2008年08月07日
距離感をつかめ(1385)
強くなりたいあなたに贈る100ぐらいの法則 -157-
「ドロップボレー」の練習でテイクバックの矯正に成功し、ある程度「ボレー」の形ができてきたら次のステップに進もう。
「ボレー」で最も大切なことはコースを狙うことではなく、「距離感」を養うことである。
これは、左右のターゲットを狙って「ボレー」をした場合の得点と前後のターゲットを狙った場合の得点では前後のばらつきの方が圧倒的に大きいことからも分かる。
前後の距離感がなくコントロールするのがむつかしいからだ。
ネットに近いところで打てるので角度がつけやすく、比較的容易に相手を追い込むことができるので、そのことが重要であると解説される場合が多いが、正確なコントロールのためには前後の「距離感」を養うことが大切である。
この感覚を養うことができれば、コートをより広く使って攻撃することができるので、ネットでの攻撃力は飛躍的に向上する。
ネットでの攻撃を主体とするプレーヤーを目指すのであれば、左右だけではなく、前後の攻撃力を高め、相手に大きなプレッシャーをかけることができるように訓練しなければならない。
その基本となるのが「距離感」をつかむ練習にある。
といっても何もむつかしい練習ではない。
サービスラインとベースラインの間にコーンなどのターゲットを置いて、それを狙って繰り返し練習を行うことだ。
ターゲットをおいて練習するとコントロール性能は格段に向上する。
もちろん、「カットボール」は禁止だ。
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