2008年08月24日
悔しい気持ち(1402)
負けて悔しいと思う。
その悔しい思いには、
自分のプレーが思い通りにできなかった、
という思いと
戦いに負けて悔しい、
という思いがあります。
「負けて悔しい」と思う時は、「自分は全力を尽くしたけれど負けたから悔しい」という「戦いに対する純粋性」を感じます。
「自分のプレーができなかったから悔しい」と思う時は、「本当はもっとできるのに、やれたのに」という不完全燃焼の思いが気持ちになってあらわれてきます。
では、なぜ「もっとやれなかったのか」ということを深く考えていかなければなりません。
悔しい気持ちであることは間違いないでしょう。
でも、多くの場合は「言い訳」になっているような気がします。
「今日は調子が悪かった」も同じです。
私は「調子が悪い」と思ったことはほとんどありません。
相手と戦うことだけを考えていました。
どうすれば相手が嫌がるのか、相手は何が弱点なのかをいつも考えながら試合をしていたので、自分の調子のことを考える時間がなかったのかもしれません。
そういう意味では「純粋に」戦っていたと思います。
自分の力を出し切ったと思えることも多かったと思います。
自分の力を出し切って負けた。
だから心の底から悔しいと思う。
だから次は負けないように死ぬ気で頑張る。
表現は古臭いのかもしれませんが、戦いの本質、上達の要は「ここ」にあります。
そんな戦いの後の悔し涙を美しいと思います。
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