2009年01月25日
テニスのアドバイス -5- (1556)
テニスの科学(19)
・体重を乗せる
体重を乗せて打つとは、踏み込み足を大きくするなどして、打球方向への身体の重心の移動距離を大きくする打ち方をさせたい時などに多く使われるアドバイスである。
実際に体重を乗せるように打ったからといってボールの重量に変化があるわけではないが、打球方向への移動距離が大きくなることによって並進運動が大きくなりインパクトゾーンが広がるので、ミスショットが減ることが期待できる。
また、全身を大きく使うことを学習しやすく、前に踏み込むにはそれだけ早く準備の体勢に入らなければならないので、相手は打球のコースが読みにくく、戦略的にも重要である。
・軸を折るな
テニスは身体の回転運動が主体であるので、できるだけ回転効率をあげることが良いスイングということになろう。
そのためには、身体が過度に屈曲することなく、できるだけまっすぐな方が良い。
なぜなら、身体が屈曲すると、それを支えるために余分な筋力を必要とし、その部位の捻りが柔軟に行われにくくなる。
特に、サービスにおける膝の過度の屈曲や、ストローク動作における腰部の過度の屈曲や伸展は大きなマイナスである。
そのために「腰を立てる」などというアドバスが重要である。
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