ったという経験が自分の価値を高めてくれるだろうことを期待してこのような行動をとる。
その人の栄光を自分に反映させて、自分は価値ある存在であることを認めてもらいたがっているのである。
これを後光効果(ハーロー効果)というが、そんなことで価値が高まるはずがないことをそろそろ気づいてもらいたいものである。
「こいつにだけは負けたくない」とお互いに(ここが肝心)心から思える(憎しみの心なしで)存在があれば、あなたは成長をやめようとすることはない。
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2007年11月10日
経験教育(1047)
ニューカレドニアの遠征が無事に終了しました。
この季節に場違いとも思える真っ黒に日焼けした顔は大変違和感を覚えます。
まあ、多くの方が観光や新婚旅行で訪れる美しい島国を巡ることもなく、ひたすらテニスをやり続け、見続けた結果なので、それはそれで「よし」としなければなりませんね。
今回の遠征は、日本人選手がすべての種目で優勝を果たしました。
もちろん負けた試合もたくさんありますが、レベル的にはやや物足りないという感じはあります。
しかし、何度か言っているように、海外遠征は「経験教育」の場だとも考えています。
特に年齢が低い場合にはその「意味合い」は大きくなります。
ただ本で見たり、人から聞いたりしたものだけではなく、実際に経験することの大切さは何よりも勝ります。
実際に見て経験したことはしっかりと記憶に残るし、身体感覚に刻まれます。
気温や、におい、雰囲気など、その場で感じることは実際の体験なくして記憶されるものではありません。
そうした経験を継続的に繰り返していくことで、テニスに対するモチベーションが上がったり、日常での発見の喜びを再確認したり、今までと少し違う「感覚」が芽生えます。
これがもっとも大切な「経験の力」となります。
そして、それはきっと「豊かな人生」には必要な力となっていくものだと思います。
今回の遠征に参加した選手諸君は、全員が初めての海外経験です。
この遠征でどんなことを感じ、学んだのかは分かりませんが、この地に来たという事実がとても大切な経験になれば良いなと思います。
息つく暇はありません。
明日からは中国遠征が始まります。
またこの遠征でも子ども達が多くのことを経験し、それを「力」にすることができるようにしっかりとサポートしたいと思います。
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2007年11月09日
ニューカレドニア遠征9日目(1046)
第2大会も最終日を迎えました。男子は、ここまでともに危なげなく勝ち上がった来た大斗と雄太の決勝です。
安定した戦いをしている大斗に対して、雄太がどれくらい食い下がるのかが見ものでしたが、第1セットは鋭い切り返しのショットで大斗のミスを誘った雄太が6-3で奪いました。
第2セットに入っても雄太の好調は続きましたが、徐々に自分のタイミングをつかんだ大斗の力強いショットが決まりだし、そのスピードに押されてミスが出るようになり、第2セットは大斗が6-3で奪い返しました。
ファイナルセットは、セカンドセットの勢いがさらに増した大斗の勢いを止めることができず、6-1で大斗がとって勝利しました。
ここでは雄太の健闘が光ります。ショットの威力の差を上手い配球でかわし、切り返しの鋭さも十分に大斗のスピードに対抗できるものでした。
身体的な能力を高め、さらに技術を磨いてほしいと思います。
女子は、2大会連続で決勝に進んだ南奈と、準決勝で前回大会の準優勝者を退けて決勝に進んだ遥佳との対戦になりました。序盤は南奈がうまくサイドにボールをコントロールしてリードを奪いましたが、セットポイントを惜しいアウトで落としてからは集中力を欠いたプレーが目立ち、5-7でこのセットを落としました。
セカンドセットに入っても、その集中力をリカバリーすることができずに、大切なポイントでミスを繰り返し、0-6でセカンドセットも落として敗退しました。
テニスではうまくいかないことは多いものです。その中で、ミスをしたとき、リードを許したときにこそメンタル的にうまくリセットして常に相手に挑む気持ちを高めて戦わなくてはなりません。
この敗戦で、どういう戦い方をすれば良いのかを学んでくれれば良いと思います。
3位決定戦を戦った希実子は、積極的なショットで挑みましたが、チャンスボールの打ち込みのミスが目立ち、自分のペースがなかなかつかめないまま、5-7、3-6で前回準優勝のパプアニューギニアの選手に敗れました。
打ち込みの技術を磨き、相手のポジションなどを瞬間的に判断して、確実にポイントを奪えるようにならなければならないと思います。
5位決定戦を戦った都は、落ち着いた試合運びで、やや集中力を欠いたフィージー選手を6-0、6-2で圧倒しました。
この大会を通じてだんだんと安定した戦いができるようになってきました。そういう試合がいつでもできるようにメンタリティーも含めて成長してくれれば良いと思います。
ダブルスの男子決勝は、開き直ったように鋭いショットで挑むニュージーランドの選手に対して、コンビネーションが崩されることが多く、苦戦しましたが、ストロークの安定性でやや優位に立ち、7-5、6-4で振り切りました。
まだネットプレーは多くの課題がありますが、まずは思い切ったプレーを心がけることを忘れないでほしいと思います。
女子ダブルスの決勝は、前回大会と同じ顔合わせになりましたが、今回は堅いディフェンスを見せた希実子と遥佳の組が、6-2、6-4で優勝しました。
ポーチを含め、ネットプレーで相手にプレッシャーをかけることができるような戦いができるようになれば良いと思います。
[
今大会もすべての種目で優勝を果たしました。特に大斗の充実振りが目立ちます。
ショットの威力もそうですが、上手く配球しながらネットプレーでポイントを奪う展開が多く見られ、戦術面でもステップアップしたと感じられます。
大斗も含め、まだ多くの課題があります。その課題は強い目標意識と、明確なイメージを描くことができるかどうかが鍵になります。
この経験をきっかけにして、自分の目指す世界を少しでも感じることができ、成長のきっかけになれば良いと思います。
今大会は、ホスピタリティも充実しており、ホストファミリーも大変親切で、とても気持ち良く参加できた大会です。来年以降も機会があればチャレンジしたいと思います。
約10日間に及ぶ遠征も今日で終了です。今日の深夜の便で日本に帰ります。帰りの便は疲れもあって熟睡することでしょう。
また、十分にエネルギーを充填して、明日から練習、トレーニングにがんばってほしいと思います。
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安定した戦いをしている大斗に対して、雄太がどれくらい食い下がるのかが見ものでしたが、第1セットは鋭い切り返しのショットで大斗のミスを誘った雄太が6-3で奪いました。
第2セットに入っても雄太の好調は続きましたが、徐々に自分のタイミングをつかんだ大斗の力強いショットが決まりだし、そのスピードに押されてミスが出るようになり、第2セットは大斗が6-3で奪い返しました。
ファイナルセットは、セカンドセットの勢いがさらに増した大斗の勢いを止めることができず、6-1で大斗がとって勝利しました。
ここでは雄太の健闘が光ります。ショットの威力の差を上手い配球でかわし、切り返しの鋭さも十分に大斗のスピードに対抗できるものでした。
身体的な能力を高め、さらに技術を磨いてほしいと思います。
女子は、2大会連続で決勝に進んだ南奈と、準決勝で前回大会の準優勝者を退けて決勝に進んだ遥佳との対戦になりました。序盤は南奈がうまくサイドにボールをコントロールしてリードを奪いましたが、セットポイントを惜しいアウトで落としてからは集中力を欠いたプレーが目立ち、5-7でこのセットを落としました。
セカンドセットに入っても、その集中力をリカバリーすることができずに、大切なポイントでミスを繰り返し、0-6でセカンドセットも落として敗退しました。
テニスではうまくいかないことは多いものです。その中で、ミスをしたとき、リードを許したときにこそメンタル的にうまくリセットして常に相手に挑む気持ちを高めて戦わなくてはなりません。
