2009年01月26日
テニスのアドバイス -6- (1557)
テニスの科学(20)
・膝を曲げる
膝を曲げることは安定したストローク動作のためには大変重要である。
ただし、どのように曲げたら良いのかについては良くわかっていないコーチが多い。
ただ曲げるだけでは、全力で走っていった身体の勢いを止めることは大変に難しく、身体のバランスを崩しやすい。
そのためには、膝を内側に十分に捻ることが大切である。
大腿を十分に捻るためには膝はある程度曲がっていなくてはならない。
この時の膝の曲げ角度が最も適切な角度であることを知って、ただ単に膝を曲げろというアドバイスは行なわないようにしたいものである。
・脇を締める
脇を締めるというアドバイスで大きな勘違いをしているのは、肘を脇腹の方につけるようにすることが良いと考えることである。
特にテイクバックで肘が脇腹について、いわゆる脇が締まった格好では、前腕の内外旋がうまく使えないので、スイングスピードを高めるためにも、ボールに回転をかけるテクニック(トップスピン)も発揮しにくい。
では、脇を空けた方が良いのかというと、結論はそうである。
しかし、締めるべきポイントはある、それは肩の前面である。
腕全体をスムースに振り抜くにはこの肩前面の筋肉の引き伸ばしを行ない、体幹の回転が急激に止まる時にあわせて今度は逆に肩前面の筋肉が収縮してくるような腕の振り方が望ましい。
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