2009年03月17日
グリップの違いで何が変わる-6- (1568)
テニスの科学(41)
4.インパクトでの手首や肘の角度が変わる
これらの関節角度については、グリップの違いが直接的に影響を及ぼすので、少なからず違いが見られます。
特にウェスタン系のグリップでは脇が締まり、肘や手首が強く曲がる傾向が見られています。
今回の実験の被験者はみなイースタングリップを本来のグリップとしていたので、逆に考えると、自由度の大きい上肢の関節角度を調節して、その違いを上肢の動きで吸収してできるだけ体幹や下肢の動きに影響を及ぼさないようにしていたのだと考えることができます。
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