2011年11月01日
立ち向かう心(2306)
ITFサーキットのポワチエ大会で、クルム伊達公子選手が優勝しました。
年令を重ねても、衰えない闘志と向上心には感服します。
こういう姿勢が「プロ」だということを強く感じます。
彼女のブログには、こう書いてあります。
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WTAだとランドリーサービスが大会であります。
無料でやってくれることがほとんど。
ときには有料の場合もあるけどそれでもランドリーバックを渡せばいいだけ。
今大会はサービスがありません。
でもホテルから歩いて数分のところにコインランドリーがあったので助かってます。
そしてITFになると厳しいのがボール。
今大会も1日に3~4球。
初日は4球だったのに2日目から3球。今日はまた4球。
午前&午後練習と2回やっても古いボールを使ってやらなきゃならない。
Wilsonのボールはすぐに毛羽立ち、廃れるのも早いのであっという間にダメになるんだけどそれでもそのボール使ってます。
当然、試合中もボールチェンジがWTAでは7&9なのがITFだと9&11。
飛ばなくなっているボールで打ってる時間が長くなるのでキツイ。
今週はタオルの準備もありません。
でもお水はたくさんくれます。
大会によってさまざま。
こんな状況にも順応しながらやっていかなきゃなりません。
ランキングが落ちてしまえば仕方がない。
また地道に這い上がっていくしか道はありません。
明日から本戦がスタートですがそろそろドローができ上がる頃かな。
今のすべての状況を受け入れまた0から立ち向かう心の準備をしていきます。
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最後の言葉には「ぐっ」ときます。
プロとしての生活は、華やかなことばかりではありません。
思い通りにいかないことのほうが多いはずです。
栄冠を掴んでも、そこから落ちることに対する恐怖心もあります。
そんなことをすべて受け入れて、「0から立ち向かう」ことができる選手が本当の「プロ」と言えるのではないでしょうか。
誰でもプロとして成功するわけではありません。
練習すれば必ず強くなれるわけではありません。
でも、「立ち向かう心」がなければ何も始まらないこと・・・それを知らなければならないと思います。
「伊達選手は強いなあ」・・・、と思います。
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