2007年07月01日
大切な時間(930)
この時期は、高校生最後の試合が終ってクラブをやめて行く子がいたり、大切な試合で力を発揮できないで負けていったりといろいろと辛いことや悲しいことが多くなります。
だから私はこの季節があまり好きではありません。そういうことがあるとやはり悲しい思いをします。
私はそういう落ち込みモードの時やストレスがたまってうまく考えがまとまらない時などに必ずすることがあります。
それは「ぬるいお湯に長い時間入る」ことです。
ある研究結果では身体的にもっともリラックスできるのは38度くらいといわれていますが、それよりも低い温度で入ります。温水プールよりもちょっと暖かいくらいですね。
それくらいの温度のお湯にゆったりと入り、湯船に身を委ねていると、いろいろなことが思い浮かびます。
うまく力を発揮できないで敗れ去った試合を見たときなどは、
うまく指導できなくて申し訳ないなあ・・・
私にもっと指導力があればなあ・・・
感情的になってごめんな・・・
もっといいアドバイスがあったんじゃないかなあ・・・
などと自分を責めるような言葉が浮かんできます。
その言葉にじっと耳を傾けます・・・
その事実を受け入れます・・・
その言葉が浮かんだ時に硬くなる身体の感じを積極的に感じるようにします・・・
そうすると、その言葉の意味が転換されてきます。
力がないならもっと勉強すればいいいやん!
もっとやれることがあると思うのなら、それが見つかれば今よりももっと良くなるやん!
苦しいとか悲しいとか思うからそれが前に進む力になるんや!
そういうことを考えてる今はとても素晴らしい時間やないか!
と前向きに考えることができるようになってきます。
そういう考えが浮かんできて、気持ちが楽になるまでずっとお湯に入っています。
長いときは1時間以上も入っています。
手もふやけて変な感じなりますが、湯船からでる時は何ともいえない爽快感がありますね。
世の中にはいろいろなリラクゼーションの方法があります。どの方法が効果があるのかは分かりませんが、私にはこの方法が、そしてこの時間がとても大切です。
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