2007年11月09日
ニューカレドニア遠征9日目(1046)
第2大会も最終日を迎えました。男子は、ここまでともに危なげなく勝ち上がった来た大斗と雄太の決勝です。
安定した戦いをしている大斗に対して、雄太がどれくらい食い下がるのかが見ものでしたが、第1セットは鋭い切り返しのショットで大斗のミスを誘った雄太が6-3で奪いました。
第2セットに入っても雄太の好調は続きましたが、徐々に自分のタイミングをつかんだ大斗の力強いショットが決まりだし、そのスピードに押されてミスが出るようになり、第2セットは大斗が6-3で奪い返しました。
ファイナルセットは、セカンドセットの勢いがさらに増した大斗の勢いを止めることができず、6-1で大斗がとって勝利しました。
ここでは雄太の健闘が光ります。ショットの威力の差を上手い配球でかわし、切り返しの鋭さも十分に大斗のスピードに対抗できるものでした。
身体的な能力を高め、さらに技術を磨いてほしいと思います。
女子は、2大会連続で決勝に進んだ南奈と、準決勝で前回大会の準優勝者を退けて決勝に進んだ遥佳との対戦になりました。序盤は南奈がうまくサイドにボールをコントロールしてリードを奪いましたが、セットポイントを惜しいアウトで落としてからは集中力を欠いたプレーが目立ち、5-7でこのセットを落としました。
セカンドセットに入っても、その集中力をリカバリーすることができずに、大切なポイントでミスを繰り返し、0-6でセカンドセットも落として敗退しました。
テニスではうまくいかないことは多いものです。その中で、ミスをしたとき、リードを許したときにこそメンタル的にうまくリセットして常に相手に挑む気持ちを高めて戦わなくてはなりません。
この敗戦で、どういう戦い方をすれば良いのかを学んでくれれば良いと思います。
3位決定戦を戦った希実子は、積極的なショットで挑みましたが、チャンスボールの打ち込みのミスが目立ち、自分のペースがなかなかつかめないまま、5-7、3-6で前回準優勝のパプアニューギニアの選手に敗れました。
打ち込みの技術を磨き、相手のポジションなどを瞬間的に判断して、確実にポイントを奪えるようにならなければならないと思います。
5位決定戦を戦った都は、落ち着いた試合運びで、やや集中力を欠いたフィージー選手を6-0、6-2で圧倒しました。
この大会を通じてだんだんと安定した戦いができるようになってきました。そういう試合がいつでもできるようにメンタリティーも含めて成長してくれれば良いと思います。
ダブルスの男子決勝は、開き直ったように鋭いショットで挑むニュージーランドの選手に対して、コンビネーションが崩されることが多く、苦戦しましたが、ストロークの安定性でやや優位に立ち、7-5、6-4で振り切りました。
まだネットプレーは多くの課題がありますが、まずは思い切ったプレーを心がけることを忘れないでほしいと思います。
女子ダブルスの決勝は、前回大会と同じ顔合わせになりましたが、今回は堅いディフェンスを見せた希実子と遥佳の組が、6-2、6-4で優勝しました。
ポーチを含め、ネットプレーで相手にプレッシャーをかけることができるような戦いができるようになれば良いと思います。
[
今大会もすべての種目で優勝を果たしました。特に大斗の充実振りが目立ちます。
ショットの威力もそうですが、上手く配球しながらネットプレーでポイントを奪う展開が多く見られ、戦術面でもステップアップしたと感じられます。
大斗も含め、まだ多くの課題があります。その課題は強い目標意識と、明確なイメージを描くことができるかどうかが鍵になります。
この経験をきっかけにして、自分の目指す世界を少しでも感じることができ、成長のきっかけになれば良いと思います。
今大会は、ホスピタリティも充実しており、ホストファミリーも大変親切で、とても気持ち良く参加できた大会です。来年以降も機会があればチャレンジしたいと思います。
約10日間に及ぶ遠征も今日で終了です。今日の深夜の便で日本に帰ります。帰りの便は疲れもあって熟睡することでしょう。
また、十分にエネルギーを充填して、明日から練習、トレーニングにがんばってほしいと思います。