この敗戦で、どういう戦い方をすれば良いのかを学んでくれれば良いと思います。
3位決定戦を戦った希実子は、積極的なショットで挑みましたが、チャンスボールの打ち込みのミスが目立ち、自分のペースがなかなかつかめないまま、5-7、3-6で前回準優勝のパプアニューギニアの選手に敗れました。
打ち込みの技術を磨き、相手のポジションなどを瞬間的に判断して、確実にポイントを奪えるようにならなければならないと思います。
5位決定戦を戦った都は、落ち着いた試合運びで、やや集中力を欠いたフィージー選手を6-0、6-2で圧倒しました。
この大会を通じてだんだんと安定した戦いができるようになってきました。そういう試合がいつでもできるようにメンタリティーも含めて成長してくれれば良いと思います。
ダブルスの男子決勝は、開き直ったように鋭いショットで挑むニュージーランドの選手に対して、コンビネーションが崩されることが多く、苦戦しましたが、ストロークの安定性でやや優位に立ち、7-5、6-4で振り切りました。
まだネットプレーは多くの課題がありますが、まずは思い切ったプレーを心がけることを忘れないでほしいと思います。
女子ダブルスの決勝は、前回大会と同じ顔合わせになりましたが、今回は堅いディフェンスを見せた希実子と遥佳の組が、6-2、6-4で優勝しました。
ポーチを含め、ネットプレーで相手にプレッシャーをかけることができるような戦いができるようになれば良いと思います。
[
今大会もすべての種目で優勝を果たしました。特に大斗の充実振りが目立ちます。
ショットの威力もそうですが、上手く配球しながらネットプレーでポイントを奪う展開が多く見られ、戦術面でもステップアップしたと感じられます。
大斗も含め、まだ多くの課題があります。その課題は強い目標意識と、明確なイメージを描くことができるかどうかが鍵になります。
この経験をきっかけにして、自分の目指す世界を少しでも感じることができ、成長のきっかけになれば良いと思います。
今大会は、ホスピタリティも充実しており、ホストファミリーも大変親切で、とても気持ち良く参加できた大会です。来年以降も機会があればチャレンジしたいと思います。
約10日間に及ぶ遠征も今日で終了です。今日の深夜の便で日本に帰ります。帰りの便は疲れもあって熟睡することでしょう。
また、十分にエネルギーを充填して、明日から練習、トレーニングにがんばってほしいと思います。
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2007年11月08日
ニューカレドニア遠征8日目(1045)
今大会も今日から決勝トーナメントが始まりました。
暑さの中で準々決勝、準決勝と続けて行なわれたので多少しんどい思いもありましたが、それぞれに力を発揮してくれたと思います。
準々決勝を危なげなく勝ち上がった遥佳は、前回大会の準決勝で敗れたパプアニューギニアの選手との対戦でした。
序盤は常にリードを奪われる苦しい展開でしたが、2-4からの第7ゲームを長いデュースの末に奪った後は波に乗り、うまく相手のバックにボールを集めて、6-4、6-4のスコアで退け、明日の決勝に駒を進めました。
まだ単純なミスが目立ち、安定感に欠ける試合運びですが、粘り強さが出てきたので明日の戦いに期待が持てます。
その対戦相手は、南奈です。準々決勝では都との対戦で、力強いショットに苦しみ、なかなか自分のペースで試合を行なうことができませんでしたが、最後は粘り強さを発揮して、7-5、7-5で勝ち上がりました。
ショットの調子はあまり良くありませんでしたが、切り返しを粘り強くリターンして都の攻撃を凌いで勝ちきるところに強さを感じます。
都も敗れはしましたが、今まで以上に安定したショットで対抗し、もっと上手く配球する事を覚えれば、有利に試合を運ぶことができます。
南奈の準決勝は、準々決勝を危なげなく勝ちあがった希実子との対戦でした。
希実子は、課題である攻撃的なショットで追い込む場面もたくさんありましたが、鋭い切り返しに振り遅れたり、力みすぎてネットにかけるケースが目立ち、大切なポイントを単純ミスで失って、2-6、5-7で敗れました。
緊張する場面でも思い切ったショットを打っていることは高く評価できますので、その確率を上げるための練習を繰り返し行わなくてはなりません。今後の努力に期待します。
男子は、大斗があいかわらずの安定したショットを武器に相手に付け入る隙を与えない試合運びで、準々決勝、準決勝共に快勝して明日の決勝に進みました。
雄太も負けじと、粘り強くラリーを続ける中から力強いショットでエースを奪う、うまい試合運びで危なげなく勝ち上がり、明日の決勝に勝ち上がりました。
明日のシングルスは、男女ともに日本人同士、遥佳と南奈、大斗と雄太の決勝です。
ダブルスでも3組ともシングルスが終わってすぐの試合だったので、多少身体的な疲れもあって精彩を欠く場面もありましたが、地力の差に物を言わせて危なげなく明日の決勝に進みました。
すべての種目で日本の選手が決勝を戦います。
それを見ていた関係者の方から、「どうして日本はこんなに強いんだ?」と聞かれて、何となく嬉しい気持ちになりました。
それほどレベル高い大会ではありませんが、それでもこうして勝ち上がることは簡単なことではありません。
みんなの日頃の成果が十分に発揮されたことを心から嬉しく思います。
その力が本物になり、もっと上の大会でも勝ち進むことができるようになることを願っています。
明日は日本人同士の決勝で、多少やりにくい面もあるかもしれませんが、悔いのない試合をしてほしいと思います。
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暑さの中で準々決勝、準決勝と続けて行なわれたので多少しんどい思いもありましたが、それぞれに力を発揮してくれたと思います。
準々決勝を危なげなく勝ち上がった遥佳は、前回大会の準決勝で敗れたパプアニューギニアの選手との対戦でした。
序盤は常にリードを奪われる苦しい展開でしたが、2-4からの第7ゲームを長いデュースの末に奪った後は波に乗り、うまく相手のバックにボールを集めて、6-4、6-4のスコアで退け、明日の決勝に駒を進めました。
まだ単純なミスが目立ち、安定感に欠ける試合運びですが、粘り強さが出てきたので明日の戦いに期待が持てます。
その対戦相手は、南奈です。準々決勝では都との対戦で、力強いショットに苦しみ、なかなか自分のペースで試合を行なうことができませんでしたが、最後は粘り強さを発揮して、7-5、7-5で勝ち上がりました。
ショットの調子はあまり良くありませんでしたが、切り返しを粘り強くリターンして都の攻撃を凌いで勝ちきるところに強さを感じます。
都も敗れはしましたが、今まで以上に安定したショットで対抗し、もっと上手く配球する事を覚えれば、有利に試合を運ぶことができます。
南奈の準決勝は、準々決勝を危なげなく勝ちあがった希実子との対戦でした。
希実子は、課題である攻撃的なショットで追い込む場面もたくさんありましたが、鋭い切り返しに振り遅れたり、力みすぎてネットにかけるケースが目立ち、大切なポイントを単純ミスで失って、2-6、5-7で敗れました。
緊張する場面でも思い切ったショットを打っていることは高く評価できますので、その確率を上げるための練習を繰り返し行わなくてはなりません。今後の努力に期待します。
男子は、大斗があいかわらずの安定したショットを武器に相手に付け入る隙を与えない試合運びで、準々決勝、準決勝共に快勝して明日の決勝に進みました。
雄太も負けじと、粘り強くラリーを続ける中から力強いショットでエースを奪う、うまい試合運びで危なげなく勝ち上がり、明日の決勝に勝ち上がりました。
明日のシングルスは、男女ともに日本人同士、遥佳と南奈、大斗と雄太の決勝です。
ダブルスでも3組ともシングルスが終わってすぐの試合だったので、多少身体的な疲れもあって精彩を欠く場面もありましたが、地力の差に物を言わせて危なげなく明日の決勝に進みました。
すべての種目で日本の選手が決勝を戦います。
それを見ていた関係者の方から、「どうして日本はこんなに強いんだ?」と聞かれて、何となく嬉しい気持ちになりました。
