2008年08月22日
話をする時間(1400)
試合前に調子を落としたり、試合で十分に力を発揮できなかったりする子がいる時などに、練習を中断してミーティングをすることがあります。
今、調子が悪かったり、試合で力を発揮できなかったりすることの「意味」を考える時間が必要だと思う時にそうします。
調子がちょっと悪かったりすると「今、スランプなんだよなあ」とか言ったりすることがありますが、「スランプ」の意味を知っているわけではありません。
調子が悪いことの原因として「スランプ」という言葉を使い、その言葉に振り回されて事態はさらに悪くなることも多いものです。
しかし、実際に調子が悪い時に「調子が悪い=スランプ」ではないことを理解し、「スランプ」の本当の意味を知ることで、気持ちが前向きなったり、気分が楽になったり、すっと力が抜けたりすることがあります。
そのためには何よりも子ども達と「話をする時間」が大切だと思っています。
そういう時間を持つことは、練習をすること以上に有意義だと思います。
まあ、子ども達にとっては学校の授業みたいな少し退屈な時間かもしれませんが、少しは気持ちがすっきりとするかもしれません。
それがとても大切な気がします。
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