2008年11月01日
冬期のウォーミングアップとトレーニング(1471)
だんだんと寒くなって、いよいよ冬の到来を感じさせるこの頃です。
基本的に屋外でテニスを指導する身には、寒さは疲労感を大きくしますので、ちょっとつらい季節です。
練習に関しても、できるだけ体を冷やさないように気を配りながらメニューを作りますので、ちょっと面倒です。
そして、何よりも寒くなってくると怪我や体調の管理が心配です。
今日は、寒くなってくる時期に大切なウォーミングアップとトレーニングについて話をします。
私のオフィシャルホームページ(トレーニング科学研究所のページ)にもアップしてありますので、興味のある方はご覧ください。
「冬期のウォーミングアップとトレーニングで注意する点」
・寒いところでのストレッチは避けてください。
・関節などに障害が起きる可能性が高いので、障害の起き易い部位を、大きな筋肉の順でストレッチを行って下さい。
・ジョギングでは、様々な体操を取り入れて、筋肉がテニスの動きに対して十分反応できるようにすることが目的です。
・筋肉は、意外に早く温度が下がるので、事前の軽いトレーニングで心拍数をある程度上げておく必要があります(通常のウォームアップに、サイドステップ&スプリントを加えると良いでしょう)。
・テニスの練習に入る前にミニテニスのプラクティスから入るのは、筋肉の動員準備を進める上で必要ですが、事前にできるだけ関節を大きく動かすように素振りなどをすると効果的です。
・プラクティスでは、練習開始期のプラクティスでは動きをできるだけ止めないように、細かくステップを連続して行うように心がけましょう。
・グリップが滑ると手首や肘をいためる原因になりますので、新しいウェットタイプグリップを巻くなどの準備をしてください。
・トレーニングは、メインの種目の前に、事前にプレトレーニングとして、軽くジャンプを繰り返すなどのトレーニングを入れると、障害の発生率が押さえられます。
・気温が極端に低いときは、強いジャンプの負荷を与えるようなトレーニングは避けてください(シャトルランや、ステップワークなど、運動量をある程度確保でき、身体負荷が余り大きくない種目を選んでください)。
・冬場のランニングは効果的です。
・練習後の着替えは必ず行ってください。
以上です。
冬は練習やトレーニングをするのにつらい季節ですが、自分の力を高めるには最適な季節とも言えます。
ケガなどに注意しながら、最高のテニスライフが送れるといいですね。
ハッピー、ウィンターシーズン!
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