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Memory Board そのときどきに私が感じたことや思いなどを書き綴っています。

大島コーチ
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声が出ない(1587)



打ち込みなどの練習で、打つ時に「声が出ない(声を出さない)」選手がいます。

できるだけ強いショットを打つことが目的の練習なので、全力で打とうとすれば、自然と「声は出る(息を強く吐く)」ものですが、それができません。

疲労による筋力低下を観察する実験で、筋力が低下してきた時に大きな声を出すと筋力が一時的に高まることが報告されています。

これは「シャウトの効果」として知られています。

「ここぞ!」という時に、強い力を出すために「声」は大変大切であることを示しています。

強いショットを打つために声を出して全力で打とうとすると、かえって力んでしまってうまくいかないのではないか、と思われるかもしれませんが、「声を出す」ことでそれをうまく調整しています。

声が出せずに、息が詰まった状態で大きな力を出そうとすると、力みが大きくなってスイングのバランスを崩します。

そういう選手は、うまく自分のテンションを上げられず、マイナスの身体表現を取ることも多いので、持っている力をうまく引き出せないことが多いですね。

「ガッツポーズができない」と書きましたが、それは「ここ」からつながっています。

私は以前、トップ選手の試合中の行動について調べたことがあります。

そのすべての選手が大切なポイントでは声を出して打ち、ポイントを取った時にはガッツポーズなどの行動を取っていました。

その行動には個人差がありますが、多かれ少なかれ、行動の変容はあるわけです。

私はテニスという競技の特性を考えれば、このような行動を取ることが適正だと考えています。

戦いの場面では、緊張した時でもいかに自分の力を出し切れるか、ということが勝敗を決めます。

そのための訓練として、「声を出す」ことはとても効果が高いと思います。

昨日の練習でも、そう注意をして練習をさせた選手がとても良いショットを打っていました。

「このショットが打てればトップ選手になることも夢ではない」と感じさせるものです。

そんな雰囲気を作り出すための必須のアイテム、それが「声を出す」ことなのかも知れません。

これからも、スポーツ選手として、その力を最大限に引き出して戦うことができるように、いろいろと工夫しながら教えていこうと思っています。


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コラム | 投稿者 大島コーチ 12:32 | コメント(4)| トラックバック(0)
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コメント
これも興味がありますね・・・私が勉強した結果では、「声を出す」よりも「言葉を発する」という表現の方がしっくりします。言葉というのは、潜在意識と密接に関連していて、言葉を発することによって「脳」が活性化するそうです。だから・・・

日本で育成されているテニス選手は日本語で言葉を発する必要がある・・・単純にプロ選手を真似て「Come On」と掛け声をあげても無意味だと思うのですが・・・(前のコメントでも主張させて頂きましたが・・・)
投稿者 Zero Cool 2009/02/24 13:59
私は、どのような言葉であれ、それがプラスの身体表現となるのであれば構わないと思っています。
言葉は大変大切ですが、スポーツではいかに雰囲気を醸し出すのかということがより重要であると思います。
そのために言葉を大切にし、高い意識レベルを感じさせることができる選手、そんな選手に育てていきたいと思っています。
先生の指導にも興味があります。是非、レポートをお願いします。
投稿者 大島コーチ 2009/02/24 14:08
Zero Coolさんに少し誤解があるようで、本文での大島コーチの「声を出す(息を強く吐く)」は打球動作時のもので、シャラポアや少し昔はセレスが発していたしばしば奇声と呼ばれるものですよね。Zero Coolさんの「声を出す(言葉を発する)」はポイント間の言葉の様です。大島コーチもコメントではこちらのことを述べておられる様ですが。流れがかみ合っていない印象だったのでおせっかいながらコメントしました。
投稿者 osekkai 2009/02/24 17:56
本文では、打球時の発声について書いていますが、言葉を大切に使うという意識はとても大切だと思ってコメントさせていただきました。
正直、私もスペイン語で自分を鼓舞するのはどうかなという感じを持っています。
自分の気持ちを高め、戦う意識を引き出すためにうまく言葉を使ってほしいと思います。
投稿者 大島コーチ 2009/02/24 23:54
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