2008年08月02日
強くなるための練習(1380)
朝の練習の時に「強くなるための練習」について話をしました。
まずは「練習の目的」をきちんと「理解」することです。
それができれば、目的に沿ったボール出しはどのようにすれば良いのかがはっきりと分かります。
当然、練習の効率は上がります。
そして、「相手のためになる練習」をすることです。
どういうボール出しや返球をすれば相手にとって良い練習になるのかを考えることはとても大切なことです。
そう考えて真剣に練習することで、それが結局は「自分のための練習」になります。
ちょっとボール出しがミスをすると、ふてくされたような表情になる自分勝手な選手に対して、真剣に、ためになるボールを送ってはくれませんね。
ここでも相手のこと考えて、声をかけ、良いボールを送ってくれるように相手にお願いすることができたり、良いボールを送ってもらったことに対して「感謝」できる選手は良い練習ができるようになってきます。
もちろん「構え」が中途半端では良いボールはもらえません。
いつでも、どんなボールに対して反応できるような「構え」をしている選手に対しては、良い緊張感を持ってボールを出すことができます。
練習では、自分の気持ちが高まって、準備が十分に出たらボールを出してもらう人に合図をするようにしました。
お互いに準備を確認してから行う練習の方が効率は上がるように思います。
そして、ちゃんとボール出しをする人を「観る」ことが大切です。
相手の動きを良く観ていれば、次にどんなボールが配球されるのかを「予測」しやすくなります。
当然、ボールに対する「反応」は良くなりますね。
こうした練習が当たり前になって続いて行けば、それがすなわち「強くなるための練習」になっていきます。
たくさんボールを打つことは大切です。
そうした効率の良い練習にあって、さらに「質」を高めることができれば、きっと強くなっていきます。
そんな練習を自主的に行うことができる選手に成長してほしいと思います。
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