2008年06月25日
魅了するプレー(1343)
今回のウィンブルドンでは日本人応援団の多さに驚きました。
その多くは圭選手の応援のためではないかと思いますが、彼がそれだけの注目を浴びているというこを本当に不思議に思います。
私たちの前で国語の宿題をやり、寝ぐせのついた頭でぼおっとしている姿からはなかなか想像しがたいものがありますね。
しかし、彼のプレーを見ると、多くの人を「魅了」するものを持っていると感じます。
ひたむきなプレーと高い集中力、「ここ」で戦うものを持って全力でプレーする姿に人は惹きつけられるのだと思います。
強い選手とは、単に結果として勝つ、ということだけではなく、プレーが魅力的である必要があると思います。
私の写真の師匠(勝手にそうしています)の真野さんに会場でお会いしましたが、彼が以前、「フェデラーのプレーは美しい。どの瞬間を切り取っても絵になる。」と言っていたことを思い出します。
圭選手のプレーも「そこ」に近づくように進化する予感があります。
これからの進化を見届けていこうと思います。
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