2007年07月26日
見るのが仕事(952)
私の職業はテニスコーチです。見るのが仕事です。
夏休みに入るとたくさん試合が行われるので、いっぱい試合を見ます。
昨日も朝から夕方7時までずっと試合を見ていました(途中1時間ほど寝ちゃいましたが・・・)。
試合を見ていると子ども達はいろいろな顔を見せてくれます。
勝った嬉しい顔、満足できる試合をした時の自慢げな顔、負けた時の悔しい顔、泣き顔・・・、などです。
そのすべてにドラマがあるのですね。
それを見るのは楽しみでもあり、そこから「何か」を見つける「大切な仕事」になります。
情熱のある指導者は一様に「大会会場に足を運ばないといけません」と言います。
会場に行かなくても、試合を直接見なくても子ども達がどんな試合をするのかは分かると言い放ち、会場にまったく顔を見せない指導者もいますが、すごい能力だと思います。
私にはそうした能力は備わっていないので、会場に行ってできるだけ試合を見なければならないと思います。
もちろん試合ではいろいろなことがおきます。
うまくプレーできない時がほとんどです。
相手がジャッジを公正にできないこともあるでしょう。
自分のジャッジにクレームをつけられることも多々あります(あまり見たくはありませんが、親がクレームをつける場合もあります)。
そんな時は子ども達はどんなふうに解決していくのでしょう。
自分ではうまく解決できなかったり、間違った考え方を持つこともあるかもしれません。
そんな時、その場に指導者がいたら、うまい解決の方法を教えてくれるかもしれません。
それが一番大切なことだと思います。
そういことをたくさん経験しながら、相手と戦うこと、自分と戦うこと、自分がテニスをするということ、そういうことがどういうことなのかを学んでいくのでしょう。
そのためのお手伝いをすること、それがコーチの「仕事」です。
だから明日も試合を見に行きます。
できるだけずっと試合を見ます。
できるだけたくさんの試合を見ます。
それが「仕事」ですから!
なんとか途中で寝ないようにがんばります!
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夏休みに入るとたくさん試合が行われるので、いっぱい試合を見ます。
昨日も朝から夕方7時までずっと試合を見ていました(途中1時間ほど寝ちゃいましたが・・・)。
試合を見ていると子ども達はいろいろな顔を見せてくれます。
勝った嬉しい顔、満足できる試合をした時の自慢げな顔、負けた時の悔しい顔、泣き顔・・・、などです。
そのすべてにドラマがあるのですね。
それを見るのは楽しみでもあり、そこから「何か」を見つける「大切な仕事」になります。
情熱のある指導者は一様に「大会会場に足を運ばないといけません」と言います。
会場に行かなくても、試合を直接見なくても子ども達がどんな試合をするのかは分かると言い放ち、会場にまったく顔を見せない指導者もいますが、すごい能力だと思います。
私にはそうした能力は備わっていないので、会場に行ってできるだけ試合を見なければならないと思います。
もちろん試合ではいろいろなことがおきます。
うまくプレーできない時がほとんどです。
相手がジャッジを公正にできないこともあるでしょう。
自分のジャッジにクレームをつけられることも多々あります(あまり見たくはありませんが、親がクレームをつける場合もあります)。
そんな時は子ども達はどんなふうに解決していくのでしょう。
自分ではうまく解決できなかったり、間違った考え方を持つこともあるかもしれません。
そんな時、その場に指導者がいたら、うまい解決の方法を教えてくれるかもしれません。
それが一番大切なことだと思います。
そういことをたくさん経験しながら、相手と戦うこと、自分と戦うこと、自分がテニスをするということ、そういうことがどういうことなのかを学んでいくのでしょう。
そのためのお手伝いをすること、それがコーチの「仕事」です。
だから明日も試合を見に行きます。
できるだけずっと試合を見ます。
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2007年07月26日
やり続ける(951)
強くなりたいあなたに贈る100ぐらいの法則 -30-
決断して行動しても、すぐに振り出しにもどる奴は多い。
試合に負けた後は誰でも悔しい思いをする。
そして、自分の甘さを痛感し、次にチャレンジする意欲も湧いてくることだろう。
しかし、弱い選手はその意欲が長続きしない。
強くなるには、それをどれくらい持続させることができるのかが何よりも必要な資質だと思う。
イチローのコラムを何度も紹介したが、「当たり前のことを当たり前にする」、そして、それを「やり続ける」ことができてはじめて強くなる選手として第一歩が始まるのではないだろうか。
正直こう書いていて、私も反省することしきりである。
弱音を吐き、ついつい言い訳して怠惰な自分を正当化しようとするずるい考えに支配されてしまう。
そんな時は次のような言葉を思い浮かべるようにしている。
これらの言葉は、座右の銘ではないが怠けそうになる自分を叱咤激励する効果が私にはある。
L.レゲット「成功というのは、コーチや選手にとっては95%まで継続のたまものである」
坂口安吾「負けないとは戦い続けることである」
モーパッサン「才能とは持続する情熱のことである」
どうです、けっこういい言葉でしょう。
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決断して行動しても、すぐに振り出しにもどる奴は多い。
試合に負けた後は誰でも悔しい思いをする。
そして、自分の甘さを痛感し、次にチャレンジする意欲も湧いてくることだろう。
しかし、弱い選手はその意欲が長続きしない。
強くなるには、それをどれくらい持続させることができるのかが何よりも必要な資質だと思う。
イチローのコラムを何度も紹介したが、「当たり前のことを当たり前にする」、そして、それを「やり続ける」ことができてはじめて強くなる選手として第一歩が始まるのではないだろうか。
正直こう書いていて、私も反省することしきりである。
弱音を吐き、ついつい言い訳して怠惰な自分を正当化しようとするずるい考えに支配されてしまう。
そんな時は次のような言葉を思い浮かべるようにしている。
これらの言葉は、座右の銘ではないが怠けそうになる自分を叱咤激励する効果が私にはある。
L.レゲット「成功というのは、コーチや選手にとっては95%まで継続のたまものである」
坂口安吾「負けないとは戦い続けることである」
モーパッサン「才能とは持続する情熱のことである」
どうです、けっこういい言葉でしょう。
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