それほどレベル高い大会ではありませんが、それでもこうして勝ち上がることは簡単なことではありません。
みんなの日頃の成果が十分に発揮されたことを心から嬉しく思います。
その力が本物になり、もっと上の大会でも勝ち進むことができるようになることを願っています。
明日は日本人同士の決勝で、多少やりにくい面もあるかもしれませんが、悔いのない試合をしてほしいと思います。
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2007年11月07日
ニューカレドニア遠征7日目1044)
今日はリーグ戦を2試合消化しました。都は前回大会の順位戦で敗れたフィージーの選手を相手に対して、冷静な配球に力強いショットを織り交ぜ、6-2、6-1のスコアで快勝しました。
前回の負けからどう戦えば良いのかということを学ぶことができ、それが試合に活かされているように感じます。
そのほかの選手は、力の差を見せ付け、余裕ある試合運びでほとんでゲームを与えずにリーグ戦を勝ち上がり、明日からの決勝トーナメントに進みましたが、南奈は、前回大会のリーグ戦と決勝を戦ったパプアニューギニアの選手に敗れました。
攻撃的なテニスをしようとする意志は感じられましたが、少し強引なプレーで単純なミスを繰り返し、ファーストセットを落としました。
セカンドセットに入って、クロスへの配球を主体に、ラリーの粘り強さも出て、序盤に大きくリードを奪い、後半少し焦りが出て挽回されたものの6-4でこのセットをものにしました。
ファイナルセットに入ってからは、お互いの持ち味が発揮される内容のある展開でしたが、チャンスボールを決め切れなかったことでリズムに乗れず、1-6でこのセットを落として、今回の遠征で初めての敗戦を喫しました。
攻撃的なテニスを目指してはいますが、身体全体を大きく使ったダイナミックなスイングが身についていないので、ちょっとスイングのバランスが崩れるとミスを繰り返します。
この課題を克服するには、腕のスイングに頼らない、大きな力強いスイングを心がけることです。スイングの力強さが身につくことを期待しています。
今日からダブルスも始まりましたが、前回大会で優勝した雄太と大斗のペアと、都と南奈の組は第1シードにランキングされ、今日は試合がありませんでした。
唯一試合を行なった希実子と遥佳の組みも危なげなく勝ち上がり、明日の準決勝に駒を進めました。
コートや環境にも慣れて、自分の力を容易に発揮できるようになってきたと感じます。
それは良いことではありますが、それが過信に繋がらないように明日は少し気持ちを引き締めて臨みたいと思います。
リーグ戦の結果で、都と南奈の対戦が組まれています。
今回の遠征では女子では初めて日本人同士のシングルスの対戦になります。
お互いの持ち味を出し、今までの練習の成果が発揮されることを期待します。
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前回の負けからどう戦えば良いのかということを学ぶことができ、それが試合に活かされているように感じます。
そのほかの選手は、力の差を見せ付け、余裕ある試合運びでほとんでゲームを与えずにリーグ戦を勝ち上がり、明日からの決勝トーナメントに進みましたが、南奈は、前回大会のリーグ戦と決勝を戦ったパプアニューギニアの選手に敗れました。
攻撃的なテニスをしようとする意志は感じられましたが、少し強引なプレーで単純なミスを繰り返し、ファーストセットを落としました。
セカンドセットに入って、クロスへの配球を主体に、ラリーの粘り強さも出て、序盤に大きくリードを奪い、後半少し焦りが出て挽回されたものの6-4でこのセットをものにしました。
ファイナルセットに入ってからは、お互いの持ち味が発揮される内容のある展開でしたが、チャンスボールを決め切れなかったことでリズムに乗れず、1-6でこのセットを落として、今回の遠征で初めての敗戦を喫しました。
攻撃的なテニスを目指してはいますが、身体全体を大きく使ったダイナミックなスイングが身についていないので、ちょっとスイングのバランスが崩れるとミスを繰り返します。
この課題を克服するには、腕のスイングに頼らない、大きな力強いスイングを心がけることです。スイングの力強さが身につくことを期待しています。
今日からダブルスも始まりましたが、前回大会で優勝した雄太と大斗のペアと、都と南奈の組は第1シードにランキングされ、今日は試合がありませんでした。
唯一試合を行なった希実子と遥佳の組みも危なげなく勝ち上がり、明日の準決勝に駒を進めました。
コートや環境にも慣れて、自分の力を容易に発揮できるようになってきたと感じます。
それは良いことではありますが、それが過信に繋がらないように明日は少し気持ちを引き締めて臨みたいと思います。
リーグ戦の結果で、都と南奈の対戦が組まれています。
今回の遠征では女子では初めて日本人同士のシングルスの対戦になります。
お互いの持ち味を出し、今までの練習の成果が発揮されることを期待します。
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2007年11月06日
ニューカレドニア遠征6日目(1043)
今日から会場を移して、第2大会が開催されました。
会場は第1大会の会場から車で15分ほどのところにあるテニスクラブで、砂入り人工芝のコートがあって、ちょっと不思議な感じがします。
はじめに発表された予定ではすべての選手が1試合を行なうはずでしたが、南奈が大会の運営都合上2試合組まれ、それ以外の選手は、予定通り順調に試合を消化しました。
ひとつの大会が終わって続けて大会を行なうと、なかなか気持ちの集中を高めることは難しいものです。
私も何となく身体的なだるさもあり、今ひとつ気持ちの盛り上がりに欠ける感じがありましたが、選手諸君はそんな様子もなく、きちんと自分のすべきことに焦点を合わせ、自分の持っている力を十分に発揮してすべての試合で危なげなく勝ち進みました。
都が、6-0、6-0のスコアで1ゲームも与えずにニューカレドニアに完勝したのを皮切りに、希実子が6-1、6-0でフィージーの選手、遥佳が6-0、6-0でニューカレドニアの選手、南奈が6-0、6-1でニューカレドニアに選手を圧倒しました。
南奈の2試合目は、セカンドセットで少しもたつきがありましたが、6-0、6-4でフィージーの選手を下し、明日前回大会で決勝を戦ったパプアニューギニアの選手と戦います。
この組み合わせは少し大変ですが、楽しむような気持ちで戦ってほしいと思います。
男子についても同様に、安定したプレーでつける隙を与えずに勝ち進みました。
雄太は、しっかりとしたストロークを打つニューカレドニアの選手に多少苦しみましたが、要所でエースを奪うなど、終始主導権を持って、6-3、6-2のスコアで勝利しました。
大斗は、ディフェンディングチャンピオンらしく、落ち着いた試合運びで、ニューカレドニアの選手を、6-0、6-2で退けました。
二人とも調子は落ちていないようです。このまま勝ち進んでほしいと思います。
そう言えば、ホストファミリーのお母さんが、地元の新聞を持ってきてくれました。
そこには、優勝した大斗と南奈の記事が写真入りで紹介されていて、素晴らしい才能を持っていて将来が楽しみであると書いてあります。その評価に違わない成長を期待したいと思います。
今日は試合が早く終わったので、少し買い物にでも出かけようと思いましたが、ホテルで少しゆっくりしたら寝入ってしまい、出かけることができませんでした。
一日中試合を観戦することは大変疲れる仕事です。明日からはたくさんのマッチが組まれているので、長い一日になりそうです。そういう意味で、少しゆっくりできたことは良いことだと思います。
エネルギーを十分に充電したので、明日からの子ども達の戦いをしっかりとサポートしたいと思います。
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会場は第1大会の会場から車で15分ほどのところにあるテニスクラブで、砂入り人工芝のコートがあって、ちょっと不思議な感じがします。
