2008年09月21日
良い「表情」で闘う(1430)
強くなりたいあなたに贈る100ぐらいの法則 -174-
「目は口ほどにものを言う」といわれる。
また、スポーツの場面では、練習中や試合中に「表情を変えるな!」という指示が与えられる場合も多い。
このことは、「表情」には意味があり、それがプレーに影響するものであることを示している。
しかし、意外と自分の「表情」の変化が相手に有利な条件を与えていることに気づいていない場合や、気づいていても実行することを訓練していないために、十分に遂行することができない人は多い。
テニスコートの上で、自分の「感情」、特に自信喪失や不安の「感情」を相手に隠しておくことは大変重要なことだ。
私は、表情の中でも特に「目の表情」を大切にするように指導している。
相手のほうを怒りに満ちた目で突き刺すように見るのでもなく、不安げにきょろきょろするのでもなく、自分が最も集中した「良い目」で相手を見ることだ。
動物は、相手と対峙したとき、その「表情」、特に「目の表情」で自分との力の優劣を判断し、自分が不利だと感じると戦わずして退散していく。
人間も、動物と同じように「表情」によって相手の状態を無意識のうちに探っている。
相手に無意識のうちにプレッシャーを与えることができる「表情」は、試合を有利に進めるためにとても大切な要因である。
そして、そのような「表情」はトレーニングによって培うことができることを覚えておいてほしい。
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沢山の記事を読ませて頂いております。
tennisの練習をし、また日常生活や仕事のなかで、考えさせられる言葉に、励みと元気を頂いております。良い言葉に感謝しております。
このようなコメントをいただくことで私も元気になってきます。
こうして「書く」ということを私自身の訓練としてやっています。
そして、それは子どもたちへのメッセージだったり、自分の思いだったりします。
なかなか伝えるということは難しいことですが、ひとつの自己実現として続けていこうと思います。