2009年01月21日
テニスのアドバイス -4- (1552)
テニスの科学(18)
・勢いを殺す
ドロップボレーやアングルボレーなどで、相手の強い打球のスピードを減少させ、ボールの飛距離を少なくしたい時のアドバイスである。
よくボールの下をこするとか、インパクトの瞬間にグリップを緩めるとかいわれるが、すごい勢いで飛んでくるボールに対してこのような仕事をすることは大変に難しい。
実際に行なっているのは、スイングのスピードをできるだけ遅くして、反発によるボールの跳ね返りスピードを少なくすれば良いのである。
そのためには、余分な動きを行なわず、自分が行なうスイングのスピードをゼロにするようなスイング動作や身体動作を訓練する必要がある。
・スマッシュでボールを指差す
スマッシュにおいて、ボールを指差すことはあまり好ましくない。
なぜなら、腕を強く伸展させて頭上に高くさし出せば、バランスが悪くなり、最も多いジャンピングスマッシュや低い弾道のロブには対応が遅れる危険性が高い。
また、強く差し出そうとすれば肩の筋肉は強く緊張し、肩周りの柔軟な捻りの動作が素早く行なえなくなる可能性も高い。
両肘は軽く曲げ、楽に上方に差し出すようにしながら身体を捻るので、指を差すというよりは、肘でボールの方向を差す方が正しい姿勢を作りやすい。
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