2008年08月05日
朝練(1383)
7月21日から始まった夏休み前半の朝練が終わりました。
15日間の予定で行われた朝練に、何と私は皆勤(えらいぞ!)です。
いつもそうですが、朝練が始まる最初の2、3日が結構きついですね。
今までの生活時間が突然変わります。
朝練の時の起床時間はだいたい5時半ごろなので、11時には寝てしまいます。
2時ごろに寝るのが普通の生活から慣れるのにはちょっと時間がかかりますね。
私はこれを「国内時差ぼけ」と呼んでいます。
まあ、それでも何日か経つと、人間の身体は不思議なもので、その生活に合わせてリズムをちゃんと変えてくれます。
今日はインターハイに向けての午前練習があるので、起床時間は7時半にしましたが、6時前には「ちゃんと」起きてしまいます。
「もうちょっと寝れるのに!」という悔しい思いはありますが、これも朝練を頑張ってきた証しだと自分を褒めてあげたいですね。
いつ頃から朝練が始まったのかはよく覚えていませんが、アカデミーを始めて3、4年経った頃からではなかったと思います。
全国大会に出場する選手が何人かいて、彼らのために「練習しなければ」という思いから始まったように記憶しています。
今ではそれが当り前の行事(?)として、年間で40日以上の朝練が行われます。
しっかりと数えたことはないですが、今ではもっとやっているかもしれませんね。
もちろん、私のアカデミーでは朝練の参加は無料です。
多くの子どもたちにたくさん練習してもらいたいからです。
コーチがつきっきりでレッスンをするということはありませんが、「強くなりたい」という思いがある子が集まって練習すれば当然成果は出てきます。
今では練習開始に遅れる選手はいません。
開始時間のかなり前に来て、開門を待ちわびるように扉の前で待っている子もいます。
他のクラブの選手も、試合前のダブルスの練習などで参加してくれます。
毎朝、40名くらいの子どもたちが集まって、9面のコートいっぱいに使って練習します。
コートがいっぱいで練習できない時は、インドアコートも使って練習します。
雨でも(今年は一日も降りませんでしたが)練習に来ます。
私はその光景を見るのが大好きです。
夕方からの練習もありますので、毎日毎日続く朝練がしんどいと思う時もありますが、子どもたちが朝日の中を汗だくになって練習している姿を見ている時、とても幸せな気持ちになります。
朝練に来るのを楽しみにしている子どもも多いようです。
中には、朝5時ごろに起きて、テレビをつけ、天気予報を確認して、早々と準備をして、玄関で待っている子もいるそうです。
そんな子どもたちの「強くなりたい」という気持ちに応えるためにこの「朝練」はあるんですね。
夏休みの中盤には合宿とトレーニングキャンプ、後半にも10日間ほどの朝練があります。
子どもたちの「思い」がさらに大きくなるように頑張っていこうと思います。
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