はじめに発表された予定ではすべての選手が1試合を行なうはずでしたが、南奈が大会の運営都合上2試合組まれ、それ以外の選手は、予定通り順調に試合を消化しました。
ひとつの大会が終わって続けて大会を行なうと、なかなか気持ちの集中を高めることは難しいものです。
私も何となく身体的なだるさもあり、今ひとつ気持ちの盛り上がりに欠ける感じがありましたが、選手諸君はそんな様子もなく、きちんと自分のすべきことに焦点を合わせ、自分の持っている力を十分に発揮してすべての試合で危なげなく勝ち進みました。
都が、6-0、6-0のスコアで1ゲームも与えずにニューカレドニアに完勝したのを皮切りに、希実子が6-1、6-0でフィージーの選手、遥佳が6-0、6-0でニューカレドニアの選手、南奈が6-0、6-1でニューカレドニアに選手を圧倒しました。
南奈の2試合目は、セカンドセットで少しもたつきがありましたが、6-0、6-4でフィージーの選手を下し、明日前回大会で決勝を戦ったパプアニューギニアの選手と戦います。
この組み合わせは少し大変ですが、楽しむような気持ちで戦ってほしいと思います。
男子についても同様に、安定したプレーでつける隙を与えずに勝ち進みました。
雄太は、しっかりとしたストロークを打つニューカレドニアの選手に多少苦しみましたが、要所でエースを奪うなど、終始主導権を持って、6-3、6-2のスコアで勝利しました。
大斗は、ディフェンディングチャンピオンらしく、落ち着いた試合運びで、ニューカレドニアの選手を、6-0、6-2で退けました。
二人とも調子は落ちていないようです。このまま勝ち進んでほしいと思います。
そう言えば、ホストファミリーのお母さんが、地元の新聞を持ってきてくれました。
そこには、優勝した大斗と南奈の記事が写真入りで紹介されていて、素晴らしい才能を持っていて将来が楽しみであると書いてあります。その評価に違わない成長を期待したいと思います。
今日は試合が早く終わったので、少し買い物にでも出かけようと思いましたが、ホテルで少しゆっくりしたら寝入ってしまい、出かけることができませんでした。
一日中試合を観戦することは大変疲れる仕事です。明日からはたくさんのマッチが組まれているので、長い一日になりそうです。そういう意味で、少しゆっくりできたことは良いことだと思います。
エネルギーを十分に充電したので、明日からの子ども達の戦いをしっかりとサポートしたいと思います。
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2007年11月05日
ニューカレドニア遠征5日目(1042)
第1大会の最終日も雲ひとつない晴天に恵まれ、熱い戦いが繰り広げられ、シングルスの準決勝とダブルスの決勝、ならびに順位戦が行なわれました。
大斗は準決勝で対戦した雄太を力強いショットと落ち着いた配球で圧倒し、6-0、6-1のスコアで完勝しました。
決勝でもその勢いは止まらず、ゲーム序盤こそ少しもたついたもののその後はペースを取り戻し、6-2、6-0のスコアでニュージーランドの選手を下して見事に優勝の栄冠を手にしました。
強打に頼った単調な試合運びから、冷静に上手く配球することを覚えたことで大きくステップアップしたと感じます。
この勢いを次の大会、そしてこれからの日本の大会でも持続してほしいと思います。
その大斗に準決勝で圧倒された雄太ですが、3位決定戦では威力のあるショットで思い切った攻撃を仕掛けてくるニュージーランドの選手に対して、アングルボールやロブを効果的に使い、またショートゲームを積極的にネットプレーにつなげてプレッシャーをかけ、7-5、6-0で勝利しました。
まだショットの威力が足りないので、身体を大きく使ったダイナミックなスイングを習得してほしいと思います。
女子の準決勝で昨日希実子を敗ったパプアニューギニアの選手と対戦した遥佳は、相手選手の高い打点から打ち込むダウンザラインのショットに苦しみ、なかなか主導権を奪えず、ファーストセットを4-6で落としました。
セカンドセットに入っても、相手の攻撃をうまくかわすことができずに1ー5まで追い込まれましたが、ここから開き直ったように思い切ったスイングが出始め、またリカバリーのスピードも上がって相手の攻撃を粘り強く返球し、相手のマッチポイントもありましたが、それを何とかしのいで7-5でこのセットを取りました。
その勢いでファイナルセットに持ち込みたかったのですが、少しラリーのテンポを上げすぎて、相手のリズムを取り戻す結果になってしまい、それを覆すまでには至らず、3-6でファイナルセットを落として敗退しました。
試合におけるペース配分や状況判断は課題として残りましたが、粘り強く戦う意志が高いのでこれからの成長が楽しみです。
3位決定戦では、リーグ戦で敗れた相手に対して配球を考えた試合展開で、6-2、6-2のスコアで見事にリベンジを果たしました。
準決勝でその相手に6-4、6-3のスコアで勝ち上がった南奈ですが、ショットが不安定で、決勝には不安を残す内容でした。
リターンミスを減らし、相手のダウンザラインを警戒しながら、ショートクロスなどを織り交ぜてコートを広く使うという戦術を伝えましたが、それがうまく功を奏して、6-2、6-4で見事に優勝しました。
緩急や角度のあるショットをうまく使って相手の攻撃を封じ、チャンスで思い切るといった自分の目指すプレーができていたように思います。
それぞれのショットの精度を上げることでもっと強くなれる、そんな予感がする試合内容を高く評価したいと思います。
順位戦を戦った希実子は、体調も戻り、思い通りの試合展開で、1試合目を6ー1、6-1でフィージーの選手を、2試合目も同じくフィージーの選手を相手に6-1、6-0のスコアで完勝して5位に入りました。
力強いプレーが随所に見られるようになり、明日からの大会での巻き返しが楽しみです。
都も順位戦を戦いましたが、1試合目は少し膝が痛いことも影響してか動きが悪く、単純なミスを繰り返してフィージーの選手に2-6、2-6で敗れました。
もう少しフットワークを鍛えて、動きの素早さとバランスの良いショットを身に付けなくてはならないと思います。
しかし、1試合を終えて動きが良くなった2試合目は、6-0、6-0で、リーグ戦で敗れたフィージーの選手を圧倒しました。
動きの良いときは素晴らしいショットを連発するだけの力を持っているので、それを安定的に続けるためにもフットワークの強化が最大の課題です。
シングルスの試合がすべて終了した後で、ダブルスの決勝を行ないました。
ニュージーランドのペアと対戦した大斗と雄太の組は、相手選手の雑な攻撃にもペースを乱すことなく、安定した試合運びで、6-3、6-2のスコアで優勝しました。
ネットプレーにはまだまだ課題は残りますが、ストロークが安定していることがこのペアの強みです。
それを活かしつつ、思い切ったネットプレーでポイントが取れるようになれば、年齢区分が上がっても十分に戦える力を持っていると思います。
女子のダブルスは、日本人ペア同士の決勝となりました。
序盤は安定したストロークで、遥佳と希実子の組がリードしましたが、中盤から終盤にかけて、思い切ったアタックでポイントを奪い、試合展開を有利に進めた都と南奈の組が、6-4、7-5の接戦をものにして優勝しました。
ともにネットでの攻撃力はいまひとつでしたが、思い切ってストロークのアタックを仕掛けたことで勝つことができました。
ダブルスでは、この思い切りが試合展開を大きく左右します。それを学んで、シングルスでもここぞという場面で思い切った攻撃ができる選手に成長してほしいと思います。
今大会は、慣れないコートに初めて使用するボール、外国選手との対戦など、不利な条件が多かった大会ですが、それをもろともせずにすべての種目で優勝を飾ったことは素晴らしい成果だと思います。
特に単複の優勝を全勝で成し遂げた大斗と南奈には大きな拍手を送りたいと思います。
もちろん、課題はたくさんあります。それを克服するための努力を続けてほしいと思います。
今大会は今日で終了です。この大会は、大会運営、ホスピタリティ、選手や観客のマナーなど申し分のない大会だと思います。
これも大会を運営するスタッフの熱い思いがあるからだと思います。
今日の試合終了後に、コーチのための歓迎会を開いてくれました。
