2008年09月06日
エネルギーを奪う思考をするな!(1415)
強くなりたいあなたに贈る100ぐらいの法則 -169-
成長ための「エネルギー」を作り出す「スランプ」ではあるが、その「エネルギー」を奪ってしまう考え方がある。
この考え方に強く意識を支配されてしまうと、「エネルギー」が高まっていかない。
「エネルギー」を奪ってしまう考え方、それは、「どうせ思考」と「べき思考」である。
伊藤順康(「自己変革の心理学」講談社現代新書)は、
どうせ、という思考は、未来に向けて積極的に事態を打開しようとする意欲を放棄してしまうのである。
つまり、未来に向かっての努力を放棄し、自分で自分の可能性を断ち切ってしまうことになるわけである。
と言っている。
また、
絶望的な不幸感の背後には、ねばならないとかあるべきであるといった『べき思考』が存在しているのである。
とも言っている。
「どうせ、自分にはできるはずはない」
「どうせ、私なんかあの子に勝てるはずはない」
「私は絶対に勝たなくてはならない」
「チャンピオンでなければ意味はない」・・・・
こんな考え方は自滅や不幸に導く不適切な考え方である。
エネルギーは奪われて先へは進めない。
私は、
「不適切な思考に基づく不適切な自己評価をしない」
「仮想は仮に想うことであり、未来にそれが手に入らないことを恐れたりしない」
「過去のことを想い、後悔しない」
ということを話した。
そして、「そんな考え方が持てるようになればいいね」とにっこり笑って見せた。
そんなアプローチが良いと思っている。
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