2008年08月25日
ものの考え方を少し変える(1403)
強くなりたいあなたに贈る100ぐらいの法則 -164-
最近の子ども達は「弱い」と言われることが多くなった。
子どもばかりか、大人でもストレスに対する耐性が落ちて、ちょっとしたことで調子を落としたり、感情をコントロールできなくなっている。
それを克服するには、「ものの考え方」を少し変えなくてはならない、
これが「法則」である。
以前、こんなことを書いた。
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V・E・フランクル(「夜と霧」みすず書房)は、第二次大戦下のドイツ軍強制収容所における人間の心理を克明に記している。
その中には、「どのような過酷な状況でも人間としての尊厳を失わず、自分に与えられた仕事を誇りを持ってやり遂げようとする人がいた」と書かれている。
生き残った多くの人は、このような尊厳を持ち続けることができた人なのだ。
もちろん、そのような人でも惨殺された人は何万もいるだろうが、少なくとも、絶望に打ちひしがれ、生きる気力を失ってしまった人にはそのチャンスは少なかったと思われる。
また、その本の中で、「苦しむことはなにかをなしとげること」という言葉が大変印象に残っている。
なにかを本気になって成し遂げようとすれば、苦しみは避けては通れない。
その苦しみの中でもプライドを失わず、それにかける思いを持ち続けることで強くなれることを教えてくれているように思う。
<本当の苦しさ>を味わったとき、この言葉の<本当の意味>が見えてくるのかもしれない。
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「苦しい」と感じる時、このことを何度も何度も頭に思い浮かべるようにしている。
今の「苦しさ」の「意味」を見つけようとすることで、すべてが自分にとって「必要なこと」なのだと思えるようになってくる。
そう思えるとき、「苦しさ」が「エネルギー」に変わる。
これが「強さ」だ。
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