2007年07月13日
実際型(941)
明日から合宿ですが、天気予報は最悪ですね。
明後日には暴風圏内らしいです。
以前にもこういうことがありました。浜松の合宿だったと思いますが、台風の影響で時々大雨が降る中、練習を行いました。
まあ、これはこれで結構楽しいものです。
天候などの状況は自分の力でどうなるものではないので、そのような状況の中で何をしたら良いのか、どうすればその時間を楽しく有意義に過ごすことができるのかを考えた方が得なような気がします。
「プラス暗示の心理学」という本の中には、こういう考え方を持って行動する人のことを「実際型」というらしいです。
私はまさに「実際型」の人間ですね。
本にはこう書いてあります。
「自分で能力をどんどん高めていく人は、『今の自分には何ができるか』という発想で物事に取り組むが、悩みやすい人、ノイローゼになる人、スランプに陥りやすい人には、このような発想が欠如している。『なぜうまくいかないのか』『なぜ悩むのか』などと観念的に思索するだけで、実際的な対処は念頭にない。前者のパターンを持つ人を実際型、後者を観念型と呼ぶことにしよう。では、観念型の人と実際型の人の根本的な違いは何だろうか。まず、実際型の人は、いつも自分の行動のレパートリーに注意が向いている。ところが、観念型の人はこの当たり前のことに気づかない」
実際に行動を起こすことでいろいろな状況に対する対処法を身につけることができます。
ということは、どんな状況でも「自分のできることは何か」を真剣に考えて、実際的な行動を起こすことに力を注ぐという考え方を持つことがとても大切だということです。
雨は嫌かもしれません。
風は大嫌いかもしれません。
でも、この世界は、特にスポーツの世界は「自分の思い通り」にならないことばかりです。
そのことを気にして、「どうしよう、どうしよう」とうろたえたり、迷ったりしていては勝負にならないかもしれませんね。
困難な状況は、自分の実際的な行動が試されるとても貴重な経験であると考えて、積極的に行動してほしいと思います。
それが「力」になります。
でも、雨、降らんでほしいなあ・・・・。
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