2008年06月16日
変化するということ(1334)
2年ほど前に「アカデミーとしての次のステップ」をどうしようかと考えていて、ふっと「寮を作ろう!」と思い立ちました。
いろいろな物件を探しましたが、なかなか手ごろなものがなく、半分あきらめかけていた時に偶然見つけることができました(神様っているのかもしれない)。
週末に県外からの子どもたちが来ますが、何日も通うとなると交通費もかかるし、送り迎えも大変です。
そうした負担を軽減し、より充実した練習環境を作るためには、いつでも気軽に宿泊できる場所が必要なのではないかと考えたのが「寮」を作るきっかけになりました。
でも、「寮」を作ることは以前から目標のひとつでした。
「アカデミー」を目指す以上は、このような施設は絶対に必要であると考えていたからです。
実際には、そう思っていても、お金はかかるし、責任も大きくなるので、「そこまでする必要があるのか?」といつも自分に問いかけますが、答えはいつも「YES」でした。
子ども達が「寮」からクラブに向かい、練習してまた帰ってきます。
そして、いろいろなことを話しながらテニスの夢が膨らんでいきます。
そんな「場所」になれば良いと思っています。
始めてみるといろいろな問題が出てくるし、管理は予想以上に大変ですが、夢が不安を押しのけます。
現在、2名の中学生と3名の高校生が「寮」で生活しています。
子ども達の夢が大きく広がっていけばいいなあ、と思います。
私は「変化し続けることで安定する」という考え方が好きです。
その時その時で最良、最適なものは変わります。
その時、「変化を求めず」、「変化を恐れ」、「変化を疎む気持ちになる」と、きっとすべてが「不安定」になると思います。
「変化の中の安定」、それが何事も、「続けていく」、「続いていく」秘訣なのではないのかと思っています。
強くなろうとすれば、「何か」を変えなくてはなりません。
その時、すぐには上手くいかなくて、「これでいいのだろうか?」と不安になったり、焦ったりするものでありますが、それらはすべて次のステップのために必要なことだと「信じること」でしか前には進めません。
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