2009年03月28日
楽しく体を鍛えていく方法-5- (1579)
テニスの科学(47)
その2は、脚の内側の筋肉を鍛えることです。
膝の使い方の特集でも触れましたが、膝の内旋を上手く使うことが良い動きのためには必要であり、そのためには脚の内側の筋肉をある程度鍛える必要があります。
そのトレーニングも大変に簡単です。
膝と膝の間にボールを挟んで両側からボールをつぶすように力を加えることを何度か繰り返すだけです。
コーチの説明を受けている時間などを利用して、行なうのが良いと思います。
その場合も、若干の注意事項があります。
まずは、膝の内側の最も固い箇所にボールを挟むことです。
その位置にボールを挟んだら、膝を少し曲げて力を加えてください。
膝が伸びた状態では上手く力を加えることが出来ません。
この姿勢は、いわゆる「棒立ち」初心者のフットワーク矯正にも役立つかもしれないので、初心者から上級者まで有効に活用できるトレーニング方法です。
ただし、あまり、コーチの目の前でやるとひんしゅくを買うかもしれないし、少しカッコ悪いのが難点といえば難点です。
もし、レッスン中に出来なければ自宅に帰って、テニスボールよりも少し大きめの、子どもが使うゴムのボールを利用して行なうことが望ましいです。
これならば、人目を気にすることもないし、ねころびながら、テレビを見ながらだって出来るので、ながら族(古い!)にはもってこいのトレーニング方法です。
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同じ様な体操がコアの体操教室で行います。
この体操と肩甲骨の柔軟にする軽いストレッチをしてからテニスに出かけます。
ゴムの手まり程の大きさの柔らかいボールを使い、イスに浅く掛け、上半身を動かさないで
ボールを落とさずに両足を前後、右左、右左斜め前にとしっかり膝を上げ床を蹴り、腹筋を
意識しながら10分間行います。 弱い部分を柔軟にし、故障しない様、個人に合った
体操が必要と考え、続けております(専門の理学療法士達が専門書を参考に)。
軽いストレッチ後のラジオ体操を十数年しています(テニスにも早く再開したかったのですが)
友人達が腱を切ったり、肘を痛めているのを見ていますと、テニスを続ける為にその内側を
大切にしなければと、記事を読ませて頂き、再確認いたしました。
忙しいと家では忘れがちになりますが、思い出させて下さり、有り難うございました。
そういうメンテナンスというものは、日常的に行ってこその意味があります。
これからも楽しみながら毎日続けてくださいね。