2008年12月18日
コミュニケーション(1519)
コーチング論(1)
コーチングで、一番大切なのは「コミュニケーション」です。
「コミュニケーション」とは、ある人とある人の関係(性)のことを言います。
この関係をできる限り円滑に構築するためには、「相互選択」の自由を認めることです。
「総合選択」とは、お互いのやりたいことを最大公約数的に歩み寄り、理解を示して納得すること、そのように努力することです。
自分の選択ばかりを相手に押し付けていると、そこには必ず反発や反感が芽生えます。
人間はマイナス的な感情の方に強く意識を向けやすいので、一旦マイナス的な感情が生まれるとそれを修復することは難しくなります。
円滑な「コミュニケーション」を壊すことは簡単ですが、取り戻すのは大変な努力がいるのです。
それを乗り越えて、うまく「コミュニケーション」が取れるようになれば、あとは「自分の信念に従って行動すること」です。
「コミュニケーション」を図りながら、周りとの連携をとって行動力を発揮することではじめて「道」は開けます。
コーチングとは、この「道」を、何もないところから切り開いて整備することにほかなりません。
「道」を誤ることも、途中で断念することも、連携不足で資材が調達できず中断することも多々あります。
そうした失敗を繰り返して、うまく「道」を整備できるようになってきます。
困難が多ければ多いほど完成の喜びは大きい、そのことを知っているのが「本当のコーチ」だと思います。
仕事とは、突き詰めて考えていくと、人のため、世のために何かをすることだ、と誰かが言いました。
私も同感です。
いろいろな考えや目標があって、それぞれの仕事に打ち込んでいます。
でも、その仕事がどれくらい人のためになっているのか、世のためになっているのかという視点を忘れていては本当の仕事にはならないというようなことを言っていました。
私の仕事が、どれくらい人のためになっているのか、世のためになっているのかということはわかりませんが、できるだけそうありたいと思っています。
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