2008年08月04日
ボールを強く打つという意識をなくせ!(1382)
強くなりたいあなたに贈る100ぐらいの法則 -156-
「ボールを強く打つという意識をなくす」というのは何だかむつかしいことのよう思えるかもしれないが、練習の方法はいたって簡単である。
「ドロップボレー」の練習をすれば良い。
「ドロップボレー」を分析した研究では、何も意識しない「ボレー」に比べてテイクバックが小さくなることが確認されている。
ただ「ドロップボレー」を打とうとするだけでストロークの「クセ」を矯正することができるであるからこれを練習しない手はない。
もちろん、注意すべき点はある。
それは「カットボール」を打たないことだ。
「カットボール」とは、ボールが弾んでから手前に跳ね返ってくるように強いスライス回転をかける技術のことだ。
「ドロップボレー」はネットのすぐ近くにボールを落とす技術なので、できるだけボールが相手の方に飛ばないようにスライスの回転をかけてボールを止めようとする意識が働くことが多い。
それに加えて「テニスの王子様」の手塚国光が華麗に「ゼロ式」なる「ドロップボレー」を決めるのをイメージして、それが簡単にできると思ってしまっているので(誰が?)、いきなりそれを目指す方も多いだろう(本当に?)。
しかし、前述の「ドロップボレー」の研究ではスライスの回転はかかるものの、その程度はそれほど大きくはなく、むしろ「フラットに当てる」という表現のほうが近いという結果が示されている。
「ドロップボレー」は、ボールの勢いを殺し、ネットの近くに正確にボールを落とすことだ。
そのためにはラケット面をまっすぐに正確にインパクトして、ボールの勢いを殺すためにできるだけスイングを小さくしなければならない。
テイクバックを小さくすることが何よりも大切だ。
だから、「ドロップボレー」を練習するだけで簡単にテイクバックの矯正ができてしまう。
ん~、これは素晴らしい。是非チャレンジを。
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ソフトテニスでも使えそうですね。
明日の練習でやってみます。
インターハイが終わり、全日本ジュニアも前半が過ぎようとしていますが、これから全日本ジュニアの後半に全国中学があり、ゆっくりしてられないですね。
毎日朝からずっと外にいるので、暑さには慣れました。このまま夏休みが終わるまで全力で駆け抜けたいと思っています。
でも、今日検診で血尿が出たのでちょっと心配です。