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Memory Board そのときどきに私が感じたことや思いなどを書き綴っています。

大島コーチ
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海外遠征(1597)



明日から海外遠征に出ます。

毎回そうですが、遠征に出る前は何とも言えない緊張感があります。

まずは、遠征中のトラブルに対しての心配です。

特に、前回は、宿泊などの関係で若干のトラブルがあったので、今回のは少し慎重になっているように感じます。

次には、しばらく日本を留守にするので、その間のレッスンや仕事の関係で不備がないかどうかの心配です。

自分がその場にいれば解決できることであっても、それができないというのは大いに心配になります。

それでも遠征に出るのは、子どもたちに遠征の経験を通して、テニスに対する「思い」を深めてもらいからです。

「思い」を深める、というと抽象的ですが、もっとテニスを好きになる、もっとテニスを頑張る気持ちを強くする、ということです。

海外に遠征に出ることは、今までの自分のテニス観とは違うものに触れることができます。

テニスに関しては、日本は少し特殊な環境にあるので、そ「世界」しか知らないと、それが当たり前になってしまいます。

太郎や可菜が海外で活躍しているニュースなんかを見ると、多くの子どもたちにこの「世界」を知ってもらいたいと思います。

私は、遠征を通して、もっと大きなイメージを持ってもらいたい、そう考えています。

人間はイメージによってその能力を発揮することができます。

より大きなイメージ、目標を持つことは、例えそれが達成できなくても、少なくとも能力の向上に役立つわけです。

今まで、いったい何回ぐらい海外遠征に出たのかを数えようと思いました。

一番初めの遠征は、今回の遠征先であるブルネイです。

大きな緊張感を覚えたのを忘れません。

それから数えて、子どもたちを連れて出た遠征は、20数回にもなります。

緊張感は薄らいできますが、子どもたちに「思い」を深めてもらいたい、その気持ちは変わりません。

準備もすぐにできるようになりました。

遠征の申請などもスムースに行うことができるようになりました。

現地での行動も大きな問題ありません。

でも、何とも言えない緊張感があります。

それは、子どもたちが、どんな「思い」を持ってくれるのか、それが分からないからかもしれません。

よく分からないものではあるけれど、だからこそ全力でサポートする、その気持ちがあれば大丈夫、そんな気がします。

帰国した時、笑顔で帰ってこられるように頑張ってこようと思います。


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コラム | 投稿者 大島コーチ 18:26 | コメント(2) | トラックバック(0)