2008年05月06日
夢中になる(1295)
今日はゴールデンウィーク最後の休みという事で、家族サービスとして「潮干狩り」に行ってきました。
正直、貝を採るために渋滞が予測される中をわざわざ出かけるのは面倒に思いましたが、なかなか家族で出かけることが少ないので、ここはカミさんの意見を素直に聞くことにしました。
案の定、道は大変混んでいて、もうそれだけで結構疲労感がありましたので、貝を採る元気はなかったですね。
それでも子どもたちやカミさんに急かされて採り始めてみると、これが面白い!
アサリなんて適当にすくえば採れるものとばかり思っていましたが、「馬鹿貝」と言われる食用に適さない貝ばかりが採れて、なかなか良好なアサリにはたどり着きません。
ちょっとばかり侮っていましたね。
そこで、気合いを入れなおして採り始めると、何となくアサリの多そうな所をかぎ分けることができ、気がつくと網袋いっぱいのアサリをゲットしていました。
「夢中」になっていたので時間の経過は全く気になりませんでしたが、その間の時間は2時間くらいでしょうか。
休憩もせず、もちろん飲み食いもせず、ただひたすらにアサリを採り続けていました。
さすがに最後の方は腰が痛くて、背伸びをしながらあたりを見回してみると、結構広い範囲を掘った形跡を目にして、自分ながらの集中力にちょっと感心します。
きっと質の良い練習というのは「こんな感じ」の気持ちや集中力を持って練習できている時のことを言うんだろうな、などと考えていました。
それくらい「夢中」になって練習している時は、時間が経つのも忘れるし、疲労感もなく、すべてのショットに対する集中力を欠くことはないはずです。
試合の時のような緊張感の中にあって、「夢中」になる感覚に入り込むことを「ゾーンに入る」と表現したりします。
そういう意味では、今日の私はまさに「ゾーン」に入っていたということです。
たかが潮干狩りと思うなかれ。
こういう時にでも、自分の持つ集中力を発揮できるように訓練できている人間が強くなっていきます。
やはり常日頃の練習と訓練のみが「強さ」を引き出すんですね。
それを忘れないように練習に取り組んでほしいと思います。
ちなみに「潮干狩り」はとても良い訓練だと思いますよ。
みなさんもいかがですか?
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