2007年07月06日
最後は体力(934)
テニスはとてもむつかしいスポーツです。
ネットをはさんで対峙して行うスポーツではもっとも大きなコートを使用します。
ラケットスポーツの中では、もっとも重いラケットを使用します。
もちろん、ボールも重いです。
覚えるべき技術はたくさんあります。
以前、テニスの技術項目を調べたことがあります。
他のスポーツでは、多くても30~40項目程度ですが、テニスは70以上にもなります。
フォアハンドストローク(FS)だけ取り上げてみても、
トップスピン、フラット、スライスなどのボールに回転をかける技術だけではなく、ロブやドロップショット、はてはブーメランスネークなんてのもあります(ほんと?)。
それだけたくさんの技術があって、名前を覚えるだけでも大変ですから、それを実際に行うのはとてもむつかしいものです。
たくさんの技術があると、どうしても技術練習が優先されます。
日本のように使用できるコートの時間が限られていればなおさらです。
でも、選手として成長するためには、「最後は体力」が勝負であることを忘れてはいけません。
この間の試合でも、前半一方的にリードしながら、中盤から競り合いになって、後半息切れして敗退する、という試合を見ました。
上のレベルの大会になればなるほど、「この差」が大きくなります。
技術だけではカバーしきれない限界がはっきりと見えてきます。
そうならないため今から準備をしなければなりません。
先日、大会終了後に協会の練習会が行われました。
試合が終わった後でもあり、急に気温が上がったので多くの選手がへばっていたそうです。
その中で、私のクラブの選手は最後まで元気に練習しているの見て感心したという報告をもらいました。
とても嬉しく思います。
選手として、さらにもう一歩すすむための土台ができたとも感じます。
トレーニングは苦しいものです。
でも、強くなりたければ避けては通れなません。
強い意志を持ってやり続け、それが当たり前になった時、まちがいなく強くなっています。
それを信じてほしいと思います。
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