といっても参加するのは、選手を引率してきているオーストラリアとニュージーランドのコーチに、スタッフ2名と私を含めて5名の食事会です。
会話は、ヨーロッパでフランス語を学んだオーストラリアのコーチ、フランス人のニュージーランドのコーチにフランス人のスタッフなので、どうしてもフランス語になります。
時々英語が混じるので何となく雰囲気はつかめますが、会話の内容はよく理解できません。
それでも、テニスにかける思いというのはちゃんと伝わってくるものです。
会話ではちょっと蚊帳の外になりがちでしたが、その思いに触れている時間は大変心地の良いものです。
飲めないお酒も少し飲んで、ほろ酔い気分で気持ち良く寝ることができそうです。
明日からは、会場を移して別の大会が始まります。会場がホテルから少し遠いので車での送迎になり、時間がその分早くなるので、朝ゆっくりできないのはちょっとつらいですが、子ども達の素晴らしい戦いを期待してがんばりたいと思います。
子ども達は、次の大会は、チャンピオンとして参加する選手の目標となるので、それに恥じないような堂々とした戦いをしてほしいですね。次の大会が大変楽しみです。
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大斗は準決勝で対戦した雄太を力強いショットと落ち着いた配球で圧倒し、6-0、6-1のスコアで完勝しました。
決勝でもその勢いは止まらず、ゲーム序盤こそ少しもたついたもののその後はペースを取り戻し、6-2、6-0のスコアでニュージーランドの選手を下して見事に優勝の栄冠を手にしました。
強打に頼った単調な試合運びから、冷静に上手く配球することを覚えたことで大きくステップアップしたと感じます。
この勢いを次の大会、そしてこれからの日本の大会でも持続してほしいと思います。
その大斗に準決勝で圧倒された雄太ですが、3位決定戦では威力のあるショットで思い切った攻撃を仕掛けてくるニュージーランドの選手に対して、アングルボールやロブを効果的に使い、またショートゲームを積極的にネットプレーにつなげてプレッシャーをかけ、7-5、6-0で勝利しました。
まだショットの威力が足りないので、身体を大きく使ったダイナミックなスイングを習得してほしいと思います。
女子の準決勝で昨日希実子を敗ったパプアニューギニアの選手と対戦した遥佳は、相手選手の高い打点から打ち込むダウンザラインのショットに苦しみ、なかなか主導権を奪えず、ファーストセットを4-6で落としました。
セカンドセットに入っても、相手の攻撃をうまくかわすことができずに1ー5まで追い込まれましたが、ここから開き直ったように思い切ったスイングが出始め、またリカバリーのスピードも上がって相手の攻撃を粘り強く返球し、相手のマッチポイントもありましたが、それを何とかしのいで7-5でこのセットを取りました。
その勢いでファイナルセットに持ち込みたかったのですが、少しラリーのテンポを上げすぎて、相手のリズムを取り戻す結果になってしまい、それを覆すまでには至らず、3-6でファイナルセットを落として敗退しました。
試合におけるペース配分や状況判断は課題として残りましたが、粘り強く戦う意志が高いのでこれからの成長が楽しみです。
3位決定戦では、リーグ戦で敗れた相手に対して配球を考えた試合展開で、6-2、6-2のスコアで見事にリベンジを果たしました。
準決勝でその相手に6-4、6-3のスコアで勝ち上がった南奈ですが、ショットが不安定で、決勝には不安を残す内容でした。
リターンミスを減らし、相手のダウンザラインを警戒しながら、ショートクロスなどを織り交ぜてコートを広く使うという戦術を伝えましたが、それがうまく功を奏して、6-2、6-4で見事に優勝しました。
緩急や角度のあるショットをうまく使って相手の攻撃を封じ、チャンスで思い切るといった自分の目指すプレーができていたように思います。
それぞれのショットの精度を上げることでもっと強くなれる、そんな予感がする試合内容を高く評価したいと思います。
順位戦を戦った希実子は、体調も戻り、思い通りの試合展開で、1試合目を6ー1、6-1でフィージーの選手を、2試合目も同じくフィージーの選手を相手に6-1、6-0のスコアで完勝して5位に入りました。
力強いプレーが随所に見られるようになり、明日からの大会での巻き返しが楽しみです。
都も順位戦を戦いましたが、1試合目は少し膝が痛いことも影響してか動きが悪く、単純なミスを繰り返してフィージーの選手に2-6、2-6で敗れました。
もう少しフットワークを鍛えて、動きの素早さとバランスの良いショットを身に付けなくてはならないと思います。
しかし、1試合を終えて動きが良くなった2試合目は、6-0、6-0で、リーグ戦で敗れたフィージーの選手を圧倒しました。
動きの良いときは素晴らしいショットを連発するだけの力を持っているので、それを安定的に続けるためにもフットワークの強化が最大の課題です。
シングルスの試合がすべて終了した後で、ダブルスの決勝を行ないました。
ニュージーランドのペアと対戦した大斗と雄太の組は、相手選手の雑な攻撃にもペースを乱すことなく、安定した試合運びで、6-3、6-2のスコアで優勝しました。
ネットプレーにはまだまだ課題は残りますが、ストロークが安定していることがこのペアの強みです。
それを活かしつつ、思い切ったネットプレーでポイントが取れるようになれば、年齢区分が上がっても十分に戦える力を持っていると思います。
女子のダブルスは、日本人ペア同士の決勝となりました。
序盤は安定したストロークで、遥佳と希実子の組がリードしましたが、中盤から終盤にかけて、思い切ったアタックでポイントを奪い、試合展開を有利に進めた都と南奈の組が、6-4、7-5の接戦をものにして優勝しました。
ともにネットでの攻撃力はいまひとつでしたが、思い切ってストロークのアタックを仕掛けたことで勝つことができました。
ダブルスでは、この思い切りが試合展開を大きく左右します。それを学んで、シングルスでもここぞという場面で思い切った攻撃ができる選手に成長してほしいと思います。
今大会は、慣れないコートに初めて使用するボール、外国選手との対戦など、不利な条件が多かった大会ですが、それをもろともせずにすべての種目で優勝を飾ったことは素晴らしい成果だと思います。
特に単複の優勝を全勝で成し遂げた大斗と南奈には大きな拍手を送りたいと思います。
もちろん、課題はたくさんあります。それを克服するための努力を続けてほしいと思います。
今大会は今日で終了です。この大会は、大会運営、ホスピタリティ、選手や観客のマナーなど申し分のない大会だと思います。
これも大会を運営するスタッフの熱い思いがあるからだと思います。
今日の試合終了後に、コーチのための歓迎会を開いてくれました。
といっても参加するのは、選手を引率してきているオーストラリアとニュージーランドのコーチに、スタッフ2名と私を含めて5名の食事会です。
会話は、ヨーロッパでフランス語を学んだオーストラリアのコーチ、フランス人のニュージーランドのコーチにフランス人のスタッフなので、どうしてもフランス語になります。
時々英語が混じるので何となく雰囲気はつかめますが、会話の内容はよく理解できません。
それでも、テニスにかける思いというのはちゃんと伝わってくるものです。
会話ではちょっと蚊帳の外になりがちでしたが、その思いに触れている時間は大変心地の良いものです。
飲めないお酒も少し飲んで、ほろ酔い気分で気持ち良く寝ることができそうです。
明日からは、会場を移して別の大会が始まります。会場がホテルから少し遠いので車での送迎になり、時間がその分早くなるので、朝ゆっくりできないのはちょっとつらいですが、子ども達の素晴らしい戦いを期待してがんばりたいと思います。
子ども達は、次の大会は、チャンピオンとして参加する選手の目標となるので、それに恥じないような堂々とした戦いをしてほしいですね。次の大会が大変楽しみです。
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2007年11月04日
ニューカレドニア遠征4日目(1041)
今日は朝から雲ひとつない晴天で、じりじりと肌を突き刺すような暑さの中大会3日目が開催されました。今日から男女とも決勝トーナメントが始まり、各ブロックの1位と2位の選手の8名でトーナメント方式で行なわれます。
