2008年05月29日
基本のスイングとは(1317)
強くなりたいあなたに贈る100ぐらいの法則 -124-
ボールに順回転をかける「ドライブボール」がより「自然」で「基本的」であるというなら、同じように順回転をかける「トップスピン」は「基本」ではないのか、という疑問があるだろう。
実際に「トップスピン」全盛の時代があった。
多くの選手が「トップスピン」を武器に戦っていた時代である。
もちろん今も「トップスピン」は大切な武器となっている。
そのことは否定しないが、より「自然」で「基本的」なスイングは「何か」というのであれば、「トップスピン」は「ドライブボール」ほど「自然」ではない。
「トップスピン」を打つためには、肩と前腕の強い捻りが必要である。
確かにこのような動きは力を抜いて振り切ることができれば「自然」と起こってくる。
だが、より強い順回転のボール(これを「トップスピン」という)を打つためには、それを意識的に強く大きく行うように訓練しなくてはならない。
「ドライブボール」から発展的に習得できる技術といってもよいだろう。
勘違いしないでほしいのは、「トップスピンを打つな」ということではなく、より「自然」なスイングを求めて練習する過程で、自分の体力や戦術に適した技術を身につけることが大切なのであって、なんでもかんでも「基本」にまとめてしまうことは大変危険である。
「基本」は「基」になるものであるが、そこから変化していく過程で自分に最も適した形へと進化していくと考えてほしい。
人気blogランキング参加中。読み終わったらクリックお願いします!!
テニスを始めて3年目の頃、ストロークを進化させたくて夜な夜な素振りをしていました。
プロのVTRなどを見て打ち方を真似をする人も多いですが、
みんな違う身体なのに同じはずがないと、自分の身体に一番負荷がかからない状態で、
一番スウィングスピードが上がるような打ち方を見つけるまで汗だくになりながらブンブン振って振って・・・。
部屋の家具にガンガンぶつけながら・・・(笑)
おかげで振るの大好き人間になれました!!
その頃は、スピンを意識して練習していたのですが、
ここ2年くらいは、スクールで肩甲骨と股関節を意識したトレーニングをしているせいか、
逆に山なりのスピンボールからドライブボールに変わってきました。
やはり、ドライブボールのが自然なのでしょうね。
どのショットも動きも楽に、自然に、がいいに決まってますよね。
やはり自分の体にとって無理のない、というか違和感の少ない打ち方が合理的なスイングになっていることは多いと思います。
ただ、やはり力みすぎていたり、変な癖がついてしまっているケースも少なくないので、それをうまく自然な形に導くのが私の仕事ですね。
なかなかうまくないことも多いですが、多くの試行錯誤の中からより良い方法を見つけていくことが出来れば良いと思っています。
これも自然体で対応していきたいですね。