2009年03月15日
グリップの違いで何が変わる-5- (1566)
テニスの科学(40)
3.スイングの方向が変わる
インパクト位置では、高さに違いが見られると書きましたが、それはトップスピンを打とうと無意識的に身体を動かした結果です。
当然、スイングの方向もウェスタン系は下から上へのスイングになりやすいということです。
しかし、これも上級者にはウェスタン系のグリップはトップスピンで打つという意識や知識が習得されていることが少なからず影響していると思われます。
実際のレッスンでは、中年の主婦などが厚いグリップで器用にスライスを打っているのに驚かされることがあります。
その場合のスイングは当然上から下へのスイングになっていて、一概に厚いグリップが下から上への方向を規定するとは言い難いと思います。
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