遥佳と南奈はともにフィージーの選手との対戦になりましたが、安定したストロークと上手くコートを広く使った配球で圧倒し、遥佳は、6-0、6-1、南奈は6-2、6-1で勝ち、明日の準決勝に進みました。
都は、リーグ戦で遥佳を破ったニューカレドニアの選手に対して、昨日よりは配球を考えた展開で食い下がり、ファイナルセットまでもつれ込みましたが、最後はストロークの安定性の差が出て、4-6、6-4、1-6で敗れました。
ショットの威力を武器に、ネットプレーにも積極的にトライするなど、良い展開も増えてきたので、ショットの安定性を高めるための練習に高い集中力を持って取り組んでいかなくてはならないと思います。
希実子は、リーグ戦で南奈を鋭い切り返しで苦しめたパプアニューギニアの選手に対して、積極的な攻撃で主導権を奪い、ファーストセットを取りましたが、セカンドセットに入ると少し体調をこわしたことが影響して動きが鈍り、2-6で落としました。
ファイナルセットでは一進一退の展開でしたが、最後は相手選手の切り返しに対応できずにポイントを失うことも多く、最後まであきらめずにしつこく食い下がりましたが、5-7でこのセットを落として敗退しました。
前でプレーをするときにより積極的にプレーすることを心がけて、攻撃力を高めることでさらに強くなれると思います。体調管理をきちんとして、次の大会ではそのようなプレーを心がけて勝ち進んでほしいと思います。
大斗は、リーグ戦の最終戦を5-7、6-2、6-2で勝ち、からくも1位で決勝トーナメントに駒を進めました。
打ち込みやネットでのプレーに集中力を欠いたような雑なプレーが目立ち、決勝トーナメントでの戦い方に不安が残りましたが、決勝トーナメント1回戦でオーストラリアの選手に対して高い攻撃力を発揮し、6-1、6-1のスコアで完勝しました。
まだ攻撃の安定性に欠く時面も多いので、その安定性とネットでの攻撃力のアップが課題です。
雄太は、決勝トーナメントの1回戦を安定したストロークと角度の鋭いショットで終始相手を圧倒し、6-2、6-1で完勝しました。
明日の準決勝は大斗との対戦になりますが、お互いの持ち味を発揮する好試合を期待したいと思います。
ダブルスでは、男女共に準決勝が行なわれ、都と南奈のペアは、6-0、6-2でパプアニューギニアとフィージーのペアに、遥佳と希実子のペアは、6-1、6-0でニュージーランドのペアに、雄太と大斗のペアは、6-1、6-3のスコアで、オーストラリアとスイスのペアに勝ち、すべてのペアが勝ち上がり、明日の決勝を戦います。
ダブルスでは伸び伸びと持っている力を発揮できるので、そういうプレーがシングルスでもできれば良いと思うのですが、なかなかそれが難しいのは不思議な感じがします。
ほんのわずかなメンタリティーの問題なので、それを克服してどんな状況でもきちんと自分の力を出すことができるようになってほしいと思います。
どちらにしても明日のシングルスの準決勝と決勝、ダブルスの決勝で今大会は終了します。
悔いのないように精一杯の力を発揮すると共に、明後日から始まる次の大会で万全の体調で臨めるようにしっかりとした目標意識を持って行動してほしいと思います。
朝から強い日差しの中での試合観戦は、私をすっかりと現地人のようにしてしまいました。
帰ってからの寒さと好奇の目がちょっとこわいですね。
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遥佳と南奈はともにフィージーの選手との対戦になりましたが、安定したストロークと上手くコートを広く使った配球で圧倒し、遥佳は、6-0、6-1、南奈は6-2、6-1で勝ち、明日の準決勝に進みました。
都は、リーグ戦で遥佳を破ったニューカレドニアの選手に対して、昨日よりは配球を考えた展開で食い下がり、ファイナルセットまでもつれ込みましたが、最後はストロークの安定性の差が出て、4-6、6-4、1-6で敗れました。
ショットの威力を武器に、ネットプレーにも積極的にトライするなど、良い展開も増えてきたので、ショットの安定性を高めるための練習に高い集中力を持って取り組んでいかなくてはならないと思います。
希実子は、リーグ戦で南奈を鋭い切り返しで苦しめたパプアニューギニアの選手に対して、積極的な攻撃で主導権を奪い、ファーストセットを取りましたが、セカンドセットに入ると少し体調をこわしたことが影響して動きが鈍り、2-6で落としました。
ファイナルセットでは一進一退の展開でしたが、最後は相手選手の切り返しに対応できずにポイントを失うことも多く、最後まであきらめずにしつこく食い下がりましたが、5-7でこのセットを落として敗退しました。
前でプレーをするときにより積極的にプレーすることを心がけて、攻撃力を高めることでさらに強くなれると思います。体調管理をきちんとして、次の大会ではそのようなプレーを心がけて勝ち進んでほしいと思います。
大斗は、リーグ戦の最終戦を5-7、6-2、6-2で勝ち、からくも1位で決勝トーナメントに駒を進めました。
打ち込みやネットでのプレーに集中力を欠いたような雑なプレーが目立ち、決勝トーナメントでの戦い方に不安が残りましたが、決勝トーナメント1回戦でオーストラリアの選手に対して高い攻撃力を発揮し、6-1、6-1のスコアで完勝しました。
まだ攻撃の安定性に欠く時面も多いので、その安定性とネットでの攻撃力のアップが課題です。
雄太は、決勝トーナメントの1回戦を安定したストロークと角度の鋭いショットで終始相手を圧倒し、6-2、6-1で完勝しました。
明日の準決勝は大斗との対戦になりますが、お互いの持ち味を発揮する好試合を期待したいと思います。
ダブルスでは、男女共に準決勝が行なわれ、都と南奈のペアは、6-0、6-2でパプアニューギニアとフィージーのペアに、遥佳と希実子のペアは、6-1、6-0でニュージーランドのペアに、雄太と大斗のペアは、6-1、6-3のスコアで、オーストラリアとスイスのペアに勝ち、すべてのペアが勝ち上がり、明日の決勝を戦います。
ダブルスでは伸び伸びと持っている力を発揮できるので、そういうプレーがシングルスでもできれば良いと思うのですが、なかなかそれが難しいのは不思議な感じがします。
ほんのわずかなメンタリティーの問題なので、それを克服してどんな状況でもきちんと自分の力を出すことができるようになってほしいと思います。
どちらにしても明日のシングルスの準決勝と決勝、ダブルスの決勝で今大会は終了します。
悔いのないように精一杯の力を発揮すると共に、明後日から始まる次の大会で万全の体調で臨めるようにしっかりとした目標意識を持って行動してほしいと思います。
朝から強い日差しの中での試合観戦は、私をすっかりと現地人のようにしてしまいました。
帰ってからの寒さと好奇の目がちょっとこわいですね。
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2007年11月03日
ニューカレドニア遠征3日目(1040)
今日の試合ではそれぞれシングルス2試合を消化しましたが、シード選手との対戦も多く、苦しい試合も多くありました。
都は、1試合目は6-1、6-4で勝った後、2試合目にフィージーのシード選手との対戦でした。丁寧にラリーを続ける相手に鋭いショットで対抗し、積極的なプレーを見せましたが、ショットが不安定な上に、状況判断が悪く、何度もゲームポイントを取りながら、7-6(4)、5-7、3-6で惜敗しました。
緊張する場面でも思い切ったショットを打ったことは高く評価しますが、状況に応じてショットを選択する力が足りません。
何度も言っているように、テニスはショットの威力で勝敗が決まるのではなく、配球がより大切です。
どうすればその持ち前のショットの威力をより高い武器にすることができるのかをよく考えてほしいと思います。
希実子も都と同じく6-1、6-0で1試合目を完勝した後、2試合目にフィージーのシード選手との対戦でした。
バランスの良い切り返しのショットを上手くコントロールできない場面もありましたが、安定したバックハンドと思い切ったチャンスボールの打ち込みでリードを奪い、6-3,7-5で勝ちました。