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安定した戦いをしている大斗に対して、雄太がどれくらい食い下がるのかが見ものでしたが、第1セットは鋭い切り返しのショットで大斗のミスを誘った雄太が6-3で奪いました。
第2セットに入っても雄太の好調は続きましたが、徐々に自分のタイミングをつかんだ大斗の力強いショットが決まりだし、そのスピードに押されてミスが出るようになり、第2セットは大斗が6-3で奪い返しました。
ファイナルセットは、セカンドセットの勢いがさらに増した大斗の勢いを止めることができず、6-1で大斗がとって勝利しました。
ここでは雄太の健闘が光ります。ショットの威力の差を上手い配球でかわし、切り返しの鋭さも十分に大斗のスピードに対抗できるものでした。
身体的な能力を高め、さらに技術を磨いてほしいと思います。
女子は、2大会連続で決勝に進んだ南奈と、準決勝で前回大会の準優勝者を退けて決勝に進んだ遥佳との対戦になりました。序盤は南奈がうまくサイドにボールをコントロールしてリードを奪いましたが、セットポイントを惜しいアウトで落としてからは集中力を欠いたプレーが目立ち、5-7でこのセットを落としました。
セカンドセットに入っても、その集中力をリカバリーすることができずに、大切なポイントでミスを繰り返し、0-6でセカンドセットも落として敗退しました。
テニスではうまくいかないことは多いものです。その中で、ミスをしたとき、リードを許したときにこそメンタル的にうまくリセットして常に相手に挑む気持ちを高めて戦わなくてはなりません。
この敗戦で、どういう戦い方をすれば良いのかを学んでくれれば良いと思います。
3位決定戦を戦った希実子は、積極的なショットで挑みましたが、チャンスボールの打ち込みのミスが目立ち、自分のペースがなかなかつかめないまま、5-7、3-6で前回準優勝のパプアニューギニアの選手に敗れました。
打ち込みの技術を磨き、相手のポジションなどを瞬間的に判断して、確実にポイントを奪えるようにならなければならないと思います。
5位決定戦を戦った都は、落ち着いた試合運びで、やや集中力を欠いたフィージー選手を6-0、6-2で圧倒しました。
この大会を通じてだんだんと安定した戦いができるようになってきました。そういう試合がいつでもできるようにメンタリティーも含めて成長してくれれば良いと思います。
ダブルスの男子決勝は、開き直ったように鋭いショットで挑むニュージーランドの選手に対して、コンビネーションが崩されることが多く、苦戦しましたが、ストロークの安定性でやや優位に立ち、7-5、6-4で振り切りました。
まだネットプレーは多くの課題がありますが、まずは思い切ったプレーを心がけることを忘れないでほしいと思います。
女子ダブルスの決勝は、前回大会と同じ顔合わせになりましたが、今回は堅いディフェンスを見せた希実子と遥佳の組が、6-2、6-4で優勝しました。
ポーチを含め、ネットプレーで相手にプレッシャーをかけることができるような戦いができるようになれば良いと思います。
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今大会もすべての種目で優勝を果たしました。特に大斗の充実振りが目立ちます。
ショットの威力もそうですが、上手く配球しながらネットプレーでポイントを奪う展開が多く見られ、戦術面でもステップアップしたと感じられます。
大斗も含め、まだ多くの課題があります。その課題は強い目標意識と、明確なイメージを描くことができるかどうかが鍵になります。
この経験をきっかけにして、自分の目指す世界を少しでも感じることができ、成長のきっかけになれば良いと思います。
今大会は、ホスピタリティも充実しており、ホストファミリーも大変親切で、とても気持ち良く参加できた大会です。来年以降も機会があればチャレンジしたいと思います。
約10日間に及ぶ遠征も今日で終了です。今日の深夜の便で日本に帰ります。帰りの便は疲れもあって熟睡することでしょう。
また、十分にエネルギーを充填して、明日から練習、トレーニングにがんばってほしいと思います。
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