2008年12月11日
平常心(1512)
「平常心」はコーチが持つべきもの、であると思います。
5年も6年も海外の遠征を続けてきて、やっと変な気負いもなく、違和感もなく過ごせていることを感じます。
大会の関係者の方に、
「いつも1回戦で負けてばかりいるのに、今回はいい選手を連れてきたね。」
と言われました。
今までこの大会に連れてきた選手と比べてレベルが高いとは思いません。
しかし、気負うことなく、とても良い緊張感を持って参加できているので、そう感じてくれたのかもしれません。
初めてITFの大会に参戦したのも、ブルネイのこの大会でした。
はじめて参加する大会ということもあって、意気込みも強く、子どもたちに妥協を許さない姿勢は、大きなプレッシャーになったかもしれません。
実際にケガをした選手もいて、日常と違うことばかりを強調しすぎて、「平常心」で臨むことの大切さを忘れていたのかもしれません。
お金もかけます。
時間もかけます。
いろいろなことを犠牲にしてくるので、気合は入りまくりです。
そうした「思い」は大切です。
でも、戦いの場においては、ただ自分のすべきことに目を向けることの大切を説いていかなくてはなりません。
それを指導者自身が出来ないのであれば、それは成果を残すことにはつながりにくいと思うのです。
これから何度遠征を行うのかわかりませんが、「平常心」、それを心に刻んで臨みたいと思います。
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