2009年01月24日
試験監督(1555)
昨日は試験監督でした。
私が作った問題を学生さんたちがどう回答に挑むのかは大変興味があるところです。
決められた点数以上を取って単位を取るということはもちろん大切なことですが、そのためだけにテストを受けというのはちょっと空しい気がします。
私はテストが好きでした。
学校から早く帰れるし、夜遅くまで起きていても文句言われないし、好きなラジオの深夜番組を楽しむことができます。
当時は「オールナイトニッポン」という番組を良く聞いていました。
テストも、「自分の力がどれくらいあるのだろうか」ということが分かるので、体力テストと同じような感覚で、順位が出るのが楽しみでした。
さすがに受験となるとそんな余裕はないのかもしれませんが、「テストは自分の力を計るもの」と考えたほうが気持ち的には楽に受けることができますね。
そんな風に考えてテストを受けていましたが、学生さんに対するテストは基本的に出題するところは教えます。
定期テストは、「これだけは覚えてほしい」ということを確認する作業だと思っているからです。
単位を取るためではなく、受けた講義が役に立つように、記憶してほしいことをきちんと記憶することができるようにテストを利用する、と考えます。
講義の時は集中力も欠き、うろ覚えであった知識も、テストのために復習することで記憶に強く残ります。
講義の中で、本当に覚えてほしいことはそれほど多くはありません。
それをあいまいにするよりは、出題することを教え、ちゃんと覚えてくるように促すことのほうが講義を活かすことになると思います。
学生さんはちゃんと勉強してきたでしょうか。
今から採点を行いますが、一人一人の顔を思い出し、楽しみながら採点したいと思います。
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