2008年11月24日
聴く(1495)
友人たちと過ごす時間はかけがえのないものです。
昨日も気がつけば12時を回り、5時間を過ぎてもなお語り尽きない、ということはそれだけ共有している時間がお互いに大切な時間だからですね。
特に話を「聞いてもらっている」時は気持ちも落ち着き、何とも言えない心地よい感覚があります。
カウンセリングの基本技術の中に「傾聴」というのがあります。
これはただ「聞く」というの違い、心を寄せて「聴く」ということです。
「聞く」と「聴く」の違いは、「耳」で言葉を理解するのと、「心」で深く共感して解る、という違いです。
漢字にもちゃんとその違いが表わされています。
「言葉」の成り立ちには大変深いものがあると感嘆するとともに、「心」で共感することの大切さをしみじみと思います。
特にIコーチは、「これ」がうまいですね。
私とYコーチは、どちらかというと一方的に自分の意見を相手に伝えようと(押し付けようと?)する傾向が強いですが、彼はきちんと「聴いて」います。
スポーツを指導する立場にある人間にとって、自分の意見をしっかりと通す強い自我が必要なこともありますので、どちらが良いということは言えませんが、「聴く」ことのうまい人間は、周りにいる人間をよりたくさん幸せにできると思います。
私も指導においてはいつも心がけようとしていることですが、物理的な時間がないこともそうですが、せっかちで自我を通そうとする性格もあって、なかなか「聴く」ということができていないと反省しています。
「見れば分かる」・・・その通りかもしれませんが、「言葉」で伝えられることも多いはずです。
子どもたちの「言葉」をうまく「聴いて」、その「思い」をきちんと受け止めるように努めなければならない、と思っています。
そういう「気づき」も与えてくれる・・・友との時間は、本当にかけがえのない時間です。
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