2008年06月17日
主流の両手打ちバックを極める(1335)
強くなりたいあなたに贈る100ぐらいの法則 -136-
私がテニスを始めた頃は、多くの選手は片手打ちのバックハンドであった。
なんせ最初に習うのは片手打ちのスライスのロブだ。
今考えると無茶な教え方だとは思うが、当時はそんなものだった。
しかも教える(大いに?)のは素人の先輩だ。
そして、技術レベルの低い片手打ちバックはあまり攻撃的なショットを打てないことから、ひたすら相手のバックを狙うように教えられ、その戦術ひとつで勝ちあがる選手も少なくなかった。
かくいう私もその一人だ。
その当時、両手打ちバックハンドで世界ナンバーワンになったジミー・コナーズもいたが、どちらかというと異端視されていた。
しかし、ビヨン・ボルグがウィンブルドンで5連覇する頃からバックハンドの両手打ちが高く評価され、その後多くの選手が両手打ちのバックハンドを武器に戦うようになったと思う。
ただ、ボルグが全盛期の頃は、多くの素人さんがFILAのウェアに身を包み、DONNEYのラケットに80ポンドでストリングを張って両手打ちバックハンドを打っているのを見るのはちょっと気持ち悪かった。
もちろん、今でもエナンやモーレスモ、フェデラーのような鋭い片手打ちのバックハンドを武器にしている選手はいるが、両手打ちの選手の方が圧倒的に多いことに変わりはない。
そこで、この両手打ちのバックハンドを武器にするための秘伝を伝授していく。
あなたが「強くなるため」に少しでもお役に立てるのなら幸いである。
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