2008年09月30日
ふんばって構えるな(1439)
強くなりたいあなたに贈る100ぐらいの法則 -178-
しかし、いくら安定した「構え」が良いといっても、いわゆる「ふんばって構える」のが良いのかという疑問が残る。
もし、そうであるならば、相撲の四股のように「構える」ことが良いことになる。
これでは俊敏な動きができないことは容易に想像できる。
では、テニスに適した「構え」とはどのようなものだろうか。
それは、ひとことでいえば、「不安定な安定状態」ともいうべきもので、ちょっとしたことで安定が崩れてしまう限界点での安定状態で「構える」というのが良い。
具体的には、足の長さ(かかとからつま先まで)を100%として、かかとの位置から60%ぐらいの位置に重心がくるように軽く前傾した状態がその限界点であるといわれている。
要するに、ちょっとしたことで身体が動きだせるように前傾を保って「構える」のが良いということだ。
かかと寄りに重心のかかる(どっしりと安定した)姿勢で構えてはいけない。
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