2009年02月01日
ラリーボール(1563)
ラリー練習について、
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大切なことは速いボールを打つことではありません。
自分が確実にコントロールできるボールのレベルを上げることです。
そのためには自分のベースを確認して練習をする必要があります。
それが「ラリー練習」です。
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と、書きました。
その通りなのですが、なかなか「自分のペース」で、というのが難しいですね。
ラリーをただ続けるだけであれば何球でも続けることができる、ということだけでは実践では通用しません。
ショットの威力の弱い低年齢の時であれば、それだけで勝ち上がることはできますが、その次のレベルにステップアップする時にそうした「クセ」が大きな壁になることもあります。
「ラリーボール」とは、「相手に攻撃されないショット」であることを理解して練習することです。
ボールのスピードが遅くても、回転が強かったり、弾まないスライスボールであったり、深いロブだったり、相手の苦手なコースだったり、攻撃されないショットはいくつもあります。
トッププロであっても、そうしたボールを配球しながら、ウイニングショットを打つチャンスを作ります。
ラリーの能力が高ければ、自分が攻撃する機会がより多くなるので試合を有利に進めることができます。
その力をつけてほしいと思います。
また、半面のラリー練習では中途半端なフットワークしか使わない選手がいます。
ただボールを打っているだけでは良い「ラリーボール」は打てません。
たとえ半面でもしっかりと動いて、自分の一番うまく打てるポイントできちんと打ってくる(打とうとする)選手のボールにはプレッシャーを受けます。
同じボールでも、そうした動きによってボールは威力を持つ、ということを忘れてはいけません。
ラリー練習とウォーミングアップのラリーのボールが変わらない選手は多いものです。
それは、こうした「意識」が低いということです。
強くなるためには、どうすれば自分の有利な展開を作ることができるか、それを一心に考えて練習しなければなりません。
そのために一番基本となるラリーを高い意識を持って練習してほしいと思います。
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