2008年11月21日
自覚(1491)
今日の練習で好ましくない態度をした選手がいました。
そのことについて少し話をしました。
まず理由を聞いてみると、
「そういうことは良くないと分かっているけど、自覚が足りなかった。」
「(好ましい)行動をやろうとしても感情的になってしまう。」
ということらしいです。
この「自覚が足りなかった」ということがすべてだと思います。
もし、これが大学のセレクションだったり、大切な練習会だったり、レッスンであれば「そういう行動」はしないはずです。
ただの1回も「そういう行動」はないと思います。
それは「自覚」が薄いからです。
練習は一生懸命にやっています。
それを認めてもなお高い「自覚」に支えられて行動すべきです。
行動力を生み出すのは、ある程度の「緊張感」と「自覚」です。
「自覚」とは、「自分の地位・責務や欠点が どんなものであるかを、よく考えて知っていること。」とあります。
自分が「どう行動すべきか」をよく知っているということですね。
その意識が高いレベルにないと、好ましい行動をすることはできないということです。
「閾値(いきち)」という言葉があります。
これはある程度のレベル以上にないとまったく作用しない基準となる値のことですが、「自覚」のレベルがこの「閾値」に達していなければ実際の行動としては現れてこないということです。
強くなるにはこの「閾値」以上の「自覚」のレベルに常に自分が「ある」ということが大切です。
それが当たり前になれば間違いなく「強くなるための行動」ができます。
強くなるに決まっています。
そうあってほしいと思います。
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