2008年08月26日
本気の勝負(1404)
「本気の勝負」を見たいと思っています。
アウトのコールをはっきりと言えずに、相手がポイントを取ったカウントままで、それを知りながら「主張」もしないで負けた試合を見ました。
試合の後、プレーの感想を話しますが、根本的に「相手と戦う姿勢」が欠けているとしか思えません。
もし、「本気」で相手に勝ちたいのであれば、その「主張」は絶対に曲げてはいけません。
ごまかしているわけでも、はっきりと分からなかったわけでもなく、ただはっきりと「主張」ができないだけです。
これで「本気の勝負」を挑めるはずはありません。
子どもたちは「絶対に勝ちたい!」と言います。
その「絶対」のためにどれくらい「本気」になれるのか、それを「問う」ところから始めなければなりません。
試合直前まで携帯でメールをしている選手がいます。
試合に向けての「集中力」が高まるとは思えません。
それで「本気の勝負」をできるはずはありません。
「本気」とは文字通り「本当の気持ち」です。
相手に勝ちたい、と本当に心の底から思えるのであれば、自分が何をしなければならないのか、説明するまでもなく理解できるはずです。
できない・・・それは「本気」ではないからです。
私はそう判断します。
子どもたちの気持ちが弱いことは知っています。
でも、「本気」で強くなりたい、と思うのであればまずは「本気」になることです。
いつも「本気」の試合をすることです。
そう教えていかなくてはならないと思います。
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