2008年09月22日
基本コンセプト(1431)
ロングウッドプレーヤーズコースの保護者会を開催しました。
最近はあまり行っていなかったので、久しぶりの保護者会となりました。
9月いっぱいでスタッフが辞めることに伴って、練習スケジュールの変更があるので、その連絡などをしました。
また、せっかくの機会なので、このアカデミーの「基本コンセプト」について話をさせていただきました。
「基本コンセプト」などと言うと何だか難しいことを言っているように思われますが、要は「こうしていきたい!」という「思い」です。
それは、こんなようなことです。
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・確かな知識と経験に裏付けされたプログラムで効率的に能力の向上を図ります。
・自主性を重んじ、コーチ不在であっても自主的に練習できるように訓練します。
・学校との連携を強め、学校の部活動に拘束されない育成プログラムを目指します。
・大学への進学をサポートし、長期に渡ってその能力を磨く機会を提供します。
・海外遠征を含む遠征のサポートを行います。
・専門的なトレーニングプログラムを提供します。
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私が作っていきたいのは「テニススクール」ではなく、「アカデミー」です。
その「違いが何のか」については良く理解していただけないことが多いので、この「基本コンセプト」を示し、具体的に指導している練習カリキュラムやトレーニングカリキュラムについて説明し、理解を深めていただくようにお願いいたしました。
練習カリキュラムについてはオンコートでも説明をし、より具体的にその内容を知っていただくことが大切と考えました。
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アカデミーでは、できるだけたくさん練習できるように練習スケジュールを組んでいます。
たくさんボールを打つことで上達することを目指すからです。
そのために選手同士でボール出しを行う練習が主になります。
その点を誤解される場合は少なくありません。
コーチがネット越しにボール出しをしながらアドバイスを行う形式の指導カリキュラム(このような形式のテニススクールは日本しかありません)はあまり効果がないことが立証されています。
また、そのような方式では決められた時間内で打てるボールの数が少ないばかりか、練習中に協調性に欠ける行動をとる子どもたちは少なくありません。
アカデミーの練習プログラムは、そのような非効率的な練習プログラムを極力排し、練習の課題を明確にし、ボール出しも細かく指示され、選手同士の協調性をベースにしながらもコーチのアドバイスが最も有効に働くように考えられています。
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その練習カリキュラムの一部ではありますが、寮生の子どもたちに手伝ってもらってデモンストレーションを行いました。
今回は練習カリキュラムだけのデモンストレーションを行いましたが、もちろん、トレーニングカリキュラムについても今後詳しく説明をしていくつもりです。
今回はその概要について説明させていただきました。
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アカデミーは、専門のトレーニングを指導しています。
そのプログラムの有効性は、多くのトップレベルで活躍する選手やプロ選手を指導した実績に加え、名古屋高校や佐賀龍谷高校の選手の活躍が証明しています。
指導するプログラムは基本的にトップ選手が行うトレーニングと同じ内容で構成されています。
体幹の筋力アップ、股関節の動きを向上させるトレーニング、瞬発力を向上させるトレーニングを中心にプログラムされています。
それ以外にも練習前のトレーニングとして、ダッシュやサイドステップを取り入れて、効率的に身体能力の向上を図ります。
また、練習終了後にはクールダウンを行い、身体のケアに対する意識を高めています。
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また、私立の中学への進学については、名古屋国際中学以外の私立の中学に、テニスの推薦などで入学を希望する選手の受講を認めないことも伝えました(高校への進学は認めています)。
私が考えるアカデミーは、学校との連携を強めることでより充実したものになります。
その提携を進めている名古屋国際中高との連携をこれからより強固なものにしてかなくてはならない、という思いがあります。
まだスタートしたばかりのなので、その活動がはっきりとした成果として現われていなかったり、よく理解されていないので大きなことは言えませんが、「基本コンセプト」に従って、大きなビジョンを持って進んでいきたいと思っています。
他にも、個人カルテを作成し、子どもたちの問題点や課題を伝えることができるようにするシステム作りをすることも約束しました。
このようなシステム作りが、すなわち「アカデミー」を形作っていきます。
日本においてはあまり馴染みがないシステムなので、理解をしていただくのに時間がかかったり、誤解されることもあるかもしれません。
でも、「基本コンセプト」が崩れることはありません。
その理念に沿ってこれからも活動を続けていこうと思います。
自分の、そして子どもたちの夢を実現するために・・・
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