2008年11月05日
学ぶこと(1475)
「学ぶことをやめたら、教えることをやめなければならない。」
元サッカーフランス代表監督のロジェ・ルメールの言葉です。
人に何かを教えるということは、相手よりも多くの知識や経験があることはもちろん大切ですが、学び続ける姿勢を失くさないということは何よりも大切です。
私はその姿勢を失くさないように多くの本を読みますが、大学での講義を始めたことは大いに刺激になっています。
実は、その話があった時、はじめは断りました。
大学での講義にはあまり興味はありませんでしたし、寮生をはじめとして多くの子どもたちを教えているので、そのことに時間をとられることに抵抗感があったからです。
でも、
「これはもう一度学び直す機会を与えてもらったのかもしれない」
と、ふっと思い返して、引き受けることにしました。
講義の前日にはその準備をします。
話の内容を考え、それに関する本や資料を読み直します。
昔読んだ本の書き込みなんかを懐かしく感じながら、多くの忘れていた知識がよみがえってくるようです。
そのひとつひとつの学びの跡が、今につながっているように思います。
今まで学んできたことが、学び続けてきたことが大きな力になっています。
これからも教えていこうと思います。
そのためには、いつでも、どんなことからでも、誰からでも学ぼうとする姿勢を失わないようにしていくつもりです。
大学での講義を始めたことが、学ぶ喜びを深めたことに感謝します。
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これも教えることの大切さを表しています。
教えながら学ぶ、本当の真意は「そこ」にあるのかもしれません。
これからも楽しみながら教えていこうと思います。