2008年12月29日
練習の風景(1530)
昨日はヤングスターカップの予選でした。
天候に恵まれ、この時期としては大変暖かい中で大会が開催されたことを感謝しています。
また、この時期は大会も多く、参加する選手ももちろんですが、それをサポートする親御さんやコーチもしんどい思いをします。
そんな思いまでして大会に参加したり、大会を企画し、運営するのはなぜなんだろうと考えていました。
別に利益があるわけでもなく、たくさんの労力を使う意義は、大きく言えば子どもたちの成長のためということだと思います。
私ももちろんそうです。
子どもたちが一生懸命に戦っている姿と見るのが好きなんですね。
試合で大切なポイントになると、歯を食いしばってそのプレッシャーに耐えようとする姿や、転んでもなおボールを追おうとする執着心など、練習では見せない気持ちを見ることができるのも楽しみの一つです。
でも、私には一番好きな風景があります。
それは、試合が終わった後、子どもたちが集まって練習している風景です。
試合に負けてしまうと悔しいに決まっています。
でも、もうすでに次の戦いが始まっています。
そのための練習がそこにある、と確かに感じられることが心地良いのです。
成長するとは、毎日、毎日変わり続けることです。
大会とは、植物の生長に例えるのであれば、ちょっと効果のある栄養剤かもしれません。
それだけでは大きく成長することはできません。
毎日の水やりや世話がもっとも大切なことは間違いありませんが、ほんの少しプラスになることがあればうまく成長していくかもしれません。
そんな思いを持って大会を開催しています。
今日から本戦が始まります。
どんな戦いがあるのか、ラケットではなく、カメラを片手に観戦したいと思います。
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