2009年01月05日
竜頭蛇尾(1537)
竜にちなんで思うことがあります。
「竜頭蛇尾」ということわざがあります。
よく、ヘキサゴンなどのクイズ番組に出てくる言葉ですね(笑)。
これは、
「初めは すさまじい勢いだが、終りは奮わない様子」
と、あります。
何かことを始める時、始めのうちはモチベーションも高く、やることすべてが新鮮で、やる気も高まり、行動力もあります。
しかし、どんなことでも、ある時期を過ぎると「停滞期」を迎えます。
その時は、一生懸命にやっているつもりでもなかなか成果を実感できず、やる気も失せ、行動力が低下してきます。
でも、実はこういう時期が大切なんですね。
こういう時期は、やっていることが無駄に思えてなかなかやる気が起きませんが、その時はいろいろと考えることです。
考えて、考えて、何か今までとちょっとだけでも違うことを見つけてトライすることです。
大きな変革をする必要はありません。
ほんの小さな変化が大切で、小さな成果があった時、それを心から喜べる感性を持つことです。
その積み重ねを大切に続けていくことで、ある時何かしらの大きな変化が現れます。
スポーツの場面でいえば「ブレークスルー」ですね。
そういうことが起きるのは、停滞しているように感じる時に貯めたエネルギーがあるかどうかで決まります。
小さなエネルギーを大事に大事に貯めていくことで、それが大きな動力になる、それが法則です。
蛇尾はやっぱりいやです。
竜頭のようにりっぱではなくとも、常に頭でいることができるようにしたいと思います。
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