2008年12月25日
神を信じる(1526)
今日はクリスマスですね。
良い子のみなさんにサンタさんからの贈り物は届いたでしょうか?
私の下の娘は純粋にその存在を信じているので(だんだんと疑いを持ってはいるようですが)、昨日は何となく聞き分けも良く、おりこうさんにしていたように思います。
強い信仰心がなくても、「神的な存在」を信じることはとても大切なことです。
昨日、上の娘はキリスト教系の学校に通っているので、その学校が毎年行っているクリスマスイブの聖歌の合唱に参加しました。
中学2年生と高校1年生しか参加できないので、今年で最後の参加となります。
もちろん、私は1時間半以上も前に買ったばかりのカメラを抱えて会場入りです。
しかし、もうすでに最前列は人で埋め尽くされ、なかなか撮影場所を確保することもできません。
何千人もの人がこのイベントのために集まってくる、それほどのものなんですね。
私は信仰する宗教は持ってはいませんが、聖歌を聴いていると心に感じるものがあります。
高校は仏教系の学校に通っていたので、何度となく講話を聴く機会がありましたが、その時は何も感じなくても、年齢を重ねてくると心に響くことがあります。
宗教は人間の不安が作り出すもの、というような話を聞いたことがあります。
不安になった時は、誰かにすがり、信じ、安心感を求めることでそれを振り切ることができる、というのはわかるような気がします。
特にスポーツでは、いつも大きな不安が襲いますので、そういう気持ちになることは多いと思います。
多くのスポーツ選手が試合前にお祈りをするのは、そのためなのかもしれません。
実際に強い信仰心は、人の能力を高めるということも言われます。
そういう気持ちになって、それを信じきることで、迷いのないプレーができるということでしょうか。
「自分自身を強く信じる」、それも同じような心理だと思います。
「神」と違って、絶対的な存在ではないので、信じ切るというのは難しいですが、毎日の練習を強い忍耐力でもって続けることで「そういう力」を持つことができる、ということかもしれません。
プレゼントがほしい時にだけ神に祈るのではなく、自分自身を信じるために努力する、そんな姿勢を教えてもらったような気がします。
新しく勝ったカメラは性能も良く、難しい夜の撮影でもまずまずの絵を作ってくれました。
新しいレンズがほしくなってきました。
私にもサンタからのプレゼントが届かないかなあ・・・。
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