フォアハンドの不安定性は課題として残っていますが、高い集中力でそれを補っています。明日からの戦いが楽しみです。
南奈も苦しい戦いの連続でした。1試合目はストロークが安定せず、特に打ち込みのボールで肘が下がってアウトを繰り返し、なかなか相手を突き放すことができずにストレスの溜まる試合でしたが、なんとか6-4、6-4で勝利しました。
2試合目は鋭いフォアを武器に戦う相手に対して、良くコントロールされたクロスのショットで対抗し、時折見せるネットプレーで相手にプレッシャーをかける展開で、6-3、2-6、6-3の接戦を制しました。
1試合目に比べて、積極的なプレーも多く、特にファーストサービスでの攻撃力が目立ち、目指す戦い方ができていると感じられる試合内容であったと思います。
遥佳は、昨日に比べて安定した戦い方で、1試合目を6-1、6-1、2試合目も6-1、6-1で完勝しました。
攻撃的なショットも思い切って打ち込む場面も多く、こちらも目指す戦い方ができていると感じます。明日からの戦いが楽しみです。
雄太と大斗も昨日に比べると楽勝というわけにはいきませんでしたが、ショットの威力、配球では力の差があることをはっきりと感じさせる試合展開で、雄太は、1試合目を6-2、6-3、2試合目を6-1,6-0で勝ち、リーグ戦を1位で通過しました。
大斗も1試合目を6-0、6-0、2試合目を6-3、6-3でリーグ戦全勝を守っています。明日の試合に勝てばリーグ戦1位が決まります。
また、男子は今日からダブルスも行なわれました。
雄太と大斗の組は、ショットの威力で、6-0、6-1で圧倒しました。第1シードにランキングされているので、それに恥じないような堂々としたプレーで勝ち抜いてほしいと思います。
今日は、朝8時からフルに一日試合が行なわれ、さすがにそれを見続けて疲れました(時々夢の中にいましたが・・・)。
明日も8時から試合が組まれています。ちょっと早めに寝て、万全の体調でサポートしたいと思います。
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都は、1試合目は6-1、6-4で勝った後、2試合目にフィージーのシード選手との対戦でした。丁寧にラリーを続ける相手に鋭いショットで対抗し、積極的なプレーを見せましたが、ショットが不安定な上に、状況判断が悪く、何度もゲームポイントを取りながら、7-6(4)、5-7、3-6で惜敗しました。
緊張する場面でも思い切ったショットを打ったことは高く評価しますが、状況に応じてショットを選択する力が足りません。
何度も言っているように、テニスはショットの威力で勝敗が決まるのではなく、配球がより大切です。
どうすればその持ち前のショットの威力をより高い武器にすることができるのかをよく考えてほしいと思います。
希実子も都と同じく6-1、6-0で1試合目を完勝した後、2試合目にフィージーのシード選手との対戦でした。
バランスの良い切り返しのショットを上手くコントロールできない場面もありましたが、安定したバックハンドと思い切ったチャンスボールの打ち込みでリードを奪い、6-3,7-5で勝ちました。
フォアハンドの不安定性は課題として残っていますが、高い集中力でそれを補っています。明日からの戦いが楽しみです。
南奈も苦しい戦いの連続でした。1試合目はストロークが安定せず、特に打ち込みのボールで肘が下がってアウトを繰り返し、なかなか相手を突き放すことができずにストレスの溜まる試合でしたが、なんとか6-4、6-4で勝利しました。
2試合目は鋭いフォアを武器に戦う相手に対して、良くコントロールされたクロスのショットで対抗し、時折見せるネットプレーで相手にプレッシャーをかける展開で、6-3、2-6、6-3の接戦を制しました。
1試合目に比べて、積極的なプレーも多く、特にファーストサービスでの攻撃力が目立ち、目指す戦い方ができていると感じられる試合内容であったと思います。
遥佳は、昨日に比べて安定した戦い方で、1試合目を6-1、6-1、2試合目も6-1、6-1で完勝しました。
攻撃的なショットも思い切って打ち込む場面も多く、こちらも目指す戦い方ができていると感じます。明日からの戦いが楽しみです。
雄太と大斗も昨日に比べると楽勝というわけにはいきませんでしたが、ショットの威力、配球では力の差があることをはっきりと感じさせる試合展開で、雄太は、1試合目を6-2、6-3、2試合目を6-1,6-0で勝ち、リーグ戦を1位で通過しました。
大斗も1試合目を6-0、6-0、2試合目を6-3、6-3でリーグ戦全勝を守っています。明日の試合に勝てばリーグ戦1位が決まります。
また、男子は今日からダブルスも行なわれました。
雄太と大斗の組は、ショットの威力で、6-0、6-1で圧倒しました。第1シードにランキングされているので、それに恥じないような堂々としたプレーで勝ち抜いてほしいと思います。
今日は、朝8時からフルに一日試合が行なわれ、さすがにそれを見続けて疲れました(時々夢の中にいましたが・・・)。
明日も8時から試合が組まれています。ちょっと早めに寝て、万全の体調でサポートしたいと思います。
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2007年11月02日
ニューカレドニア遠征2日目(1039)
大会2日目は、亜熱帯地方特有のスコールで中断するなど、試合の消化が心配されましたが、なんとか強い雨が降り続かず本日の試合をすべて消化することができました。
雄太の1試合目は、相手選手の時折放つ強いスピンボールに苦しみ、そのプレッシャーに凡ミスを繰り返す苦しい展開でしたが、相手のダブルフォールと無理な強打のミスに救われて、6-2、6-3で勝利しました。
弾むボールに慣れないハードコートではある程度仕方のないことですが、もう少しフットワークを使った安定感のある試合運びを学んでほしいと思います。
第2試合は、落ち着いたプレーで、6-0、6-0で1ゲームも与えずに完勝しました。動きを見る限りコートやボールにも慣れてきたようなので明日からの試合に期待したいと思います。
遥佳の相手はスライスのショットやロブを巧みに織り交ぜてしつこく攻撃するタイプの選手でした。
課題の攻撃的なテニスを心がけて、積極的に攻めましたが、肝心なポイントでのチャンスボールを思い切って打ち込めず、相手の逆襲にポイントを失うケースが多く、5-7、4-6で接戦を落としました。
動きは良いものがありますので、チャンスボールをより思い切って打ち込むことができるようになれば自分のペースで試合をすることができるようになってくると思います。
他の選手はみんな地元のニューカレドニアの選手でしたが、南奈の対戦相手はニュージーランドの選手でした。
海外からのチャレンジなので少し警戒しましたが、体格的に勝る南奈が終始ゲームを支配し、相手選手もガッツあふれるプレーで食い下がりますが、6-0、6-2で勝ちました。
内容的には、もっと積極的に前に攻撃する意識を持ってプレーしなければなりません。ネットプレーにも果敢にチャレンジする攻撃的なテニスを目指してほしいと思います。
希実子と都、大斗はストロークの力の差が大きく、常に自分のペースで試合を運び、希実子は、6-0、6-0、都は、6-1、6-2、大斗は6-1,6-1で完勝して明日の試合に臨みます。
まだまだ練習通りに、というわけには行きませんが、徐々に積極的なプレーも見られるようになり、明日からの試合が楽しみです。
曇りがちの天気なので、快適に過ごしていますが、時折顔を見せる日差しは結構強烈で、顔や腕は真っ赤になりました。
明日からはダブルスも始まるので、長い時間試合を見ることになります。日焼けには少しケアをしながらサポートしたいと思います。
今日の試合の終了が遅かったので、夕食はホテルのレストランのビュッフェにしました。
ディナーではタヒチアンショーが開催され、南国の強烈なリズムの踊りにしばし見とれました。
また、夕暮れ時の海岸を歩いていると、ここが南国のリゾートだということを思い出します。
時間が何となくゆったりと流れるようで、遠征でのひと時を楽しく過ごしました。明日からもこういう余裕のあるまったりとした時間を過ごせたらよいと思います。
