2007年07月16日
合宿終了(944)
夏の大会前の合宿を無事に終了しましたが、初日は、7月に上陸した台風の中では史上最強の台風の影響で、講義と体育館でのトレーニングとなりました。
雨のおかげで、久しぶり、ん?ひょっとしたら初めて?の本格的な講義をしたような気がします。
テーマは「テニスが強くなるためのトレーニング」についてです。
いろいろなところで講義をしていますので、話す内容については何も見なくてもすらすらと言葉が出てきますが、いつも教えている子ども達が相手だとちょっと感覚が違いますね。
私のことを初めて見る子ども達は、「一体このおっさんは何やねん」みたいな目で見てきますが、いつも教えている子ども達は「おっ、(普段はおちゃらけている)大島コーチが何かまじめにしゃべっているぞ」みたいな違和感を表します。
そんな雰囲気の中でしゃべるのはちょっと話しづらい感じもありますが、子ども達にとって大切だと思っていることはひと通り話ができたと思います。
もちろん、合宿では夜もミーティングがありますので、たくさん学ぶことができた「学宿」(合宿のことをDDはこう書いていました)になったのではないでしょうか。
2日目からは台風一過の猛暑の中(2日目の午前中は無風の上に湿度むんむんで、36度ありました)、子ども達はマッチ練習を中心によくがんばって練習したと思います。
ミーティングの効果なのか、いつもと違ってとてもよい雰囲気で試合をしてる選手が多かったと感じています。
大きな声で「カモーン」と叫ぶ、小さいながらもしっかりとガッツポーズをする、思い切ったショットでエースをとる、そんな姿を見ていると涙が出そうになりました。
2日目のミーティングで「質問力」について解説し、私が指名した子ども達に質問をさせましたが、その中の一人は「コーチをやっていて一番嬉しかったことは何ですか?」と聞いてきました。
いろいろと嬉しかったことについて話をしましたが、今回の合宿でそういう雰囲気を出そうと努力している子ども達の姿を見たときは嬉しかったですね。泣かないで良かったです。
合宿に向かう車の中では雨のことを心配しましたが、そんなことはどうでもいいんですね。
私にとっては子ども達と一緒にいる時間が何よりも大切な時間であり、うれしい時だということを改めて感じる合宿となりました。
この合宿をサポートしてくれたのもOBののりあきとあやです。
一生懸命に後輩のためにがんばってくれました。一体感を感じる素晴らしいチームになってきたと感じています。
その成果がこの夏の大会で試されるわけですが、この瞬間の喜びや感動、思いを忘れなければきっと素晴らしい成果がついてくると思います。
本当に良くがんばりました。
みんなの一途な姿勢に感動しました。
私がみんなに感謝する合宿でした。
ありがとう!
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