2008年06月04日
運動会(1323)
今日は下の娘の小学校の運動会でした。
本当はこの前の日曜日に行われるはずでしたが、あいにくと午後から雨になり、残りの種目が今日に順延になりました。
こんな梅雨の時期に運動会を開催しなくてもいいだろうとは思いますが、いろいろな事情があってのこと、やむを得ないと思います。
子どもたちは一生懸命にやっていましたが、参加する保護者の数もそれほど多くはなく、何となく盛り上がりに欠けるかなと感じました。
それよりも可哀想なのは、午前に2時間ほど運動会を行ってから残りの時間は「授業がある」ということです。
後に「授業がある」と分かっていて盛り上がったり、集中してできるのかというと、ちょっと難しいかもしれませんね。
私たちの時代はどうだったのかというと、まったく記憶にはありませんが、運動会をやった後に授業なんてことはなかったように思います。
私が校長先生であれば、順延になった運動会はそのままのプログラムでもう一度はじめから一日かけてやりたいと思いますね。
一年の中でももっとも大切な行事であるので、子どもたちの気持ちややる気を考えて、思う存分力を発揮できるようにしてあげたいからです。
最近はどんなことに対してもクレームをつける親御さんもいて、運動会で授業の時数が減ることに対して不満を言う人もいるかもしれないので、なかなか「子どもたちの気持ちを最優先する」というわけにはいかないかもしれませんね。
これはどんな組織的な活動にも言えることですが、主体の立場よりも、組織としての体面や周りとの軋轢などを最大限に考慮して活動を進めなくてはならないということです。
ある程度はやむを得ないと思いますが、子どもたちの育成に関する事業に携わる者としては、やはり「子どもの気持ちを最優先に」をできるだけ忘れないように事を進めていきたいと思います。
今頃、娘たちは憂鬱な気持ちで授業を聞いているのでしょうか?
意外と早く運動会が終わって喜んでいるかもしれませんね。
本当の気持ちはどうかわかりませんが、今日のかけっこで「一番になる!」と約束し、懸命に走って、その通りに一番でゴールしたことを褒めてあげたいと思います。
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