そうそう、今日は最後にこれを言わせてください。
「中日ドラゴンズ、53年振りの日本一おめでとう! よくがんばりました! 来年はリーグ戦優勝、日本シリーズ連覇に向けてがんばってください!」
ありがとうございました。
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雄太の1試合目は、相手選手の時折放つ強いスピンボールに苦しみ、そのプレッシャーに凡ミスを繰り返す苦しい展開でしたが、相手のダブルフォールと無理な強打のミスに救われて、6-2、6-3で勝利しました。
弾むボールに慣れないハードコートではある程度仕方のないことですが、もう少しフットワークを使った安定感のある試合運びを学んでほしいと思います。
第2試合は、落ち着いたプレーで、6-0、6-0で1ゲームも与えずに完勝しました。動きを見る限りコートやボールにも慣れてきたようなので明日からの試合に期待したいと思います。
遥佳の相手はスライスのショットやロブを巧みに織り交ぜてしつこく攻撃するタイプの選手でした。
課題の攻撃的なテニスを心がけて、積極的に攻めましたが、肝心なポイントでのチャンスボールを思い切って打ち込めず、相手の逆襲にポイントを失うケースが多く、5-7、4-6で接戦を落としました。
動きは良いものがありますので、チャンスボールをより思い切って打ち込むことができるようになれば自分のペースで試合をすることができるようになってくると思います。
他の選手はみんな地元のニューカレドニアの選手でしたが、南奈の対戦相手はニュージーランドの選手でした。
海外からのチャレンジなので少し警戒しましたが、体格的に勝る南奈が終始ゲームを支配し、相手選手もガッツあふれるプレーで食い下がりますが、6-0、6-2で勝ちました。
内容的には、もっと積極的に前に攻撃する意識を持ってプレーしなければなりません。ネットプレーにも果敢にチャレンジする攻撃的なテニスを目指してほしいと思います。
希実子と都、大斗はストロークの力の差が大きく、常に自分のペースで試合を運び、希実子は、6-0、6-0、都は、6-1、6-2、大斗は6-1,6-1で完勝して明日の試合に臨みます。
まだまだ練習通りに、というわけには行きませんが、徐々に積極的なプレーも見られるようになり、明日からの試合が楽しみです。
曇りがちの天気なので、快適に過ごしていますが、時折顔を見せる日差しは結構強烈で、顔や腕は真っ赤になりました。
明日からはダブルスも始まるので、長い時間試合を見ることになります。日焼けには少しケアをしながらサポートしたいと思います。
今日の試合の終了が遅かったので、夕食はホテルのレストランのビュッフェにしました。
ディナーではタヒチアンショーが開催され、南国の強烈なリズムの踊りにしばし見とれました。
また、夕暮れ時の海岸を歩いていると、ここが南国のリゾートだということを思い出します。
時間が何となくゆったりと流れるようで、遠征でのひと時を楽しく過ごしました。明日からもこういう余裕のあるまったりとした時間を過ごせたらよいと思います。
そうそう、今日は最後にこれを言わせてください。
「中日ドラゴンズ、53年振りの日本一おめでとう! よくがんばりました! 来年はリーグ戦優勝、日本シリーズ連覇に向けてがんばってください!」
ありがとうございました。
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2007年11月01日
ニューカレドニア遠征1日目(1038)
名古屋から新幹線、成田エクスプレスを乗り継いで、成田空港からニューカレドニアに無事到着しましたが、長時間の移動に加えて、元気な赤ちゃんの泣き声に寝不足気味でちょっとお疲れモードです。
空港についても迎えが来ずにその連絡に30分ほどかかり、ちょっと気分的に滅入りましたが、会場についてホストファミリーに挨拶し、ほっと一息ついて周りを見渡すと、ビーチやヨットハーバーを見下ろす最高のロケーションにある会場に心が癒されるような思いがします。
施設はそれほど素晴らしくはありませんが、このロケーションの中で試合をする経験は日本では難しいですね。
明日から、ここで子ども達がどんな戦いをしてくれるのか大変楽しみです。
会場でホストファミリーに挨拶を済ませ、荷物を運んで午後の練習となりました。女子は全員同じところにお世話になるので、ちょっと安心したようです。
庭は広大で、プールもあるそうで、練習の後にはそこでリラックスできると楽しそうに話しているのを見て、私も安心しました。
しかし、その安堵感が練習や試合前の緊張感を奪ってしまったようです。
練習に入る前のウォーミングアップができなかったり、今まで練習でやってきたことがまったくと言っていいほどできていない練習を見て少し感情的になりました。
年齢が低いということはありますが、「遊び」感覚で試合に臨むことはせっかくの機会を無駄にしてしまうことになります。
子ども達には、「海外での試合だからといって過度にがんばり過ぎたり、気合が入りすぎても良くないけれど、いつも通りに自分のすべきことをやらないことは一番だめなことだ」と厳しく言いました。
その後の練習は、もう一度ウォーミングアップから始めるように指示して、様子を伺っていましたが、いつも通りに良い雰囲気で、それなりの集中力を持って練習できていたようです。
明日は9時30分から試合が始まります。男子は5人、女子は4人のリーグ戦を3日間かけて戦います。
遠く日本から来たということで全員シードとなりました。女子は都が第1シードで、ちょっとびっくりです(笑)。
実力をきちんと評価されてのシードではないので、それほど力の差があるわけではありません。
過度に意識することなく、自分の力をそれなりに発揮できれば良いと思います。
私はオーシャンビューのスイートに滞在です。ゆったりとリラックスして大会を楽しみたいと思います。
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空港についても迎えが来ずにその連絡に30分ほどかかり、ちょっと気分的に滅入りましたが、会場についてホストファミリーに挨拶し、ほっと一息ついて周りを見渡すと、ビーチやヨットハーバーを見下ろす最高のロケーションにある会場に心が癒されるような思いがします。
施設はそれほど素晴らしくはありませんが、このロケーションの中で試合をする経験は日本では難しいですね。
明日から、ここで子ども達がどんな戦いをしてくれるのか大変楽しみです。
会場でホストファミリーに挨拶を済ませ、荷物を運んで午後の練習となりました。女子は全員同じところにお世話になるので、ちょっと安心したようです。
庭は広大で、プールもあるそうで、練習の後にはそこでリラックスできると楽しそうに話しているのを見て、私も安心しました。
しかし、その安堵感が練習や試合前の緊張感を奪ってしまったようです。
練習に入る前のウォーミングアップができなかったり、今まで練習でやってきたことがまったくと言っていいほどできていない練習を見て少し感情的になりました。
年齢が低いということはありますが、「遊び」感覚で試合に臨むことはせっかくの機会を無駄にしてしまうことになります。
子ども達には、「海外での試合だからといって過度にがんばり過ぎたり、気合が入りすぎても良くないけれど、いつも通りに自分のすべきことをやらないことは一番だめなことだ」と厳しく言いました。
その後の練習は、もう一度ウォーミングアップから始めるように指示して、様子を伺っていましたが、いつも通りに良い雰囲気で、それなりの集中力を持って練習できていたようです。
明日は9時30分から試合が始まります。男子は5人、女子は4人のリーグ戦を3日間かけて戦います。
遠く日本から来たということで全員シードとなりました。女子は都が第1シードで、ちょっとびっくりです(笑)。
実力をきちんと評価されてのシードではないので、それほど力の差があるわけではありません。
過度に意識することなく、自分の力をそれなりに発揮できれば良いと思います。
私はオーシャンビューのスイートに滞在です。ゆったりとリラックスして大会を楽しみたいと思います。
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