2008年06月08日
ラケットを開くな!(1326)
強くなりたいあなたに贈る100ぐらいの法則 -131-
このようなサービスを矯正するもっとも大切なポイントは「グリップ」である。
「おばさんサービス」を打っている人は、間違いなく厚いグリップで握っている。
これはそのように持たないとラケット面をまっすぐに相手のほうに向けられないので、そうするしかないのだ。
もちろん、このままではボールに回転をかけることも、高い打点で打つことも難しいだろう。
また、肩の内旋動作を使って前腕を振ることができないので速いサービスを打つこともできない。
一般愛好家としてテニスを楽しむのであれば問題ないが、「強くなるため」にはここを矯正しなくては先へは進めない。
グリップの厚い人は、テイクバックをしたときにラケット面が上を向いているはずだ。
これを「オープンフェイス」という。
正しいグリップで握るとラケットの面は上を向かず、少し下を向くようになる。
これを「シャットフェイス」いう。
自分で意識的に「シャットフェイス」にしようとすると、グリップを厚く握っている人は大変不自然な手首の形なるので、だんだんとグリップを薄く握りかえるようになる。
まずはここから始めてほしい。
「グリップはこうです!」と無理に矯正しなくても、「ラケット面が上を向かないように少し下を向けましょう」とか、「まっすぐにラケットが立つように準備してください」
と指導するほうが楽に強制できる。
サービスの能力が格段に上がる可能性がある。
人気blogランキング参加中。読み終わったらクリックお願いします!!